goo blog サービス終了のお知らせ 

blue deco design lab

クリエイティブが大好きなのに、なぜか商社マンになってしまった私のマニアバース!

3つの「鉄腕アトム」アニメ

2009-04-30 00:26:00 | 漫画/アニメ
僕はロボットものアニメの中でも、特に元祖である「鉄腕アトム」と「鉄人28号」は大好きである。アトムと鉄人は全くタイプが異なるロボットで、鉄人はコントローラーにより、人間によって操縦される巨大ロボット。つまり、誰がリモコンを握るかによって鉄人28号は正義にも悪にもなるのだ。一方、アトムは少年ロボットで、人間並みの感情が宿っており、自我が目覚める中で自分がロボットであることに苦悩していく。同じロボットでも実に対照的な2作品だが、常に時代の節目に登場し、良きライバルとして人気を二分してきた。

前回、手塚治虫展の模様を紹介したが、今回は鉄腕アトムの3つのテレビアニメに関して紹介したい。

鉄腕アトムはこれまでに3回アニメテレビ化されている。最初は1963年1月から1966年12月まで4年間に渡り、193話が放映された第1作のアトム。まさに日本で最初の連続テレビアニメ作品として登場したアニメ界の金字塔であり、193話も放映されたことでもその人気ぶりが伺える。最高視聴率40.7%を上げ、アニメ作品としては現在でも史上最高記録を保持している。基本的には一部の話を除き、白黒で放映された。この第1作のアトムはかなり前のブログでも紹介したが、2枚のDVDを持っている。

続いて、1980年10月から1981年12月までで全52話放映された第2作。こちらは初のカラー版アトム作品で、僕が小学生の時にリアルタイムで見ていた唯一のシリーズである。ちょうどこの頃、ライバルの鉄人28号も「太陽の使者 鉄人28号」としてリメイク版放映され、やはり常に時代は同じタイミングでアトムと鉄人を求めていたのである。この第2作のアトムは、先日ブックオフでDVD5枚セットを発見し、思わず即買いしたのだが、見てみると覚えている話も多く、実に懐かしかった。

そして第3作が登場したのは、2003年4月から2004年3月までの1年間で、全50話放映された、手塚治虫亡き後に制作されたアトム。こちらは放映当時見ていなかった為、最近になってDVDを購入して見たが、第2作と比べアニメのレベルが格段に上がっており、より美しい表現となっているのが印象的。アトラスやウランちゃんが出てくる基本的な展開は変わっていないが、ややハード且つシリアスに描いたバージョンとなっている。時代背景もあり、主題歌をZONEやCHEMISTRY/m-flo, 藤井フミヤなどが担当。

そして、今年はアトムに取ってまた忘れられない年になりそうだ。何故なら、先日のブログで紹介したハリウッド版の鉄腕アトムである「Astro Boy」が秋に公開されるからである。こちらはどこまで原作に忠実で、どの部分が逆に違う解釈になっているのか、またハリウッドアニメ技術の手にかかると、どのくらい美しい映像となるのかなど、色々と見所満載である。また、これまで鉄腕アトムを知らない子供たちにもアトムの魅力に触れて貰いたいものである。



ベンツの自転車、完全復活!!

2009-04-27 22:51:00 | スポーツ
1996年に、何と”ベンツ”の自転車を購入した。メルセデスベンツが出したトレッキングバイク「MB Bike」。ベンツの正規ディーラーのみで発売された限定生産品で、販売当時20万円もしたが、思わず雑誌で見て一目惚れしてしまい購入してしまった。ドイツからの輸入品だったので、注文してから納入までに3カ月以上の時間がかかったが、入手した時は思わず感動してしまったものだ。自転車を受け取りに行く際には、友人にわざわざ車を出して貰い、横浜のベンツ正規ディーラーまで受け取りに行った。

買ってから暫くは嬉しさのあまり頻繁に乗っていたが、次第にその辺りに駐車しておくと盗まれてしまうのではないかと気になり出してあまり乗らなくなってしまったが、これでは折角のベンツも宝の持ち腐れである(笑)。その後1998年からのアメリカ・サンノゼ駐在となった時は自転車を持って行き、向こうでも暫く乗っていたが、2002年にアメリカから持ち帰って以来、またすっかり乗らなくなっていた。2005年からのNY駐在時には日本の実家で預かって貰い、そのままつい先日まで実家で保管され続けていたのである。

しかし先週末、約6年ぶりに実家のベンツ製自転車を引っ張り出し、時間をかけて長年のサビを落とし、パンクしていたタイヤのチューブを新しいものに交換した。そして青葉台の実家からたまプラーザの自宅まで約20分の道のりをベンツの自転車に乗って持ち帰った。しかし、普段は車であっと言う間に過ぎてしまう見慣れた景色も、自転車に乗って通って適度なスピードで走ってみると、花の美しさや、鳥のさえずりなど初めての気が付くことが多く、また風を肌で感じ、空気の匂いを感じ取ることが出来るのだ。これも自転車ならではの楽しみの一つであろう。

さてこのベンツの自転車だが、20万円するだけあって、その仕様はさすがにベンツ。素晴らしい作り込みがなされている。まず自転車のデザインだが、黒とシルバーのシンプルなスタイリングで、フレームは丈夫で且つ路面安定性の高い独特のリアー構造を持つ極太フレーム。もちろん、自転車の前面にはあのベンツのロゴが入り、フレームにもローマ字でMercedes-Benzと記載されている。フレームの素材は軽量でしなやかなアルミニウムを使用。

ハンドルバーは人間工学に基づいて開発された独特デザイン。そして内装式7段変速ギアシステムを採用し、停車中でも走行中でもギアチェンジが楽々可能。駆動はベルトドライブ方式。スタート時のペダリング性が良く、また騒音も少ない。チェーンのように潤滑油も必要なく、クリーンな環境に貢献している。バッゲージキャリアはセーフティーロックにも早変わりする優れもの。

このベンツの自転車には、車同様、しっかりした取扱い説明書と保証書が付いていたが、こちらは今も大事に保管している。

これでベンツの自転車、6年振りの完全復活で、すっかり気分は自転車モードになってきた。ちょうど季節も良くなってきたので、梅雨に入ってしまうまでの間、ベンツの自転車を週末に満喫したいと思う。

実は、このベンツの自転車のプラモデルも当時発売され、こちらも思わず購入した。しかし結局組み立てず、まだ箱に入ったままの状態で今も保管している。こちらも今となっては貴重なプラモである。


手塚治虫展の感動!

2009-04-26 01:13:00 | 漫画/アニメ
4月18日から江戸東京博物館で開催されている、「手塚治虫展 / 未来へのメッセージ」を訪れた。これは手塚治虫生誕80周年記念の特別展として6月21日まで開催される。始まる前から凄く楽しみにしていた展示会だったので、わくわくしながら訪問したのだが、期待以上の素晴らしい展示会であった。開催期間中にもう一度訪れたいと考えている。

手塚治虫が他界してからもう20年が経ってしまったと思うと時間の流れは本当に早いものである。僕は小学生の頃、将来漫画家になりたいと思っており、当時手塚治虫に自分の描いた漫画と手紙を送り、返事のサイン入りハガキが戻ってきたことは以前ブログにも描いたが、熱狂的な手塚治虫ファンであった僕にとって、この時の出来事は一生忘れられない。手塚治虫は、まさに僕にとって憧れていた人であった。その意味では本展示会でまた手塚治虫の魂に触れることによって、小学生当時の自分にも戻れたような気がして、感無量であった。

本展示会では、手塚治虫の描いた漫画の直筆原稿が数多く展示され、また手塚治虫の生涯を通じたテーマであった「人間とは何か」、「生と死の本質」などに迫る内容。特に今回改めて感動したのは、手塚治虫が小学生の時に描いた漫画の直筆原稿が展示されていたが、小学生が描いたとは思えない程の漫画のうまさと絶妙なタッチ。そして、「ストーリーテラー」としての手塚治虫の凄さ。手塚治虫を目指した漫画家は実に多いが、やはり彼は「天才」であり、漫画を描く為に産まれてきた人であることを改めて痛感した。また、手塚治虫は昆虫博士であり、当時手帳に細かく描いていた昆虫の絵を見て、その昆虫へのこだわりとディテールの素晴らしさに改めて感動してしまった。

手塚治虫は、日本が世界に誇れる歴史上の人物の一人であると思う。彼は60年の生涯で、常に「生と死」について問いかけながら、「ブラックジャック」やライフワークともなった「火の鳥」の中で語っていった。自我を持ったアトムが抱えていた苦悩もまさに人間とは何か、生と死とは何かを追求した結果でもある。

今回、展示会場では多くの手塚治虫グッズを販売していたが、このグッズも本展示会で楽しみにしていたものの一つ。まずは展示会のパンフレットを購入し、藤子不二雄や浦沢直樹等多くの漫画家に影響を与えた手塚治虫初期の名作、「新宝島」の復刻限定版を即買いした。この限定パッケージは8000円近くするが、「おやじの宝島」という幻の漫画なども封入されていて、ファンとしてはたまらない仕様になっている。

また、ビリケン商会の鉄腕アトムソフビ(敬礼タイプ)を思わず購入。鉄腕アトム関連グッズや本はコレクションしているが、この手の大きめのソフビはずっと前からほしかったので、10,500円だったが今回は迷わず購入。他にも何冊か本を購入したので、収穫の多い展示会となった。

今年は手塚治虫生誕80周年ということで、日本、海外で様々なイベントが開催されるが、中でも注目なのは「MW (ムウ)」の実写映画化と、あの手塚治虫の代表作でロボットの元祖でもある、「鉄腕アトム」が「Astro Boy」としてハリウッドで映画化されるということ。ハリウッド版は今年10月23日に全米公開されるが、展示会でも映像を流していた。既に映画の予告編が2バージョン公開されているので、下記ウェブサイトでぜひ見て頂きたい。あのニコラス・ケイジが天馬博士の声をやることも話題だが、微妙に違うアトムもまた面白い。日本でどのように受け取られるか注目である。


http://www.astroboy-themovie.com/

それにしても、今年は手塚治虫生誕80周年の今年は、多くのイベントや復刻本が刊行されていて、ファンとしては最高の年となりそうだ。そして極め付けが上記ハリウッド版鉄腕アトムで締めくくられるが、今年一杯手塚治虫関連から目が離せそうにない。


ドラマ「白い春」は傑作の予感

2009-04-23 08:50:00 | TVドラマ
阿部寛の新作ドラマ、「白い春」が4月からフジテレビでスタートした。僕の好きな”暗い過去系”のシリアスドラマで、しかもこれまた僕が必ずはまってしまう親子愛を描いた物語ということもあって、放映開始前からかなり注目していた。まだ2話まで放映されたところではあるが、このドラマは既に傑作を予感させる素晴らしい作品であると感じている。

阿部寛が出ているドラマは、これまでかなり見てきたが、フジテレビで言えば「アットホームダッド」での見事な”主夫”の悪戦苦闘ぶりは素晴らしく、バリバリの広告マンが家庭に入っていく姿を絶妙なタッチで演じていた傑作であった。また、2006年のドラマで、僕の好きなドラマベスト10にも入っている「結婚できない男」では、背が高くて本当はイケメンながらも、挙動不審で奥手な40歳の独身男を怪演し、これまた新境地を開いた傑作であった。TBSドラマで言えば、特に好きなのは「ドラゴン桜」。落ちこぼれの高校生たちを東大合格に導く教師の姿を描いた痛快な作品。そして今回はまた「新たな男」を見事に演じているが、阿部寛は色々な役がこなせる、本当に素晴らしい役者に成長したことを改めて実感させられる。

「白い春」の物語は、元暴力団員で、敵対する組のボスを殺した罪で刑務所に入れられていた佐倉春男(阿部寛)が、9年ぶりに出所するところから始まる。春男には当時愛する恋人の真理子(紺野まひる)がおり、二人で幸せな日々を送っていたが、真理子は病気で、その病気を治す為にはお金が必要であった。そして敵対する組のボスを殺せば800万円をやると言われ、これを真理子の病気の治療費に当てようと仕事を引き受けるが、その結果、春男は刑務所に入れられてしまう。真理子の今後の幸せを考え、春男は800万円が組から入ることを真理子に告げ、別れを決意する。800万円で真理子の病気は治せると考えていた春男だったが、出所してから実は真理子の病気がその後再発し、その後亡くなってしまっていたことを知り、春男は狂乱する。真理子は春男が刑務所に入る際に別れてから、パン屋を営む村上康史(遠藤憲一)と結婚していたことを知るが、この康史が真理子の800万円をくすねたのではないかと考え、真相を突き止めるべく康史に接触していく。康史は真理子の妹である高村佳奈子(白石美帆)と康史の娘である村上さち(大橋のぞみ)とパン屋を営んで平和に暮らしていたのだが、春男が付きまとわれることになり、真理子をめぐる人間模様が展開されていく。。。

元暴力団員で、いかにもガラが悪い春男だが、心の底から真理子を愛していたこと、そして根は純粋でいい人間であることが伝わってくる。また、真理子の娘であるさちは、恐らく春男との間に出来た子供であると思われるが、親子いうことを知らずに出会う春男とさちのシーンでは、お互いに感じる”深い絆”が見事に表現されており、今後恐らくさちに接することで変わっていくであろう春男の様子が楽しみである。

僕と誕生日が同じで、勝手に親近感を持っている白石美帆は、僕の大好きな女優の一人だが、彼女が出演していることも嬉しい限りだ。今回はちょっと固めの役を演じているが、それにしても相変わらず可愛い。崖の上のャjョの主題歌で一躍有名になった大橋のぞみも今回ドラマ初出演。阿部寛との間で、見事な演技を見せており、今後の2人の展開が益々気になるところである。また今大人気の若手女優、吉高由美子も、自分と同じものを感じ、何故か春男に惹かれていく役を演じていて、こちらの展開も楽しみ。

今回の4-6月クールのドラマは、最近では比較的中身のある良質のドラマが多い気がしている。もちろんイチオシはこの「白い春」だが、他にも現在見ているのは、松潤とガッキーの人気コンビで話題の「スマイル」、かなり渋めのドラマ「臨場」と「ハンチョウ」、そして小学生の男の子を殺害してしまった10歳の子と、被害者、加害者家族をめぐるドラマ「アイシテル」など、どのドラマも暗く、重いテーマが多いのが特徴だが、元々暗いドラマが好きな僕としては、最高に嬉しいドラマラインアップとなっている。これからの展開を楽しみにしたい。




行き着けの美容室紹介

2009-04-16 07:40:00 | ファッション
今日は、僕がいつも通っている美容室をご紹介したい。もう4-5年前からお世話になっていると思うが、港北東急SCがあることでお馴染みのセンター南駅にある「BYAKKO」という美容室だ。港北のエリアは毎週末と言っていいくらい車で買い物に繰り出すエリアだが、昔たまたま通りがかった時にBYAKKOの雰囲気が気に入ってしまい、一度お願いしてからは家族みんなここで髪をカットして貰っている。今でこそたまプラーザに住んでいるのでかなり近くて便利なのだが、通い出した当時はまだ戸塚にあった会社の社宅に住んでいて、週末港北まで通っていたものだ。また、NYに駐在していた2005年から2007年も、日本出張の時には必ず立ち寄っていた。

まずはおしゃれでモダンな内装が目をひく。美容室は基本的におしゃれなところが多いが、ここはシンプルモダンな店内設計で、グリーンの壁などのアースカラーで統一されており、落ち着いた雰囲気が安らぎのひとときを演出している。またおしゃれなカフェミュージックも美容室には欠かせない要素。受付のところには小石なども敷き詰められていて、オリエンタルな演出である。店舗設計は家具やインテリアでも有名なIDEE(イデー)が担当したらしい。また店内のデザイン照明やインテリアなどもアジアンセンスでうまく統一されている。

BYAKKOはここ横浜港北以外にも、横須賀や三崎口など神奈川に合計4店舗を持つ。僕の行く横浜港北店は2名のスタイリストさんがいて、二人共とても親切で雰囲気も良く、腕も確かである。

美容室BYAKKO 横浜店
〒224-0032 神奈川県横浜市都筑区茅ヶ崎中央25-7
フォーラスプラザ1F
電話番号  045-949-5701
営業時間  平日 10:00~20:00 土・日・祝日10:00~18:00
定休日  毎週火曜日

髪は月1回、必ず同じ頃に切っているが、先日もBYAKKOに行ってきたばかり。今回は娘もかなり髪が伸びていたので、久しぶりにカットして貰うことにしたが、僕が先にカットして貰い、その後娘がカット。娘もここでもう何度もカットして貰っているが、最初の頃はどうも落ち着かなくってカットするのもやや大変だったが、最近はすっかりお姉さんになって、美容室も慣れてきたようだ。今回もわりと大人しく座ってカットして貰っていたが、やっぱり美容室でカットして貰うとこざっぱりしていい感じになる。


僕はシャンプーとヘアワックスをいつもここの美容室で購入している。美容室で使用してからすっかり気に入ってしまい、それ以来購入するようになった。シャンプーはミルボン社の「ディーセス アウフェ」というもので、りんごの香りが特徴的。このりんごの香りを嗅ぐと完璧に癒されるので、家で毎日愛用している。

ヘアワックスはかなり前から使っているが、Nakano社のハードワックス。これもベタベタし過ぎない使用感が良く、ここ数年すっかり僕の愛用品になってしまった。