
スーパーマンは超人的な能力を持つ宇宙人、一方バットマンは様々な秘密兵器は持つが、中身は人間。この対決、まともに闘ったらバットマンに恐らく勝ち目は無い。映画ではその辺りもしっかり考慮されており、なかなか上手く出来ていた。
率直な感想として、アクションも派手でかなり面白い作品ではあったが、正直ストーリー自体はややわかりにくいところもあり、バットマンvsスーパーマンの対決という設定もそうだし、アベンジャーズもそうだが、最近のアメコミシリーズは、ヒーローの詰め込み過ぎ。もう少し単独のヒーロー物語をじっくり見せて欲しいものだが、まあ単独作品をパート2,3くらいまでやってしまうと、後はもう豪華競演をさせるしかないのかもしれない(笑)。

そんな中、今回は新たなヒーローとして、あのワンダーウーマンも登場したのは嬉しかった。ワンダーウーマンは、アメリカに住んでいた小学生の頃、テレビドラマが大人気で良く見ていたものだ。ワンダーウーマンを演じていたリンダ・カーターがあまりにも美しくて、小学生ながらもすっかり恋をしてしまった(笑)。今改めて見ると、デカパンが逆に色っぽいし、肩甲骨が出たこの衣装はなんとも魅力的だ。


今回、『バットマンvsスーパーマン』に登場する新しいワンダーウーマンを演じるのはガル・ガトット。知らない女優だったが、どうやらワイルドスピードにも出演していたらしいし、リンダ・カーターに負けず劣らず、何とも美しい女優である。ワンダーウーマンは来年単独主演作品も公開予定なので楽しみだが、今回の主演は言わばイントロダクションである。


今回シネコンで、ワンダーウーマンの可愛いフィギュアを購入。

これから暫くは、DCコミックスが攻勢に出る。これまでは、マーベルコミックスの『アベンジャーズ』シリーズの勢いが凄かったが、満を持してDCコミックスが持つバットマンとスーパーマンと言う最強のヒーローコンテンツを送り出したのだ。
しかし、今やマーベルコミックス、DCコミックスのアメコミ2大巨塔体制が繰り出すアメリカの映画界はおそるべし、である。これにスターウォーズシリーズやインディージョーンズシリーズも傘下に収めたディズニーの三大プロダクション体制は素晴らしいものがある。
いずれ、マーベルヒーローvsDCヒーローによるバトルロイヤルを繰り広げて貰いたい。ワンダーウーマンvsブラックウィドウのセクシー対決も見物である(笑)。