100万マイルを突破したとの連絡と共に、
記念として特製ネームタグとトロフィーが送られてきた!
自分の生涯マイルはJALウェブサイトの
マイページで確認出来るので、
少し前に100万マイルを超えていたのは知っていたのだが、
まさかこのような記念品が送られて来るとは知らず、
思わず嬉しくなってしまった。

トロフィーは尾翼を形取ったデザインで、
JALのカラーである日の丸レッドに自分の
名前が刻まれていた。決して高級品では無いが、
なかなか凝ったデザインである。

荷物タグもLIFE MILEと書かれており、痛まないよう
専用カバーも付属。これもかなり粋な記念品である。

100万マイルとはどのくらいかと言うと、
東京-NY間が片道約6700マイル、
往復約13,400マイルなので、
東京-NY間を74往復したのと同じ距離である。
これは地球約44.6周、月まで約2.3往復、
総搭乗時間は約2,962.2時間に換算されると言う
途方も無い数字だ。
しかも、実際にはこれまでJALだけに
乗ってきたわけでは無く、ANAも3回に1回くらいは
乗っているので後30万マイルくらいは追加になるだろう。
家族に話しても、この100万マイルと言う数字が
意味するところがピンと来ないようで、
"ふぅーん、良かったね~"で終わってしまう。
確かに関係無い人からすれば何の関心も無い話ではある。

この記念品をJALから送られたのをきっかけに、
これまでの会社人生を色々と振り返ってみた。
社会人になって22年間、相当飛行機に乗ってきた。
もちろん旅行でも乗っているが、やはり出張に
よるところが殆どである。僕は飛行機に乗って
海外に行くのが好きなので決して苦では無かったし、
良い出張の思い出もたくさんあるが、それなりに
過酷なスケジュールも多かったし、出張は決して
楽しいばかりでは無い。かなり辛いミッションを
こなさなければならない時もあった。また、体力的にも
それなりに消耗して来たわけで、もしかしたら、
このマイルは寿命の短縮と引き換えにしてきた
可能性もあるのだ。その意味では、この100万マイル突破は、
大げさに言えばこれまでの戦地における戦いに対して
与えられた軍人の勲章のようにも感じるから不思議だ。

今回、記念品を貰ったのをきっかけに、
色々と振り返る良い機会になった。
その意味でもJALには感謝である。