僕は昔から菅野美穂が好きだ。好きと言っても、ガッキーや波瑠と同じように好きというのとはちょっと違う。彼女の演技がもちろん好きだし、どこか独特な雰囲気とルックスが魅力で、かなり以前から菅野美穂が出るドラマは良くチェックしている。
菅野美穂の夫は、ご存知堺雅人。なんとも強力な俳優夫婦である。
今回の秋ドラマクールでは、『ゆりあ先生の赤い糸』でまた久々に菅野美穂が主演しているので見ている。視聴率はあまり良くないらしいが、僕は結構このドラマを楽しみに観ている。もちろん菅野美穂が出ているだけでも嬉しいのだが、全く新しい形の恋愛と家族の在り方を描く、斬新な物語だ。
突然夫が事故で昏睡状態となり、夫を家で介護することになったゆりあ。家で刺繍を教える専業主婦だったが、実は夫が付き合っていた“彼氏“や、”子持ちの女性”などが現れ、ゆりあは大混乱。やがて、夫の彼氏と彼女との同居&共同介護生活が始まっていく。こんな設定は前代未聞だが、介護の在り方や恋愛の在り方など、ダイバーシティー時代に問う新たなテーマが込められており、その意味では斬新で新しい試みのドラマとして注目している。
このドラマで菅野美穂は、異様な環境でいきなり夫の介護をする羽目になった中で男性っぽいたくましい女性の姿と、若い男性に恋をしてしまう可愛い女心を合わせ持った女性の両面を上手く表現していて、さすがの演技である。
以前、菅野美穂が僕の夢に出てきたことがあったのだが、それ以来より一層菅野美穂を身近に感じてしまい、更にファンになってしまったという出来事があった。誤解を恐れずにいうと、彼女は単に“女性”としての魅力というのを超越して、人間的な魅力に惹かれており、特徴のある顔立ちはどこか懐かしい思いもあって、かなり好きなタイプだ。菅野美穂も今年46歳だが、若い頃と変わらず可愛い。これからも良い形で年齢を重ねながら、益々いい女優になって欲しいし、これからも応援したい。