毎クール、かなりの数のドラマを見ているが、今クールのドラマはイマイチ不発が多いような気がしている。でもそんな中で、毎回見続けているドラマの一つがフジテレビ月9の『ラジエーションハウス』だ。

病院の中で普段あまり脚光を浴びない、放射線科技師たちの活躍とプライドに焦点を当てたドラマだ。1話完結型ドラマで、毎回ゲスト俳優が患者として登場する病院ドラマと言ってしまえば、割と良くある設定だろう。まあ、確かにそうかもしれない。しかし、僕はなんだかこのドラマには特に惹かれてしまい、毎週欠かさず見てしまっている。
まず主人公の医師となる本田翼が可愛い。兎に角可愛い!

本田翼は、僕の好きな女優トップ10に入っていることは以前ブログでも紹介したが、彼女が主演しているドラマはかなり見てきた。しかし、これまで見てきた本田翼のドラマの中でも、この『ラジエーションハウス』は、特に彼女のクールな魅力が余すところなく良く出ているように思う。

また同じくメインキャストの一人である窪田正孝が医師免許を持っていることを隠して放射線科で働く天才技師の役を見事に演じているし、本田翼と窪田正孝の恋の行方と、これに絡む同僚医師の鈴木伸之との三角関係の行方もこれからの見所である。


また、脇を固める俳優陣(広瀬アリス、遠藤憲一、山口紗弥加、浜野謙太、和久井映見、他)もなかなか豪華で、みんないい味を出しているのもドラマの魅力の一つだ。

しかし、今回一番焦点を当てたいのが、ドラマのテーマ曲。主題歌では無く、テーマ曲だ。ラジエーションハウスのテーマ曲は、数々の映画やドラマ曲を手鰍ッる大御所作曲家、服部隆之によるものだが、これがいつに無く傑作なのだ。あまりにも耳に残り、気に入ってしまったので、この曲をiTunesでダウンロードして今頻繁に聴いている。服部隆之といえば、半澤直樹、下町ロケット、HERO等の大ヒットドラマも手鰍ッているが、そんな名曲の中でも今回はかなり秀逸だ。

まるで僕の好きなデビッドフォスターの名曲、『Water Fountain』やJALのテーマである『I Will Be There With You』を連想させる美しさで、ドラマを毎回盛り上げるスケール感のある曲。途中でストリングスが入る構成も、かなりデビッドフォスター的で心地いいのだ。

この美しい曲が、ドラマを引き立て、魅力を更に引き出す為の大きな役割を果たしているのは間違いないのだ。皆さんもぜひ聴いてみて欲しい。
