白金に替わる燃料電池触媒を実用化ー日清紡

注目されつつある燃料電池の触媒の話題です。

NIKKEI NET（日経ネット）：日清紡、燃料電池を低コストで　価格6分の1の触媒

日清紡が白金に代わる触媒としてカーボンアロイ触媒と呼ばれる素材を実用化しました。炭素を主原料とするため、白金の6分の1ですむようです。

５００万円の燃料電池自動車の場合、この触媒を使うと約５０万円のコスト削減になるそうです。

燃料電池自動車や家庭用燃料電池で使用されればかなりの低コストになるようですね。

この発表はいろいろな意味で面白いですね。

異業種の各社が燃料電池の触媒として白金に替わるものの開発に乗り出していますので、この日清紡のリリースにより弾みがつくでしょう。

オバマ大統領のグリーンニューディールで「環境特需」などということばが日経新聞などには出て来ています。

「理科離れ」がいわれて久しいのですが、日本でも理系人気が案外こういうところから復活するかもしれません。

私の関心はノートパソコン用の燃料電池なのですが、引き続き追いかけてみます。