コラム:失われゆく米FRBの「市場支配力」 | Reuters
このコラムが書いていることはFRBの支配力が失墜しているということ。信用崩壊が起こっているとしたら、世界経済のこの先の混乱は避けられない。誰か(この場合FRB)がどうにかしてくれるということはない。
シリアを巡る米ロの対立はとてもいやな動きに見える。
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過去数年間というもの、FRBは頼りになる権力であり、市場が動揺すれば鎮静化してくれたものだ。
この評価の土台を成していたのは、たとえ実体経済はFRBの政策に直に反応しないとしても、金融市場だけは多かれ少なかれFRBの意図通りに動くという信頼感だった。 「FRBとは闘うな」が市場参加者の原則だったのである。
しかし、不透明かつ往々にして奇妙な中国の動向に左右されていることを認めたことで、FRBは自らの弱みをさらけ出してしまった。 ソシエテ・ジェネラルのアナリスト陣は顧客向けノートで「FRBはリスク心理をコントロールする能力を失ったと我々は考えている。今ではリスク心理がFRBの政策予想に強い影響を及ぼしているのだが、FRB自体はリスクに対して限定的な影響しか持てなくなっているのが実情だろう」と記した。
市場はFRB幹部の発言に耳を貸さず、よそで起こっている出来事に基づいて自分なりの結論を導き出しているのだ。ダドリー総裁とイエレン議長は、自分たちが足を踏み外さず、事態をコントロールしているという印象を与えたいのかもしれないが、過去の政策決定を踏まえると、それは次第に難しくなっている。 株価が大幅下落したのは、FRBの利上げに対する恐怖よりも、中国経済が世界の経済成長に及ぼす脅威が増すとの予想に基づいている可能性の方がずっと高い。
中国が価格の決定主体になり、FRBは決定された価格を受け入れる側に回ろうとしている。FRBは自ら行動を起こすよりも反応する側になり、我々が信じていたよりもずっと小さな影響力しか持たなくなったのだ。
このコラムが書いていることはFRBの支配力が失墜しているということ。信用崩壊が起こっているとしたら、世界経済のこの先の混乱は避けられない。誰か(この場合FRB)がどうにかしてくれるということはない。
シリアを巡る米ロの対立はとてもいやな動きに見える。
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