「へンくつ日記」

日常や社会全般の時事。
そして個人的思考のアレコレを
笑える話に…なるべく

「笑って死ぬ」か「笑われて死ぬ」か

2007年11月11日 04時40分47秒 | Weblog

「ダーウィン・アワード」という映画が
12月1日 公開される
史上最強のおバカな死に方決定戦を競う、おバカ映画だ
この手の映画は大好きだ
「マーズ・アタック」や「ギャラクシークエスト」
なんかは、何度も観た

さて、映画の題材の「ダーウィン・アワード賞」
「進化論」のC・ダーウィンに由来するアメリカの実在の賞

その年に、最もバカげた行動で死んだ人に
「そんなバカをした劣悪な遺伝子を
 人類から消滅させる、という“人類に貢献”した」
ことで与えられる名誉ある賞…というのだ

つまり「死んでくれて ありがとう賞」なのだ
なんともブラックな賞だ



ある説によると、鎌倉幕府を開いた源頼朝は
夜這いした際、頼朝と知らぬ女の家来に殺された…という
本当だとしたら「ダーウィン・アワード賞」確実か

紀元前の話
小アジアのミトリダテス6世は多くの虐殺をし
兄弟さえ殺し、実の妹と近親相姦・結婚した
その彼の恐怖は毒殺されること
いつも少量の毒を服用し、毒に強い体を作った
しかしローマ軍に破れ、
服毒し自殺しようとしたが死ねない
結局は、部下に剣で殺してもらった…

1911年、フランスの洋服職人が、
コウモリの翼の形のマントを作り
これを着用すれば「空を飛べる」と発表
マスコミや観客の見守る中
エッフェル塔から飛び降りた
当然、死亡…

同じく1911年
ある男が樽に入ったまま 
ナイアガラの滝から落ちるという無謀を決行
全身骨折はしたが、なんと命は助かった
その体験を世界を回り講演し好評を得たが
旅先のニュージーランドで
バナナの皮を踏んで転倒
その怪我が元で死亡…

因みに、上記の映画のタイトルにもなっている
C・ダーウィン(写真)は73歳で死去。
愛する妻や娘に看取られ、心臓の病で亡くなった。
病弱だったが、何度も研究のために旅を繰り返し
人間は猿から進化したと言ったため
教会側に反感を持たれながらも、
自らの仕事をやりきった。
彼の最後の言葉は
「死ぬことは少しもこわくない」だった

自分の名が、こんな賞の冠にされて
さぞ迷惑…と、天国で思っているに違いない

生き様と同じく、
死に様もいろいろ
さて君は、「笑って死ぬ」か「笑われて死ぬ」か…

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