松尾清晴オートバイ夢ひとり旅・世界走行中・5年10ヶ月・102ヶ国(訪問111カ国)・28万km走破・総集編

2000年10月~2008年11月まで5年10ヶ月・102カ国(訪問111カ国)1500ccで28万km走破

第7次・70才・オートバイひとり旅・アラビア半島~イラン~アルメニア~ジョージア 6月14~17日 

2014年06月18日 | 赤道直下と陸路国境148か所





アゼルバイジャン・ビザ・・受け取る
2014年6月17日火曜     はれ     はれ28℃
アゼルバイジャンのビザ受け取りに大使館前10時讃井さんと待ち合わせ・・受け取り指定時間は
16時からになっているが・・もしかしたら受け取れるかも・・並んで待ったが・・やっぱり16
時からだとダメだった。

トビリシ市内から見える鉄塔まで走ってみよう・・アゼルバイジャン大使館前でルートを調べてい
たら・・ベンツの兄ちゃんが停まってくれて・・「どうした」・「鉄塔までいきたい」・・

「あの鉄塔か」と指さす「そうだ」・・。おれが案内する・・・「ついてこい」とベンツの青年・・
ハーレーオートバイに乗っているとも話す。

ありがたい・・複雑な街なかをグングンのぼっていく・・頂上パーキングに着いた。病院の食堂で
コックをしていると・・明るい青年は「アンドリア」さん、35才で子供さんひとり。

これから仕事だと・イヤーありがとうございました、握手して別れる。讃井さんと観覧車に乗った。
街から見える高原、いつかは走ってみたいと思っていた・・その高原を走ってみる・・結構山奥ま
で道が続いていた。






街に降りてアゼルバイジャンビザ受け取りまで時間があり・・二度目の天然温泉に入る。上がって
ビアーガーデンで休んでいると偶然にも讃井さんの友達二人が通りかかった、旅の途中讃井さんと
会った人らしい。

アゼルバイジャン・ビザをとりに来たと・話す。4時になったのでアゼルバイジャン大使館へ。20
数人入り口で待っており・・順番が来るまで待つ・・

申請する時あったサンフランシスコからやってきた日本人女性も見えていた・これで日本人5人にな
った。サンフランシスコ女性が入っていく・・「ダメだった」と戻ってきた・・松尾さんのは出来て
いると話す・・

讃井さんも「ダメだった」と戻ってきた。ダメだった原因はわからないと・・。さっき会った、ほり
かわさん、やまもとさんはしばらく待って「ビザ」スタンプをもらってきた。

わたしの番が来た・・「ジャパンマツオ」と呼ばれて・・「アゼルバイジャン・ビザ」を張り付けた
パスポートがかえってきた。ダメだった日本人二人はあした18日又来ることになった

。讃井さんとあした18日からアゼルバイジャンに行く予定をしていたが・・いたしかたない・・あ
したまで待とう。ホテルに讃井さんと戻ってこれからのこと・・打ち合わせしてあした16時にアゼ
ルバイジャン大使館で待ち合わせすることにした。






2014年6月16日月曜  はれ8時30分20℃   はれ
きょうはジョージアの「祭日」らしい。サクランボを喰いながらの朝の散歩・・ 3,4カ所サクラン
ボがある・・散歩よりもサクランボ目当てのほうが強くなってきた。

生まれ育った佐賀・嬉野・吉田・両岩で幼い時から木の実が大好きだった・・とゆうよりそれしか食い
ものがなかった。春先の「やまこぶ(黒と金色のクモ)」同士をケンカさせるためヤマコブをとりに出
かけた。

そのとき「野イチゴ」・・石垣イチゴなど見つけた時は嬉しかった。山奥におんぼしゃん(おばぁさん)
に連れられてワラビ取りにいった。赤い野イチゴが一面・・に、一回ではとりきれないで次の日も採り
に行った・・あぁーなつかしい思い出。

夏のきゅうり・・昔のきゅうりは種があって今より二倍ぐらいでかかった、なすび(なす)も喰った。
秋の柿・・ゴマが入った柿は甘柿・・どこの木(家)が渋柿・・






どこの木が甘柿か自然に覚えてくる・・だまって「ひっちぎる」喜び・・ようするに盗んで喰う知恵が
働いていた。秋の栗もたのしみだった・・よその栗の樹の下で拾っていたら「コラーッ」と怒られたこ
と二回ある。

同じ・・秋「しいのみ」椎の木の「実」・・さわさわと風が寒さを呼ぶころ・・・拾って歩いた、生
(なま)でも、もちろんうまい・・火にあぶって喰うと香ばしく一段とうまかったな。

「グミ」もなつかしい・・家には小さい「グミ」しかなかった・・ちょっと赤くなったぐらいで待ち切
れず喰っていた・・。渋が強いのでウンコがふんずまって出ないこともたびたびだった。

親戚の家には「朝鮮グミ」といって家のグミより2,3倍大きいグミの木があった。アルミの弁当箱を
もって毎年もらいに行く・・それを食べるのが楽しみだった。あぁあれから・もう60数年前のこと・
・はやいなー。

今ここはジョージア朝の散歩中、いまでも木の実があると・・自然に手が出る。幼いころ喰った、赤い
実をたべたい気持ちは変わらない・。

夕方讃井さんがコーカサスから戻ってきたとホテルにやってきた・・ロシア国境も2時間前・・開通し
ていたと・・話す、ついているなー。






2014年6月15日日曜      はれ      はれ26℃
朝の散歩・・いい天気が続いて気持ちがいい・・サクランボ・・歩きながら3カ所の場所でもぎって食
べながらの散歩は楽しみである。午後いい天気にさそわれて近くの湖までオートバイで走ってみた・・

日曜なので家族連れのマイカーが走っている。溶接屋のそばまで来て洗車しようとしたが・・並んで待
っている。溶接屋の顔なじみのおやじさんが顔をみせた。

日曜なのに仕事やっているんだ・・溶接してもらった時の写真をホテルに戻って届けた。喜んでもらえ
てよかった。


2014年6月14日土曜   はれ3℃    はれ23℃
ガザベキ村ゲストハウス7時に出発・・トビリシにひとりで向かう。讃井さんはあと一晩泊まる予定。
わたしもあと一泊してみたかったが・・ホテルのキャンセルをしてこなかったので戻ることにした。

朝3℃の温度・・今ジョージアとロシア国境は土砂崩壊で国境は閉まっていると聞く。ロシア国境まで
15キロと聞いたので行ってみようとしたが、橋のたもとにいたパトカーが「これから先」行けない。

「イヤ、土砂崩壊しているところまで」「行って戻って」くる・・イヤダメだ。これから先は走れないと
・・。トビリシに向かって出発した。帰りの道は来た時の景色が又違った景色に見える。

何回も停まって写真におさめる。山の中はスロースローで走る。ここは・・あぁーやっぱり、素晴らしい
景色だったなー・・。コーカサス山脈の素晴らしかった景色をしっかり焼きつけて・・ホテルに着いたの
は12時40分だった。








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2 コメント

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60年前 (滑川)
2014-06-19 01:01:40
60年あっという間という記事を読んで、松尾さんの半分も生きていない自分はその一瞬を今生きてるんだなとおもい、世界をバイクで走れる喜びをおもうのでした。
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あっとゆう間・・人生は・・ (滑川さんへ)
2014-06-23 12:05:24
まだ先のこと・・と思っていたが。早いこと早いこと残りの人生そこまで来てしまいました。

滑川さん・・いい旅してますよ・・まわりのライダーにわたしも世界を走ってみたいと思わせる旅を・・今までどうり続けてください。
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