松尾清晴オートバイ夢ひとり旅・世界走行中・5年10ヶ月・102ヶ国(訪問111カ国)・28万km走破・総集編

2000年10月~2008年11月まで5年10ヶ月・102カ国(訪問111カ国)1500ccで28万km走破

第7次・70才・オートバイひとり旅・アラビア半島・オマーンでイランビザとれました 4月22~25日

2014年04月29日 | 赤道直下と陸路国境148か所




2014年4月25日金曜      はれ       はれ
散歩のあと5階のレストランで朝食・・・目の前には大きな岩山が立ちはだかっている。その岩山
のふもとには24時間営業の大きなLuLuとゆうスーパーマーケット、日本のイオンといったところ
かな。

朝から行き交う人が多いなーと思ったら、今日は金曜日・・「フライデー広場」と呼ばれている屋
根付き会場にお店を出し始めているようだ。朝からパソコンに取り込む。

終わったらフライデー広場にも行ってみようと思っていたがパソコンが動かず夜になってしまい行
けなかった。


2014年4月24日木曜      はれ    はれ
きのうマネージャーが朝まで雨かもと言っていたが朝から晴れている。いつものように散歩を終え
て、朝食のあと部屋にいると先日取材を受けたオマーンの「ニュースペーパー」「the week」ホテ
ルのスタッフが大きく載ってるよと部屋まで4部持ってきて。

ほんとだ・・写真入りで出ている・が英語なので内容はわからない。また自慢話ができるな・・。
さっそく写真に撮ってパソコンに取り込んだ。

パスポートの写真をブログに貼りつけていたのを悪用されかねないので「よしたほうがいいのでは
」とアドバイスをメールでうけたので削除したりして時間をつぶす。


2014年4月23日水曜     はれ      はれくもり 31℃   
青い空ではなくて白の入った青空・・曇ったように感じる青空。だんだん陽ざしは弱弱しくなって
きたように感じる。夕方ホテルのマネージャーはこれから雨になりそうだ・・あしたの朝まで・・
とか言っているようだった。気温は上がっていない。

ついでに水の話・・
雨が一カ月以上も降らないオマーン・マスカット・・ホテルの水は勢いよく出てくるし
道路わきの植え込みの植物,木樹にも自動的に埋め込んだホースで補給しているようだ。いったい
水カメはどうなっているのか知りたくなる。地元のマリヤスさんにメールで聞いてみた。

雨が降らないオマーンの水事情・・・マリヤムさんにメールで聞いてみました。

ニズワに行ったときに灌漑システムを見てほしかったなぁ、綺麗な透き通った水が流れているん
ですよ。生活用水や農業につかわれています。

オマーンには河川とゆうものがありませんが3000級の山もあるので(禿山ばかりでなく、ち
ゃんと植物の茂っている山もあります)一部地域では地下水のようなものがあり、それを利用して
灌漑システムは作られています。

いわゆるオアシスもあるし・・まぁ、それはごく一部ですけどね。殆どの飲み水は海水をろ過して
塩分をとって淡水化。(一部、日本の技術がつかわれています)意外に思われるかもしれませんが、
ダムもあるんですよ!時間があればワデェ・ダイカとゆう所を見に行ってもらいたいです。

ダムとゆうより湖にみえちゃいます。農業の盛んな平野部では地下水のくみ上げもしていますが、
そういったところは塩害の被害や地盤沈下もあるようです。

道路の脇に植えてある植物には淡水化した水ではなく、ビュアなお水です。残った僅かな塩分で
お花が枯れたりしないように。(笑)

お水はどこの家や建物もまずは屋上に送ってタンクの貯めて、高低差を利用して水圧を上げてい
るのです。なので普通の家庭では2階よりも1階の方が水圧が高い。

でも最近ではプレッシャーマシンとゆう水圧を高くする機械を取り付けているところが多いので
(ホテルは勿論でしょうけど)水圧はいい感じに高くなっています。

イスラムではお水で洗浄する文化習慣ですからね。日本のウォッシュレットもマスカットに進出
していますが、思うようには売り込めないはず!普通に使っているハンドシャワーで十分ですし、
電気も必要ないし、自分で角度や水加減もかえられますものね。

これでおしりを洗うとやめられなくなりますね。(笑)マリヤム以上オマーンの水事情をわかり
やすく説明してくれました。ありがとうございました。

旅先での貴重な水

「コップ一杯」の水で歯みがきしてひげそって顔を洗った(濡らした)こともある。<タンザニア>

ケニア、ウガンダ、ルワンダ、ブルンジと走って行き詰まった。タンガニーカ湖を貨物船でザン
ビアに・行かず・・途中タンザニアの山の中、小さい船着き場に下ろされた。誰も通らない・・

ころんだら終わりのダートの山道をタンザニアとザンビアの国境まで必死で走った。途中でうし
ろのバックが抜け落ちていた・・戻って探す気力なし。

集落についたときバックを探して来てほしいと頼んで国境に向かった。戻ってはこないことであき
らめてタンザニア国境にたどりついたとたん冷たいタイルの上に寝転んだ。

動けないほど疲れ切っていた。係官も見逃してしばらく寝かせてくれた。一軒あった宿に泊り次の
朝起きるとオートバイに乗った地元の人がバックを持ってきてくれた「これか」そうだ「これだよ」
よく探してくれたねー・・ありがとう。

お礼にお金を渡した。そばには女の人たちがポンプで水汲みをしている。コップ一杯水をわけて
もらった・・歯みがきして、ひげをそり、顔を洗った(ぬらした)アフリカでは貴重な水なのだ。

トイレの中の一筋の水できゅうり、トマトを洗う<西サハラ>

右から左から・・前からさざ波のごとく砂がおそってくる。首振り人形みたいに風にあおられる、
ヘルメットの中にも、目にも入ってくる。

朝から晩まで砂嵐の中走り続ける。今日だけは絶対生きよう蛍の光を歌いながら・・・「アーこ
れは人間がつくったものだ」「タイヤの切れ端」に励まされる。まわりは砂ばかりのサハラ砂漠。

道がない・・砂で道が消えている。道が見えるまで立ち止まる。風に磨かれた、割れたガラスの
ようにとがった小さい石だけがまわりに見える・・地獄。

おそろしいところに来たものだ。10日間2000キロほうほうの体でサハラ砂漠を抜けだした。
夕涼みしている地元の人たちがのんびり座っている中をホテルに入った。

水道がない・・どうした、トイレの中にある。一筋の水が出てくる、その水できゅうり、トマ
トを洗った。ここが一番苦労しているところだった。しかしビールはあった、地元の人に頼んで
買って来てもらった。以上水の話し、おわり。



オマーン・新聞社取材を受ける

4月22日火曜    はれ30℃     はれ13時・・31℃
ホテルのマネージャーがゆうべ9時頃部屋にやってきた。あしたニュースペーパーの取材が来ま
す・・どうしますか。

わたしはいつでもフリーです。じゃ、「ツモーローモーニング・ナインオクロック・で返事しま
す」朝9時OKです。返事してからどんな新聞なのか・・わたし一人よりもマリヤムさんに通訳
を頼んだ方がよかったかもと・・

朝すぐにマリヤムさんに「実は・・新聞取材をしたいときています」「時間があれば通訳をお願
いします」朝一番にメールを入れた。

ほんとうはマリヤムさんの時間に合わせる方が先だったのに逆になってしまった。連日「すみま
せん」と電話も入れた・・新聞社といっても「いろいろあるのでねー」一般の新聞ではないかも
しれないとマリヤムさん。




わたしにはまったくわからない。9時半だったら行けるとのこだった。ホテル・マネージャー
9時30分に取材時刻変更をおねがいした。

部屋のネットが遅いのでフロントに下りて打っていたら・・女性の新聞記者が見えた「この女性
は仕事が出来る女性」と直感(よくはずれる)。カメラマンもいっしょ・・マリヤムさんも時間
どうり9時30分に来てくれた。

なぜに旅を思いたたったのか、これまでの旅のこと、これから先の旅のこと、恐かったこと・家
族のことなど1時間ほどマリヤムさんの通訳で無事に終わった。

オマーンの人たちにはお世話になっているのでていねいに自分のことを伝えてほしい・・・通訳
なしでは、とても・とても不十分な説明で終わったことだろう・・やっぱりマリヤムさんに通訳
してもらってよかった。

カメラマンはホテルのこの場所ではなくてロケーションのいい場所にオートバイを移動して撮り
たいと・・午後1時に再び来ることになった。記者サジニさん、マリヤムさん、マツオ3人で記
念写真を撮った。



最後のところで実は選抜されたオマーンの学生14人は4月9日から日本の学生と広島・奈良・
京都・東京・新潟などでさまざまなテーマでデスカッションしながら友好の旅を続けて25日
にオマーンに戻ってくる。

その引率はスワーダさん。戻ってきた時は親会社の新聞「muskat dairyマスカットデイリー」
に話して取材をお願いしたいと話すと・・興味がありそう。

親会社の本紙よりこっちの新聞「ザ・ウイーク the week」の方が発行部数は多いんですよと笑
いながら・・「わたしが取材」しますとマリヤムさんに話した。

きょうの取材・あさって24日発行を楽しみに待とう。ジャスト1時だよといったん引き上げ
る時念を押した・・午後1時前にカメラマンがホテルに来た。スピード出したらついていけな
いからスロースロー両手の甲を前後にふたつならべて・・。

「ユーが前・・うしろがマイ・オートバイ」サッサッと動かして「ノー」・・・そうではなくて
・・ゆっくり甲を動かしてみせる・・「OK OK」暑くなると覚悟していたがきょうは31℃
と低い温度にホッとする。

もう二回も走って見たことがあるロータリーから見える宮殿みたいな場所についた。入口の柵ギ
リギリまでオートバイを乗り入れて撮影が始まった。貸し切りバスで下りてくる観光ツアー客
が次々に声をかけてくる。

ジャーマン・・ドイツ人が多いな。オートバイトいっしょに撮る人も結構いる・・うれしいも
んだ。「ジャパンから来た・・」「・・・・」「そう・・泳いできたの・・と水泳の格好で笑
わせる」オートバイの位置を動かしたりして20分ほどで撮影は終わった。

出来上がりの写真も「くれる」とカメラマン・・楽しみだ、バイバイ・・ありがとうございま
した。海岸を走りホテルに戻る途中青い海に豪華客船二隻が停泊している。



ははーん・・・さっきの観光客たちはこの客船から降りて来たのだろう。「松尾さんが昨日撮影
された場所は、アラムパレスですね。カブース国王はいくつかのパレスをお持ちですが、マスカ
ット市内にあるあのアラムパレスは主に執務、接見などに使かわれることが多いです。

パーティーとかでも使われることがあるし、花火を打ち上げることもあります。あのパレスの
裏は海なんですよ。また「写真撮影しているところをうちの娘が学校帰りに見たと話していた」
こともマリヤムさんのメールに書き添えてあった、うれしいことだ。

メールで撮影場所の名前がわかった・・ありがとうございました。帰りにスーパーによって鳥肉
と玉ねぎ、キュウリ、トマト買って今晩とあしたのぶんまで作っておこう、全部で500円ぐら
い。

ブログの記事「投稿」しても・・「開けません」にがっくり。一からやり直してきょう3回目
「またかよー」9時過ぎに「投稿」もうやけくそ・・どうでもいいや・・おおー「入っていった」

しかし今回も写真掲載はごくごく少ないがやむをえないなー。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿