松尾清晴オートバイ夢ひとり旅・世界走行中・5年10ヶ月・102ヶ国(訪問111カ国)・28万km走破・総集編

2000年10月~2008年11月まで5年10ヶ月・102カ国(訪問111カ国)1500ccで28万km走破

第8次・71才・オートバイひとり旅・アフリカ・チュニジア・・・リビアの人々と・・

2015年03月04日 | 118か国・35万km走破






2015年3月1日日曜  はれ    はれ
暖房を直してもらった・・どうしたものかとゆうべは不安だったが温度が確実に25℃
までは上がって・・途中でプスーッと暖房が切れる大きな音を我慢すればまずはよしと
しよう。

きょう青空のいいい天気・・チュニジアに来てはじめてオートバイを洗った。カフェ
のスタッフに「オートバイを洗う」から「ソーリ」「ペットポトルとバケツ」を貸し
てほしい・・日本語で言ってみた。

ネットカフェのお兄さんは感がいい・・なんとペットポトルと小さいバケツにお湯を入
れて渡してくれた、いやーなんと言う気づかいか・・ありがとう。

そっそく、オートバイを洗いにかかる。二人三人・・リビアの負傷者たちがだんだん集
まってきた。

通じるの通じないのか・・リビア語と日本語で冗談を言い・・笑いながらすごす。めず
らしく一日中雨は降らなかった。







2015年2月28日土曜
カフェ店、外でコーヒを飲んでいた松葉杖・リビアの人と話す。エリーナーちゃんとア
リナーちゃん女の子、携帯でふたりの写真を見せてもらった・・

1才と2才と話しながら・・電話口からなんともかわいい子供さんの、はずんだ声が聞
こえてくる。こっちまで気持ちがなごむ。「お父さん早く帰ってきて」・・子供さん
の気持ちなんだろうなー。

ゆうべ、朝方冷えるのではないかと心配したが原始的な暖房器具・・意外にあったかい
機能を持っていた。奥の部屋にも入れてもらったので安心してベッドに入れた。

11時頃、レセプションに暖房のきく部屋に替えてくれ・・鍵を渡された部屋には暖房
のスイッチさえない・・。ここは本気で怒るしかないな・・。

「ふざけるんじゃない」きのうから何回部屋を見てきた・・すべて「暖房が」「だめだ
ったんじゃないか」まわりのお客などかまわず大声でレセプション・スタッフを日本語
でどやしつける。

奥に引っ込んで出てこなくなった。誰もいないレセプション・・でかい声で怒鳴り続け
る・・マネージャーが出てきた。

同じ言葉で「怒鳴りつける」マネージャがいっしょに部屋まできて・・「一時間待って
くれ」暖房器具を「直す」から。

わかった、「2時間待つから直して」くれ。きのうコンプレッサーがこわれていると言
ったメカニックが部屋に来てくれた。

屋外機をはずして修理にかかった・・一時間程で修理は終わった・・テストして、今度
は大丈夫か・・。しばらく様子を見ていた・・直ったようだ。

よし・・ありがとう。どこの国でも納得できないときは自分の気持ちを「あからさまに」
そのまま出して行くのが・・うまく行く。

今晩は暖っかい部屋で休むことができるだろう。それにしても、どうしてこんなに寒いチ
ュウニジアなのだろうか。






2015年2月27日金曜    はれ     夕方雨
朝から青空に・・きょうの天気は大丈夫なのか・・いつものように朝はレストランであっ
たかい・・惣菜、たまご焼きをパックに詰めて部屋で食べる。

夕方ネットカフェに・・部屋にいるのは負傷したリビア人ばかり・・と付添いの人が席を
占めている。日本語で「アロー」と手を上げてあいさつ。

2時間ほどで部屋に戻ろう・・外を見ると雨になっている・・。やっぱりなー、きょうは
大丈夫と思ったけれど、とうとう雨になった。

5時を過ぎている・晩飯の晩酌の時間・・さっそく買ってきたビール・・残していた朝も
らった野菜とソーセージを腹におさめる。

7時を過ぎてレストランにあったかいニワトリのブロイラーを少しスパゲティをいただい
た。お金はいらないようだ・・わたしもリビアの負傷者扱いなのかな。

それにしても寒すぎる。けさは朝方「ゾクっとした寒さ」を感じた・・毛布を一枚重ねた
・・これで3枚目だ・・。

レセプションに行って・・部屋替えを試みたが・・3カ所の部屋はすべて暖房がこわれて
いた・暖房のきく部屋をあした探そう。

それまで・・原始的な暖房器具を部屋に入れてもらったが・・暖まればいいが・・どうし
たものか、不安だな。