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ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

所詮消去法の結果

2010年09月14日 | 時事
誰のための選挙か?
ひとまずはマスコミが煽った割には大差で菅首相の再選となりました。
相変わらずマスコミは野次馬根性で煽ることしかできないのね。

国会議員票が拮抗していたのに比べ、その信頼性にやや疑わしき点もありますが党員・サポーター票が圧倒的な大差でした。
これだけでも誰のための選挙か、国民のためでなく政治屋の内輪揉めに過ぎない非生産的なプロセスだったことが解ります。

結局、国会議員さんの感覚は、有権者の感覚と大きくズレているということです。

もう一つは、菅首相は積極的に支持されたのではなく、消去法で残っただけということを肝に銘じるべきでしょう。
有権者は観ています。
これで国民に支持されたと勘違いして調子に乗って政権を舵取りしたら、ホントに国を傾けかねないし、その時は積極的に菅おろしの世論が巻き起こると覚悟してコトにあたってもらいたいものです。
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<民主代表に菅氏再選 党員・サポーター票で小沢氏に大差>
朝日新聞 http://www.asahi.com/ 2010年9月14日

 民主党代表選は14日午後、東京・芝公園のホテルで投開票され、菅直人首相(63)が小沢一郎前幹事長(68)を破り、再選を果たした。菅首相は、ただちに党役員人事と内閣改造に着手する。7月の参院選での敗北でつまずいた政権運営を立て直し、衆参各院で多数派の異なる「ねじれ国会」に臨む態勢を整えることが急務となる。

 代表選では、「脱小沢」路線を掲げる菅首相と、党内融和を重視する小沢氏の党運営への姿勢に違いが際立った。

 財源論や外交・安保などの政策でも激しい論争が交わされ、全体の約3分の2を占める国会議員票の奪い合いなどで両陣営の運動は過熱した。

 このため、党内外で代表選後のしこりを懸念する声が上がっている。菅首相がこれからも「脱小沢」の姿勢を貫けば巨大な「党内野党」勢力を抱えることになり、今後の人事で小沢氏やその周辺の議員をどこまで登用するかが注目される。

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■民主党代表選の結果(敬称略。単位はポイント)
菅 直人721(国会議員票412、地方議員票60、党員・サポーター票249)
小沢一郎491(国会議員票400、地方議員票40、党員・サポーター票 51)