Cafe & Magazine 「旅遊亭」 of エセ男爵

志すは21世紀的ドンキホーテ?
はたまた車寅次郎先生を師に地球を迷走?
気儘な旅人の「三文オペラ」創作ノート

少しお洒落に Let's lunch,,, (3/6);当世流行?ブレッドにはオリーヴオイルを!

2008-01-17 18:45:00 | 食彩+酒の肴
    ??

 恥をしのんで我輩は、連れのモノに問い質した!!!

 「一体全体、この『あぶら』はナンタルちぁ?……」

 かしてその回答は、

         「?……!!!」
                   と、来た、、、。

 しかし、どうしてこうなったのか、よくわからない……

 たぶん、オリーヴオイルをふんだんに使える地域は?

 例えばイタリアやギリシャ等の地中海沿岸都市においては、 風味深いホンモノバターの替わりの「パンのあて」に、この柑橘系香り「まろやか」、且つ新鮮純粋にして馥郁なるオリーブの油をパンにひたして食したに相違ない。

 ならば、バターが正当か?

 オリーヴオイルは邪道なのか?

 歴史的に一体全体どちらが古いのか?

 もう面倒だ、そんな事は如何でもよい。

 そう!

 イチゴジャムもママレードも、杏でも桃でもブルーベリーでも、何だって砂糖ずけにして煮込めばジャムになり、それをパンにつけて食すのも伝統的オプションなのである。

 こんがりと焼きあがったトーストもさることながら、焼いてから少し時間のたった固めのフランスパンに少し火を通せば柔らかくなり、パンの香りは増してくる。 その温かなパンをおもむろに手でちぎり、かのオリーヴオイルの小皿にあてがって食すのだ。 かくして固めのフランスパンを口に含み、さらに赤ワインを口に含んで調和を取つつ喉越しの味わいを楽しめば、もう他のディシュは必要なく、もう何も言うことなし。

 ウム! な、なるほど、、、。

 これは香ばしく、いかにもクリスピー(crispy)であるぞ。

 我輩は、それでもバターをつけて食べたい。

 かのルイ14世の時代を想像するに、宮廷フランス料理が生まれた頃には「オリーヴオイル」など欧羅巴大陸の奥深い場所には存在しなかったはず。 若しくは、遠く地中海沿岸の地から運ばれてきた高級食材だったに違いなく、今こうして、若いオリーヴオイルを手に入れることが可能となった今どきの我が国日本のレストランは、何故かイタリアンレストラン紛いの調味料?(ここはオリーヴオイルを指す)をごく自然にパンのあてに使うから、これをお洒落というか?はたまた単なる流行なのか?良く解らないけれど、まぁ~バターよりも健康的な感じはしないでもない。

 いいでしょう、いいでしょう。 我が家もオリーヴオイルでパンを食してみましょう、、、。

 「……?」

 「ちょいと待った! まずいまずい、いかにもやばいぞ!!!」

 はぁ、実は実は、スープスプーンの中に我輩の撮影している現場画像が映り写ってしまったのだ。

 ま、ここは更なる恥をかみ締めて、しのびに、しのんで、このまま投稿してしまいます、、、。

 次回は、いよいよ前菜をいただこう、、、。


            <…続く…


 * 前回関連記事は、こちらから戻れます。