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Cafe & Magazine 「旅遊亭」 of エセ男爵

志すは21世紀的ドンキホーテ?
はたまた車寅次郎先生を師に地球を迷走?
気儘な旅人の「三文オペラ」創作ノート

珍客到来 at Budapest Office (癒し系か?)

2005-06-14 15:07:55 | 酔狂的欧羅巴徘徊記
 クライアントがペットをつれて事務所にやってきたので、写真を撮った。


この犬見ていると、我輩、わずかながら「心が和む」か?


読者の皆さんは、如何か? 「癒される」か・・・?


このペット、まだ2歳そこそこの雌犬らしい。今日は、この写真を見てどちらがかわいいか?どちらが年上か?・・・ 

などなど、
そんな戯言(たわごと)をいうつもりはない。

実は、この写真をみながらふと思いついたのは、最近よく使われている日本の単語「癒し」!
という言葉について、少し掘り下げて考えてみたくなった。

まず、
この「癒し」という言葉を、やたら頻繁に使うことを忌み嫌う我輩の感性、すでにこのブログで幾度か述べている。理由は、やたらこのような意味深長な用語を平然安易に使うべきでないと考えるからである。

そして今日(珍しくも久方ぶりに)、漢和辞書を調べたので以下に記述する。

  +++++++

「やまいだれ」の部(十三画)常用漢字
(意味)
(1) いえる。病気がなおる。「治癒」・「快癒」
(2) いやす。
解字:やまいだれは「病気」。愈は中空のことで、癒は心が晴れること。癒は、病気がすっかりなおることをいう。平癒・治癒・腹癒(はらいせ)

など、と、漢和辞書にて解説されている。(新撰漢和辞典・小学館・小林信明編 p705)

   ++++++++

さて、前後の「やまいだれ」が付いる漢字を見てみると、
癲癇・癌・悪癖・盗癖・癇癪・癪病・・・
おおむね、「やまいだれ」のくっつく漢字の意味は「やまい」、しかもかなり重症なり深手なり長期的慢性疾患にちかい重症者であると感ずるのである。
となれば、
そんなに大それた心の病?をもたない限り、子犬や子猫をみて「癒し・癒される」などといった大げさでネガティヴな「言葉」を持ってくっつけて表現しなければならん一億総心の病にかかった日本人、そんな世の中に我が国は成り果てたのか?どうも不思議な言葉ズカイで、この言葉を聞いていて気味悪くなる。
「癒し系タレント」?
もう、いい加減にしてくれ!
癒し系タレントと命名され、に指定された男女タレントは、すなわち「深手の傷や精神の病を癒す為のタレント」なのか?
そうではない、気楽に「癒し」という単語を使っているのである、と?
そこまでに深刻な意味がなければ、もう「癒し」という単語を使う風潮は即刻中止してほしい。

もう一つ、
「うれしい」を、キーで叩くと「嬉しい」と、転換してくる。
『嬉』!
という漢字には「おんな(女)へん」が、付いているのだ。
なんだか、これ、
女が喜ぶ・・・(能動的解釈?)
女を喜ばせる・・・(受動的解釈?)
大和言葉ができて、我が国日本の女性が文章をしたためるようになった、らしい。
それまでの文章は(それ以後もしばらくは)漢字を使って男のみが文章を操っていたと聞く。となると、この「嬉」の漢字、おんなへんがくっ付くから、どうも(能動的攻撃的に)「女を(男が)喜ばす」?(客観的に)「女が喜ぶのをみている男がいる」?(さらに客観的に)「喜ぶ女を見ていて、それの喜ぶ有り様を見て感じた男が、結果的に喜ぶ」などなど・・・
どうも、「よろこび」には、女が介在しているようだ。
最期に、そしてもう一つ、
『好』という漢字・・・
これも「おんなへん」がもろにくっ付き、さらに「子」と組み合わせられる。
つまり、「おんなのこ」の意味、丸出しだ。
こうなると、男はやたら「好き」という言葉が使いつらくなる。我輩個人的には、「好き」という言葉を他人様(特に女性?に対し)に連発してはならないと常々言い聞かせながら、今日に至る。


いざ、女性に気をつかうべし!


??の難しい大道芸人 at La Rambla in Barcelona

2005-06-13 23:20:27 | 酔狂的欧羅巴徘徊記


我輩、過去完了進行形的に4次元空間的に、つれずれに考えてきて、今日に至っていた、、、。

(なんだか最初ッから訳のわからない理屈が、出た!)

つまり・・・

1)写真を撮るときに考えた。
2)撮り終えて現像し、写真になったものを観て考えた。
3)昨日、考えた。
4)今日また、この記事書きながら考えている。

何を考えているか? って、、、

知れた事、考え事とは、すなわち、
『この大道芸人の衣装並びに彼らの意図する役割は?なぜに観客は通行人は彼らにおひねりを渡すか?渡すだけの演技が出来ているのか?』・・・・

同じ疑問に関連疑問、繰り返し繰り返し、その他諸々・・・などなど・・・








そして、












実は今、その答えが出た!

その答えは、 まず、ここをご覧頂き、そして記事を読み進められたい・・・





「・・・・・」








いや、感謝、感激・・・
I appreciate for your kind cooperation adding Ranking-Up points,,,  















「さて、まだお分かりにならないであろうか」
「・・・・」
「なに、我輩の答えは如何に?と・・・」
「お聞きになりたいか?」

いやなに、
我輩をして、

「やはり、やはり全くわからない!」という事が、解ったのである。
(I finally recognized that I could not understand the meaning at all!)


すなわち、この芸人たちのやっている芸の意味なり所以なり、いくら考えても我輩をして『紛れもなく全くもって意味不明』なり、という『答え』が、正解なのだ。

結論的に、もう暫らくの長き将来にわたって、これ以上のすばらしい回答は見出せないであろう。

この素晴らしき回答をご理解ご納得の読者、以下をクリックしてまた明日お越し頂きたい。
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<写真>
スペインはバルセロナ「ラ・ランブラ」大通。年がら年中歩行者天国にて、数多い大道芸人の中「??芸人」を撮影する・・・

眠れる公園の美女? シエスタなのか?

2005-06-12 00:25:15 | 酔狂的欧羅巴徘徊記

オ、、、 なんと?

  ???

 大丈夫か?

  うら若き女性がただ一人、真っ昼間から公園で、寝ているではないか!


 颯爽と公園を通り抜けるダンディーな紳士がいるか(前記事)と思えば、はたまた同じ時間帯に公園の芝生の上で昼寝をエンジョイする女性がいる。
我輩、思わず立ち止まった。
ズームレンズNikonZoom(35mm~65mm or?)を最も望遠?に合わせ(もっと長いレンズ、例えばせめて135mmがほしかった)そして、シャッターを切ったのがこの一枚。
二枚でなく、一枚のみ!(写真を撮る人、一枚のみの写真が如何につらいか!知る人ぞ知る!その筋の人にはご理解頂きたい)
この距離がせいいっぱい。これ以上は、近寄れなかった。
近寄れない理由は?それを知りたい読者は、まず、ここをご覧頂き、そして記事を読み進められたい・・・
 そう、
これが日本の夏ならば、地中からの湿気が芝生をつたって背中とお尻にべったりと、絡みつくはず、、、。
しかし、ここはスペイン。
空気はからからに乾燥しているので、むしろ芝生の湿気は快適か、、、。

「・・・・・」

この画像をネタに、記事に、取り上げたのだから、
この際だから、はっきり云っておきたい。
このポーズは、かなりいいのだ。
しかしこの暑さの中、ほんとうに彼女は眠れるのであろうか、、、。
そしてこれはシエスタなのか?
さてさてシエスタとは?
基準としてのシエスタは、
我家に帰り、
家族と共に昼食をとり、
そして「昼寝」する、、、
この一連の成り行きが総合されてようやく、シエスタになるのではないか?と、我輩の独断で勝手に考えれば、この公園の仮眠はシエスタではない。

「・・・・!」
「どうでもいいではないか!」
「・・・」
「彼女が満足すればそれで好いではないのか」
「・・・・・」
「ナニナニ、オ~ なさけない、何とはしたない、キミキミ、真っぴるまから変な考えをおこすでないぞ!」
「!?。。。」
「隣で今から一緒になって昼寝がしたいだと?」
「なな、何を言うか!」
「・・・?」
「もう、放っておけ・・・」
「・・・」


美女の安眠を妨げてはならぬ!と、お考えの紳士淑女、
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市中公開ストリップ劇場・Budapestおんすて~じ・・・

2005-06-09 17:35:03 | 酔狂的欧羅巴徘徊記

 今日は男性読者デー(DAY)でいくぞ。

 お断りしておくが、世界のベストセラー「Hustler」ならびに「Playboy」誌に張り合うするつもりはない。が、今日は一つ、メリハリつけていこう。

『エセ男爵・順位向上推進委員会』の常任メンバーの方々、および通りすがりの先を急がれる読者、ミニスカートの女性を鑑賞された後は直ちに、以下ランキングバーをクリック。
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   @@@@@@@@


 中央ヨーロッパ大陸の盆地、ブダペストの夏はさすがに暑い。添付画像、6月のブダペスト市内ど真ん中、とおりすがりのバックシャン(後ろ美人・つまり顔を見ないほうがよいかも、という意味。シャンの語源はドイツ語らしい)。間違っても女子高校生の無理やり超ミニスカートではない。れっきとした熟した大人のみにスカートであり、ここまで短かければ、納得できる。

 男女を問わず夏場ともなれば、かなりくだけた服装で街中を闊歩する市民が激増する。まず男性、やたらTシャツ姿が多い。ビジネスマンも面白い。上半身、ワイシャツに背広スタイルのサマージャケットにネクタイ、時にハットをかぶり、下半身は「半ズボン」。と、来る。足元はサンダルではないぞ。ハイソックスをはき、カジュアルではあるがビジネスに適したシューズをはいているから、我輩、即「敬礼」ものである。これ、それなりのジェントルマンがそれなりに着こなせば、十分「さま」になるのだから、やはり、ここはヨーロッパなのか。

「・・・・・」
「なんですって?」
「・・・」 
「なに?そこのところ、はっきりおっしゃってくださいまし・・・」
「・・・」
「承知!」

 女性は、すごいぞ。
 我輩、ハンガリー滞在の最初の夏場は面食らった。
 適切なところに適切に、超薄手の生地にて透け透けのワンピースをはおった女性が市内を駆け巡るトラム(市電)の電停に、さりげなく立っているではないか?ちょうど夕方の強烈な太陽光線が逆光、半シルエットになって女性の体形が見事に掘り出され胸元から腰元あたりが写実派のえがいた女性絵画の如くディテールを見せ付けるから艶かしい。まるでシースル-の薄物をはおり今直ちに素っ裸にならんとするストリッパーが電停をステージにセクシーダンスを舞っているが如くに勘違いをする。
 時は午後五時、昼間から連続的に照りつける太陽のエネルギーは19世紀からの建造物に蓄電器の如く蓄積され、すでに35度を越えている猛暑の中、我輩は慌てて下宿先に帰り、冷たい水で顔を洗い、冷たいビールを一気に飲み干す。
石造りの建築物は内部が涼しく、ようやく熱地獄の入り口から開放され、そして卑猥妄想から救われる・・・
 それからというもの、毎日毎日この手のストリッパーまがいの衣装をまとった成人女性及び熟女が次から次へと町中に溢れ返すではないか。毎日町中の各所でもってエンドレスのストリップを公開公演するのであるからたまらない。毎日毎日入場無料のストリップ劇場を徘徊し、8月も半ばに差し掛かる頃になると、もう、ストリップ劇場かどうか?全く訳が分からなる。
ま~、あまり裸を見られることに羞恥を感じないというか、ここまでさりげなく普通に振舞われたら「気分爽快」になった。

二年目の夏が来た。

もう何も感じなくなり、ストリップ劇場的ブダペスト夏季特別公演?、これらは普通の状態であるとさえ思うようになって、今日に至る。

「・・・」

な~に、我輩、日本の女子中高校生のスカート自主的自発的巻くりあげ不良的出来損ないストリップもどきの不潔な股座を見ても、半端な女性作官能小説的下ネタBlog記事を拝読?しても、さっぱり、、、。面白くもなく可笑しくもなく、くず下種(ゲス)のみっともなさを感ずるのみよ、、、。
(これ、大問題発言か!?!)

本日、ひらに許されよ!女性読者諸君、、、。


  <・・・完・・・>


ミニスカートになっとくされた読者、後援?ブダペスト市中夏季ストリップ大公演に賛同される方、
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古本天国? ブダペスト

2005-06-08 17:58:09 | 酔狂的欧羅巴徘徊記

 ハンガリーの首都ブダペストは、街の南北を抜けるドナウ川をはさんで一つの街になるが、ドナウに面してそそり立つ「王宮の丘」をはじめ、なだらかな山や丘陵地の多い「西のブダ側」と、平野の続く「東のペスト側」の二つの地域が合体して都市をなしている。
(すでにご存知の方、くどくて失礼!)

 この屋台の本屋さん、我輩の住まう東のペスト側は下町、ブラハルーサーテールの地下鉄駅を出た広場に店を構える。
しかし、この屋台店はただの本屋さん、古本なんて一冊もない。いまや我が国のBook-Off?ハンガリー零細版か、でもでも「この再販方式」、ハンガリーが早い。
 当然ながら8割以上がハンガリー語の本であるが、残り2割のうち1割弱が英語の本であるからうれしくなる。たいした本はないが、必ずある定番の一番は、辞書だ。英語~ハンガリー語、及びハンガリー語~英語事典が、定価の2割程度で手に入ることだ。A4版厚さ10cmもあろうかという机上版が、日本円でおよそ150円か。とにかく安い。もちろん、この辞書は一つ古いエディションになるが、全く問題はない。我輩のようなハンガリー語永久的初心者には、これで今も尚十分に役立っている。

 このような屋台店のみならず、ブダペストの市中には老舗の本屋さんが多いと感ずるくらい、本屋さんの店が目立つ。
「相対的に街の人口の割に本屋が多いのだ・・・」
と、地元の人間も言う。
格調高い店構に扱う大量の本の中、格式ある老舗の本屋さんに行けば、5~10年前発行の英語の本が山積みされているから、尚うれしい。何がうれしいか?ロンドンより半額以下安いこと、日本の価格の一割の値段で英語洋書が手に入る事。英語版でさらにうれしいのは、ハンガリー版から英語版に翻訳され、そして見事に装丁された「ハンガリーの歴史の本」、「美術の本」などなど、なかなか日本では手に入らないモノに簡単に出会えるのだ。誰が買うのか?おおむね英国人かアメリカ人の観光客?

 さて添付の写真、、、
いつもこの場所に店構えする「顔なじみの古本屋」のお姉さま、カメラを向けたらはずかしがって顔を右に向けた、、、。
朝の太陽光線がきれいに照り返し、並べられた本の山にうまく反射し、そしてお姉さまの表情活き活きと、写し出せた。

我輩、自己満足のショット。

典型的なハンガリー美人か。

「・・・」

誰かれなく美人扱いは困る?が、化粧気抜きのスラブ系女性、引き締った顔立ちである。

撮影は1996年。
古い写真が出てきたので喜んでいるのだが、これ、ようやく我輩がブダペストの生活に慣れた頃。おもえば、ブダペスト滞在2年目の春先である。

   @@@@@@@@@

今週に入り、またすこしずつRankingが下がりつつある。

そこで、請う一票!

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ハンガリー事務所の仲間たち・・・

2005-06-07 20:35:24 | 酔狂的欧羅巴徘徊記

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   +++++++++++++++

 今日の記事投稿、いささか遅くなった。

4月にはいってからの月曜日、いつも仕事先からのネットを利用し、仕事の合間を縫って投稿していたが、今日は残念ながら時間がなかった。
半年間サボっていたが、このところ毎週月曜日の夕方から翌日火曜日の午前中、合計2回の『Duty』があるからだ。職場までは新幹線で片道約2時間かかるので、通常は一泊二日の泊りがけで出かけている。
「何をやっているか?」
週に2こま、計3時間の講義を受持っている。今のところ、この仕事のみを受けている。若者と共に過ごす時間、これ、実に楽しいのである。

添付写真の話。

男性の名は、ペーター君。
女性は、マリアンさん。
この二人、今尚ハンガリー事務所の仲間である。
すでに30うん才になるペーターは珍しく?いや珍しくなくといった方がよいかもしれないが、(月に2~3度)いまだに大学に通っている。もう足掛け8年になるという。どちらかというと彼自身の人生観、敢えて四苦八苦?は、なし。精神的?いや情緒的優雅な輩というか。彼のオヤジさん、ハンガリーで唯一?の「水辺の保養地?バラトン湖」の小さな自営リゾートホテルのオーナーであらせられ、今、彼の兄貴さんが主に手伝っているとの事。ブダペストから車で高速道路を通れば、約2時間で実家に帰れる。ハンガリーの首都ブダペストから、ほとんどの主要な都市や街まで2~4or5時間で到達できるのであるからして、いかにもハンガリーは小さい国だ。
実は本日、
かねてから掲載許可承諾を本人達に照会していたところ、すでに4ヶ月目に差し掛かる我輩のグログを吟味して、OKを出してくれたので写真を照会するにいたった。マリアンは、ブダ地区の庶民住宅街に一人住まい。親兄弟はいるのであるが、家族保有の(空いた)マンションを管理する為、彼女が管理人代わりに住まっているという。ペーターは、同級生の学友とレンタルマンションに同居しているが、しょっちゅうこの事務所の仮眠ベッド兼ソファーに寝泊りしているらしい。
事務所は、ブダペストの旧市街、有名なポジョニ・ウッチャの一番地一号。電車通りから徒歩一分。ハンガリー中の住民が「メモ一枚」でいつでも尋ねてこれる場所だから便利がいい。が、逃げ隠れ出来ないから、これまた不便である。
さて二人の特徴、
ペーター君、語学の達人。我輩の(仕事の分野に限定)ハンガリー語の翻訳通訳、且つ、ドイツ語とロシア語の事務文書を英語に翻訳してくれる。
マリアンさん、日本語の達人(いや、日常日本語会話が出来る)。
彼女とは、朝の挨拶程度から日本語で話が始まり、日本語で昨日今日のトピックスを云い交わす。ついでに仕事の話まで進む事がある。マリアンが「解りました」と、頷いても、さて、一時間後に同じ話を繰り出すと、もうちんぷんかんぷんである。まあ、要するにマリアンに仕事の話をしても通じないのであるから、仕事の打ち合わせはいつもペーターと英語でやる。その後、マリアンに(ハンガリー語同士で)通訳してもらる。さらにマリアンからの質問あれば、彼女が喋る日本語で我輩が聞き、受ける。といった按配になる。
すべからくハンガリー滞在中の仕事の打ち合わせは「英会話と英文解読」を運用し、仕事上でのハンガリー語は除外し英語でもって、より確実な意思の疎通をはかる。だから英語のコミュニケーションを最優先にしている。
思うに、
日本人の使う英語とは、発音や語彙表現は決してきれいでなくてよいと常常考えており、あくまでもコミュニケーションの確実性を最優先させるべく正しい英語を使うべし。と、肝に命じている。

   <・・・完・・・>

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PS:おっと、大半の読者のご質問に、一部お答えしておかねばなるまい。
彼女、身長約168~170cm、ごく普通のハンガリー女性である。丸っきり化粧気のないすッピンで事務所に来る。これ、基本的に我輩好み。服装も地味、これが良い。
彼、ハンガリー男性の平均値からして背が高い。身長は押して知るべし。
どうだろうか?
東洋的な雰囲気を持つ顔立ち、なかなかの二枚目か。好い男である。
ハンガリー人と東洋人はかなり近い存在で繋がっているのか、3千年のユーラシア大陸民族移動はいかなるかな、民族史観の想像、今日も馳せる。
月給約3万円(?=?/US$250)。
ペーター君、まだ学生の分際だからと言い張り、それ以上の報酬を要求しない。がしかし、結構ぎりぎり手を抜く仕事振り、基本的に頭が良い。我輩ほぼ納得?とにかくきっちり仕事をしてくれます・・・
それなりの苦労もあるが、国境を越え、異なる国の若者達と一緒に仕事が出来るのも今や道楽?、「楽しみ」の一つかな・・・

イギリス縦断中の「食」の話(林望さんによせて・・・)

2005-06-06 10:08:03 | 酔狂的欧羅巴徘徊記
   
     再考!締めくくり・・・

 『イギリスの食は、まずいのか?それとも本当においしいのか?』

林望さんに寄せて、このテーマをまとめておきたい。

 というよりも、当「エセ男爵PartII」の開設以来の愛読者 Duke Akiorei さまからのご質問にお答えしたコメントを、あらためて記事としてご披露したいのである。このコメントに、すでに目をお通しの読者には、甚だご退屈をおかけするが、今日は何卒お許しいただきたい。
 「・・・」
「なに?イギリスの食事に興味がない!」
「・・・」
「イギリスは、ビールとスコッチだとおっしゃる・・・」
「お、お、お許しいただきたい」
「おっしゃっておられる事については、我輩自身百も承知で本日の記事をお読みくだされ、、、」

    ++++++++++++

以下:「コメント抜粋記事」

何料理。 (Rei67.) 2005-05-24 13:58:25

イギリスで何料理が美味しいですか?。フランス、イタリア、中華、等ありますがイギリス料理て、どんな料理かしら。想像が付かない。もしかしてソウセージとマッシュポテト?、これではドイツかな?。幼稚な質問です。

<回答コメント>
Rei67さま (エセばろん) 2005-05-24 16:46:09

英国料理は、何がおいしいか?
という質問に対し、必ず定番の『お答え』がご用意してあります。
答え=ローストビーフ!
なぜか?
99%の典型的な旅行会社営業マンが用意している答えが以上であり、倫敦には有名なローストビーフを具する有名レストランがあり、そこへ観光客を誘導するのが仕事でした。
さて、このローストビーフ、塩胡椒で下味付けてオーブンで焼くだけですから料理として考えればなんら芸のない普通一般家庭でも出来る料理法でありイギリスのみならず広く世界に散らばる欧米人社会のいわば定番料理です。
それほどに、イギリスの料理でおいしいものが見当たらない。

英国へ向け我輩自身いくたびかの渡航経験の中、ある年の3月上旬の事、約10日間かけてロンドンからストラットフォード・パー・アヴォン~チェスター~・・・・エディンバラ~ロッホ・ネスまで、つまり怪獣の出没するネス湖までバスの旅に添乗員として同行した経験があります。
さすが英国、行けども行けども山は見えず、緩やかな丘陵地帯と手入れされた森林地帯、どこかしこで第二次世界大戦中の英国の誇る名戦闘機スピットファイアーが十分に離着陸できる広大でのどかな田園地帯をひた走りに走りました。不思議なことに(英国では当たり前ですが)、まだ3月の上旬だというに、雪を一度も見ないまま、スコットランドの最北端まで行き着いたのです。さすがメキシコ暖流のおかげです。雪がなかなか降らないのがイギリスなのです。
また、全ての面で、ツアーコスト予算が十分に配慮してあったハイクラスの旅でしたが、行き着く先々で、夜な夜な出てきた料理は何であったか、そまつな前菜かあるいは前菜なし、から始まり、
個性のないスープ、
メインディッシュは、毎晩といっていいくらい、
鳥の胸肉or鳥足
ぐちゃぐちゃにマッシュされた茹でたほうれん草
マッシュポテトorまるごと焼いたポテト
以上全て味付けなし。
時たま出てきた魚料理たるや、単にオイルサーデンを暖めたもの、、、。
こんなものばかり10日間も食べ続けて地方を旅し、帰りはネス湖の近くの小さな飛行場から一ッ飛び、ほうほうのていでロンドンに逃げ帰りました。
ロンドンについて、参加者の皆さんと中華料理屋に飛び込み、これまた不味い中華のフルコースを楽しみました。が、皆さん一同に「おいし~い」といいました。

さて、
林望さんの著書「イギリスはおいしい」の目次を記しますと、

1 塩はふるふる野菜は茹でる
2 ワーズワースの林檎倉
3 魚よ、お前もか!
4 いもか、はたまたパンか
5 釣魚大全荘の昼下がり
6 いざ行け、パブへ!
7 料理をする人たち
思い出 あとがきに代えて・・・

気楽に読め、料理のレシピまですらすらと書き下す林氏のこの一冊は、女性読者の方が多い。
REIさま、
この際、不肖ばろんのお勧めの一冊、是非読まれては如何でしょうか?
美味しくないイギリス料理を、さも美味しく読ませてくれるのがこの一冊です。
ご質問に的確にお答えできるのは「この一冊」しかありません。
林望さんに、あらためて我輩は脱帽です。

 <以上、記事付コメントの紹介です>
(Akioreiさま、コメントのご質問ありがとうございます。この場をお借りし、あらためてお礼申しげます・・・)

 さて、当ブログで時々「食の話」話題にしているが、ご承知の通り、決してその筋の専門家ではない。元来、食い気より呑み気優先の人生を歩いてきた我輩である。しかし仕事柄どうしても『食』をプロとする方々との接点があり、現在に至る。
林望さんの「この本(イギリスはおいしい)」に出会い、専門分野以外のジャンルと如何にかかわりを持つか、そのスタンスを見事に解き明かした「一冊」がこれであった。
すでに何度も言及している通り、この一冊との出会いにより我輩は多くを学んだ。
学んだ中身とは、決してイギリスの食文化にとどまらず、食を通し、まずは自分の意見を発表、さらには自己主張を行い、自己主張を持って読者の心を惹きつけ、もって読者に「更なる夢」を創出させる・・・
そんな林さんの「技量」と「教養」、さらには左記の蓄積を続行できる「継続的な自己の意思」と「精神力」、これら今尚、ひしひしと感じるものである。

  <・・・・完>

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<写真:レストランのオブジェ>
一昨日投稿の「パスタのオブジェ」と同じレストランで撮影。食材に恵まれたバルセロナならではの「山海の珍味」をイメージさせるに十分な「Art」ではないか!
イギリスの食をイメージできる自前の映像がないのはいかにも残念。となると、やはりイギリスにはおいしいものがないという逆説的証明にもなるか?

マドリッド植物公園(050601b)

2005-06-01 23:04:25 | 酔狂的欧羅巴徘徊記

画像の「つるバラ?」がしつらえてある場所は、ちょうどプラド美術館側、すなわち北のゲートの左端にある。

つるバラが懸命に這い登っている基盤は、これ、そうとう時代物の塀。この塀一枚で、植物園内と外部を隔てる。塀のレンガはすでに十分乾燥し切っており、厳しいイベリア半島の自然をさらけ出しているではないか。

バラの育成には、十分な水を施さねばらない、と、聞く。
またあらためてご披露するが、植物公園内には人的に手入れされた立派な「バラ庭園」がある。
しかしどう見ても、このつるバラは、手入れされているようで手入れの度合いが低いように見える。が、しかし、こうして元気に花を咲かせてるエネルギーはどこから生ずるのか。つるバラが本来持ち合わせた自然の生命力に違いない。

ドクトル通りの北端に位置する我輩の定宿からまず「レティロ公園」に入る。
広大なレティロ公園を東西に横切り、この植物公園に到達し、歩き、そして今、植物公園の北出口に到達、、、。

我輩、無心に虚無に、カメラ携え、歩いた歩いた、、、。

いささかへこたれた・・・

スペインの自然に、植物に、そして「つるバラ」に、サルー!!!


乾杯・・・

気分の中での乾杯、そう、乾杯しながら無粋に計算した。

距離にして、すでに6~7km・・・
時間にして約2時間30分、か、、、。(この時間、かかりすぎ?そうでもないぞ?つまり鶏的に、けっして直線コースでなく、あちこちうろうろ見て歩きのジグザグ経路だから、こうなったか・・・)

われながら、よく歩いた。

暑い、喉がカラカラだ・・・

もう、十分だ、、、。

植物公園を出たら、タクシーでホテルに帰ろう・・・

(タクシーに乗れば、なんとホテルまでわずか5分の距離であった・・・)


   @@@@@@@@

*緊急報告:昨日来からの読者各位による多大な支援により、ようやく我がブログランキングは25位以内、つまり大台に近くなった。

そして、
本日中に大台に入りたく、、、、

本日もランキングアップの『大協力』をお願いしたい、、、、。

  すでに引返せない海外旅行呆けの重症患者ですから、どうかお許しを・・・

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 これは下がりっぱなしで手のつけようがない、そろそろ「村人の井戸端」から夜逃げするぞ・・・

 ン? そう、やはり二兎追うもの一兎も得ず! と、なるか。。。

マドリッド・植物公園にて(050601a)

2005-06-01 13:05:52 | 酔狂的欧羅巴徘徊記
 
 真紅でもない、さりとてピンクでもない・・・

 これ、
   この色、ローズピンクと云うのであるか、、、。

 5月中旬の昼下がり、すでに太陽は南中、写真撮影に不向きな光線を無視しながら、マドリッドはプラド美術館の南、なんとも広大な敷地の「植物公園:Jardin Botanico」をうろつく。
マドリッド市の、やや東側、東西に抜けるアルフォンソVII大通りを一本隔てて、さらに広大なレティロ公園につながる。

<記事・続く(050601b)・・・>


   @@@@@@@@

 *緊急報告:

  昨日来、読者各位の多大なるご支援により、ようやく我がブログランキングは25位内の大台突入に近くなった。

 ようやく本来の姿になるか。


        
           読者諸兄!多いに感謝する。。。。



さらに、さらに、、、

本日もランキングアップの『大協力』をお願いしたい、、、、。

   
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「ラマンチャの男」でお茶を濁そう・・・

2005-05-29 07:41:34 | 酔狂的欧羅巴徘徊記
  
   美女とジプシー論争、、、

  ややこしくなりそうだから、中座したい。

 ま、今週も週末をむかえる・・・・

*このところ、ランキングが下がりっぱなしなのである!最近押し忘れの方々が多くなった。押していただけない読者もおられるが、これは仕方がない。しかし敢えて・試しに・忘れずに・意識して・無理やりに・お世辞にでも・馬鹿げた事だと思っても、面倒でも時間かかっても、しばらくクリック続けて頂きたい。クリックいただくのは、何百人も必要ない。一回クリックで10ポイントなのだから話が早い。我輩、最近は10人以下の読者にようやくクリック頂いているから、たいへん情けない。
ほとんどの読者はランキングバーを無視!か?
 むごい!
したがって計算上、五人の読者の中たった(わずか)一人の方にクリックして頂ければ我輩はとっくにランキングトップになっている。一度なってみたいものだ。清濁取り混ぜて、是非以下のバーをクリックして先に進まれたい・・・
こういうお願いの仕方、我輩の所作はどうも「日本人的」でないな~
すでに引返せない海外旅行呆けの重症患者ですから、どうかお許しを・・・

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本論に戻る、、、

VTRを紹介したい。
「ラマンチャの男」・・・
我輩の好きな「役者」ピーターオトウールと、(勝手に決め付けて)最もジプシー女的妖気の漂う往年の大女優、かのイタリアの誉れソフィアローレン演ずる必見の映画。
舞台脚本をそのまま映画に持ち込んだので若干シナリオに問題があるか?


ラ・マンチャの男

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かの「ドンキホーテ」の物語は、中世スペインの栄華と滑稽さを千一夜物語的に描こうとした解読不明の名作。しかしどの道、ドンキホーテに描かれている中世スペインを背景とした物語は、ヨーロッパ大陸のどの国どの地域にも見当たらない「明るさ」と「アイロニー」をが込められているから不思議だ。
「何が不思議かもう少し話せ!」
いや、単純である。
物語が描かれた当時のヨーロッパ大陸には、ドンキホーテの舞台となった「陽気さ」と間の抜けた「滑稽さ」が見出せないだけであるのか?
中欧や東欧の人間から、陽気さや滑稽さが感じられないのはなぜか?
これ、理由や原因は何なのか?
わからないからここは、一つ、
無理して、逆説的にいってみよう。
強引であるが、当時のヨーロッパ、比較論的に考えればイベリア半島の住民がが如何に開放的か、他世界との人的文化的交流が忙しかったか、その一言に尽きると考える。北アフリカや中近東からの人の流れによりイベリア半島の血が混ざり合う。人の流れにより、ジプシー的性格の強いスペイン人の土着的性質、それは欧州大陸からの影響というよりも、むしろ北アフリカならびに中東の民の多くの雑多な血統が流れ込んでいると考えても偽らざる歴史的事実があろうところの民族性、さらには大西洋という海洋航路を控え持ちつつ、このヨーロッパの南端の民族は中世ヨーロッパの中でも最も国際感覚の研ぎ澄まされた民族性、そんな遺伝子を引継ぎ、永きにわたってスペイン人の血の中に流れている密かな内面要素(陽気さ滑稽さの理由につながる)からなのかもしれない。こんな陽気さを裏返せば、発作的残虐性にもつながり南新大陸に渡っては、南アメリカ原住民(メキシコ・ペルー・その他中南米各地域にて)を徹底殺戮から抹殺に及ぶ源にもなるのか。
歴史は、すでに世界の数億数万人が知る。スペインの栄華は、征服と殺戮、血によってあがなわれて来た歴史事実がある事を、、、。
これ、知らしめよ!朝鮮半島の民族と、中国大陸一部の悪徳政治家達に・・・

なあ~に、闘牛場で牛を殺すなんザ、朝飯まえだ~。
これくらいでは我輩も驚かんぞ・・・

さて、
翻って、ジプシーの流れを逆に辿れば、かの地モンゴルに立ち返るではないか。
これら全て征服欲の強いモンゴルの血統かもしれないし、ユーラシア大陸で生き延びるには、長期にわたり他民族征服とそのための殺戮を無差別無期限に繰り返さなければ、民族として生き残れない現実があったのか。そう、彼らの基準からすれば、そうであったのであろう。
人間二千年の歴史は、決してやわではないぞ・・・。
そうして、この21世紀はどうなるか。
歴史のパノラマを思い起こせば、重く低い戦慄が湧き上がり、今、背筋に寒気を催す。

このくだり、ちょいと難しいから即座に忘れてほしい。まして映画『ラマンチャの男』のストーリーとは、すでにかけ離れているから、お詫びする。

そう、観点と視点をかえて、あらためて21世紀を考えたい。


オット、忘れていた。
画像はマドリッド、、、。
100数十メーターさきに、ドンキホーテとサンチョパンザが老馬と驢馬にまたがって進んでいるのが見えるであろうか?
見よ!
これぞスペインの誇る大物中の大物なり!ついにご登場願ったのである。
これぞ、我輩「エセ男爵」の目標!
これぞ、見習うべき「大先輩」いや、「大先生」の御姿なり。かくも立派な銅像になっているではないか・・・

  さあさあ、諸兄淑女に読者諸氏、、、

   あらためてご認識いただきたい!
   
    エセ男爵の慕う『我が師の御姿』を・・・


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