銀幕日記 ~今宵の肴~

夜更かしの友である映画の寸評というか、何というか、つれづれなるままに(笑 

ダイ・ハード/ラスト・デイ

2020-08-27 00:02:51 | た行
今宵の友は、2012年製作の「ダイ・ハード/ラスト・デイ」!
何故か本人が意図しないうちに大事件に巻き込まれてしまう不運でタフな刑事ジョン・マクレーンを主人公にしたシリーズ第5弾。今回は舞台をモスクワに移し、息子のジャックと共に大暴れするアクション大作。原題(A Good Day to Die Hard)は、ネイティブ・アメリカンの言葉 “It's a good day to die.”(=死ぬにはいい日だ)」をもじったもの。

3年間音信不通だった息子のジャック(ジェイ・コートニー)が、モスクワで殺人を犯し、裁判にかけられることになった。仲違いをしたままだったジョン(ブルース・ウィリス)は、休暇を申請し、ジャックに会うためにロシアを訪れる。裁判所の外で待っているジョンの側で突然爆発が起こり、その混乱の中でジャックと再会を果たすも、ジャックは政治犯のコマロフを伴っていて……という導入。

相変わらずド派手な演出(カーチェイス、銃撃戦、爆発等々)で、目で見る分には十分楽しめる。ただし、ダイ・ハードとして内容から判断すると、限定空間でボヤキながら孤軍奮闘するジョン・マクレーンが面白いのであって、相棒と何かをするというのは違うような気がする。やはりシリーズを重ねる作品は、観る側の同じ展開だとマンネリで飽きるし、本筋から外れるとガッカリするし、という心情を察して制作してくれると嬉しいのだが。

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