銀幕日記 ~今宵の肴~

夜更かしの友である映画の寸評というか、何というか、つれづれなるままに(笑 

フォーガットン

2007-03-08 01:13:36 | は行
今宵の友は2004年制作の「フォーガットン」
息子を飛行機事故で亡くした母親が奇怪な謎に立ち向かっていくミステリー。細かい事はちょっと横に置いといて、母と子の絆って凄いね。とは思える作品。

9歳の一人息子を飛行機事故で亡くしたテリー(ジュリアン・ムーア)は、その事実を受け入れつつも、今でも息子サムの面影を記憶の中に求めていた。ある日写真やビデオから息子の姿が忽然と消えていて、気が動転するのだが、夫や精神科医は、流産のショックから想像上の息子を創り出したのであって、元々息子など存在しない、すべてが妄想だと決めつける・・・という展開。

出だしから30分くらいの内容は、サスペンス・ミステリーっぽく結構引き込まれる。しかし、テリーが事件の真相を推論し始めたあたりから、路線がズレていくので、渋い評価の人が多い作品。J・ムーアの演技が凄く良いので脚本がちょっと残念。90分ほどの作品なので一気に観られちゃうから、ま、いいか(笑

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