銀幕日記 ~今宵の肴~

夜更かしの友である映画の寸評というか、何というか、つれづれなるままに(笑 

ジェイド

2015-04-16 00:05:50 | さ行
今宵は1995年制作の「ジェイド」!
“フレンチ・コネクション”で有名なウィリアム・フリードキン監督による過激なエロティック・サスペンスで日本未公開作品。とある富豪が自宅で惨殺された事件がきっかけとなり、大きなスキャンダルに発展する様相を呈するが、といったクライム・サスペンスでもある。

富豪が惨殺される猟奇的殺人事件が発生する。事件の捜査過程で検事補のデヴィッド・コレリ(デヴィッド・カルーソ)は、この事件には州知事であるルー・エドワーズに関わるスキャンダルがあることを見つけてしまう。失脚を恐れた知事の妨害工作のために捜査は難航するが、さらに捜査を進めると、ジェイドと呼ばれる娼婦の存在が浮かび上がるのだが・・・という導入。

エロティックというほどエロは感じない作品。中盤のカー・チェイスはなかなかの出来で、アングルとかも良い。ま、それなりに楽しめた作品ではあるが、未公開なのもなんとなくわかる。リンダ・フォレンティーノ・・・悪くはない、悪くはないんだけど、妖艶な美女と言うにはちょっと……。題名の“ジェイド”には、“玉=翡翠(美しさと不変の価値)” の意味と“淫婦” の意味が掛け合わされている。

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