銀幕日記 ~今宵の肴~

夜更かしの友である映画の寸評というか、何というか、つれづれなるままに(笑 

ブラック・スワン

2020-08-23 00:08:52 | は行
今宵は2010年制作の「ブラック・スワン」!
NYで有名なバレエ楽団を舞台に将来を嘱望されたバレリーナであるニナ・セイヤーズ(ナタリー・ポートマン)が、同楽団の新規公演「白鳥の湖」でのプリマに抜擢されたプレッシャーから、徐々に心のバランスを崩していく様子を描いた心理スリラー。高い評価を得た反面、ナタリーのダンスシーンでボディダブル(替え玉)も論争になった作品。

ニナ(N・ポートマン)の所属するバレエ楽団は、演出家トマ(ヴァンサン・カッセル)の方針で、次の公演を『白鳥の湖』とすることに決定する。この演目のプリマが演じる“白鳥の女王” は、可憐で純真な“白鳥” と狡猾で妖艶な“黒鳥” の二役を踊り分けられねばならなかった。役が白鳥だけなら、ニナで決定なのだが、黒鳥をもとなると役不足は否めない状況に、新しくリリー(ミラ・クニス)がサンフランシスコから加入し……という設定。

刻々と変化していくニナの心理描写が凄いのは分かるのだが、題材がバレエのせいか、なかなか入り込めない感じがした。おそらく映画としては好みが分かれる作品と思う。一応、飽きずに最後まで観られたし、N・ポートマンは、バレリーナ役になりきって10kg減量したとかで、なかなかの肢体をみせてくれる。彼女目当てに観るのも良いかも。

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