銀幕日記 ~今宵の肴~

夜更かしの友である映画の寸評というか、何というか、つれづれなるままに(笑 

ジェヴォーダンの獣

2013-05-26 00:21:24 | さ行
今宵は2001年制作の「ジェヴォーダンの獣」!
1764年-67年にかけてフランス・ジェヴォーダン地方のマルジェリド山地周辺にオオカミに似た謎の獣が現れ、60人~100人の人間を襲ったとされる実話にシャーマン的要素、宗教対立的要素を盛り込んだ作品。この謎は現在も解明されておらず、獣が何であったかは今も議論が続いている。

ルイ15世統治下のフランスのジェヴォーダン地方では100人以上もの女と子供が謎の野獣によって惨殺される事件が起こっていた。やがてこの事件の噂は国王の下まで届き、その正体を突き止めるため自然科学者グレゴワール・デ・フロンサック(サミュエル・ル・ビアン)が派遣されることとなる。フロンサックは親友のアメリカ先住民モホーク族のマニ(マーク・ダカスコス)を伴い現地へ赴くと・・・とうい設定。

謎に満ちた実話にシャーマンやら、宗教やら、恋愛やら、功夫やら盛りだくさんに絡めているのだが、意外とサクッと観られる作品。たくさん絡め過ぎて焦点が絞れん映画は・・・、と思う方は観ない方が良く、単純に楽しめるのが好きな方に向いてるかと。モニカ・ベルッチは妖艶そのもの。

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