銀幕日記 ~今宵の肴~

夜更かしの友である映画の寸評というか、何というか、つれづれなるままに(笑 

リバティーン

2010-12-28 03:00:17 | ら行
今宵は2004年制作の「リバティーン」
初回限定アウターケース仕様。
17世紀の英国で、国王の寵愛を受けた宮廷詩人であり二代目ロチェスター伯爵であるジョン・ウィルモットという実在の人物の盛衰と彼に関わる3人の女性、貞淑で愛を貫く妻、ジョンが見いだした女優かつ愛人、唯一心を開ける娼婦 との関係をからめつつ波瀾万丈な男の半生を描いた作品。

宮廷詩人として召し抱えられ、寵愛を受けていたジョン・ウィルモット(ジョニー・デップ)は、外国の要人の前で卑猥な性描写の詩を詠んだことで国王チャールズ2世(ジョン・マルコヴィッチ)の怒りを買い、幽閉されていたが、3ヶ月後に恩赦によってロンドンへ戻ることを許される。そして、久々に観に行った芝居小屋で、磨けば光る女優の卵バリー(サマンサ・モートン)を目にして・・・という導入。

物語自体はそれほど心に残るモノではないが、本当にJ・デップという役者は凄い、どのような役でもこなしてしまう、という印象を改めて見せつけられる作品。なので、J・デップ好きの方は必見。但し、題名もそのまま“リバティーン=放蕩者” なので、常識や道徳観は期待せず、狂気や色気に引かなければだけど。

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