銀幕日記 ~今宵の肴~

夜更かしの友である映画の寸評というか、何というか、つれづれなるままに(笑 

ニコラス・ケイジのウェザーマン

2015-04-24 00:08:31 | な行
今宵は2005年制作の「ニコラス・ケイジのウェザーマン」!
パイレーツ・オブ・カリビアンの監督であるゴア・ヴァービンスキーがまったく異なる描写で描いたほろ苦いヒューマン・コメディ・ドラマ。主演はシリアスからコメディまで何でもこなせるニコラス・ケイジで、父親役をアカデミー賞受賞歴のあるマイケル・ケインが演じている。日本劇場未公開作品。

シカゴの地元テレビ局でお天気キャスターとして働き、そこそこの収入を得ていたデイヴィッド・スプリッツ(N・ケイジ)は、一見勝ち組に見えるものの、街では意味もなくファーストフードを投げつけられたり、妻のノリーン(ホープ・デイヴィス)とは別居状態だったり、有名作家である父のロバート(M・ケイン)からは認められないといった冴えない日々を送っていた。そんなディヴィッドに全国ネットのウェザーニュースのオーディション話が来て、世界観が変わるかも……といった設定。

子を思う気持ちは幾つになっても、立場が違っても、やはり確固たる絆があるんだな、と感じさせる内容かつニコラスの顔芸が結構笑えたり、悲しかったり、といろいろと楽しめる作品。劇場公開してもちょっと、という思いが浮かぶけどね。偉大な作家の父にお天気キャスターの息子……あぁ、想像しちゃったよ、ある親子をw

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