銀幕日記 ~今宵の肴~

夜更かしの友である映画の寸評というか、何というか、つれづれなるままに(笑 

黒いジャガー/シャフト旋風

2007-11-27 01:32:42 | か行
今宵は1972年制作の「黒いジャガー/シャフト旋風」
NYの黒人私立探偵ジョン・シャフトの活躍を描く「シャフト」シリーズ第2作目。前作より、こんどはアクション重視の探偵に仕上がっている。車にモーターボートにヘリコプターとこれでもかと言うくらいアクションシーンが盛りこんである。

私立探偵シャフト(R・ラウンドツリー)は、夜中に掛って来た旧友アスビーからの電話で目を覚ます。前金で5000ドル振込んだので至急事務所へ来てくれというものだった。ただならぬ気配を感じたシャフトはすぐさま車を飛ばし、事務所前に着くが、同時に爆発が起りアスビーは死んでしまう。すると共同経営者のケリーが我が物顔で仕切りはじめるようになり、残されたアスビーの妹の取り分が危うくなると感じたシャフトは・・・という展開。

NY市警とハーレムのボス、そしてシマを狙うイタリアン・マフィアといった三つ巴の戦いの真っ只中にいるシャフトがクールに立ちまわる(といっても、相変わらずやられちゃう場面あるけどw)といった感じで、観始めるとあっという間に終わっている作品。テンポも良く出来ているので、後にTVシリーズになったのも頷ける。
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