銀幕日記 ~今宵の肴~

夜更かしの友である映画の寸評というか、何というか、つれづれなるままに(笑 

ナイトムーブス

2007-11-22 01:22:43 | な行
今宵は1975年制作の「ナイトムーブス」
「俺たちに明日はない」で組んだアーサー・ペン監督とジーン・ハックマンが再び手を組み描いたサスペンス。しがない私立探偵が請け負ったのはただの家出人捜査のはずだったのだが・・・先の読めない展開に思わず引き付けられる。メラニー・グリフィスのデビュー作で、惜しげも無く17歳の綺麗な裸体を見せてくれる。

ハリー(G・ハックマン)は、元アメフトの花形選手であったが、今は細かい仕事ばかりのしがない私立探偵だった。ある日、そんな彼の元へちょっとした儲けのある仕事が転がり込んでくる。仕事内容は元女優だったアーリンの娘デリー(メラニー・グリフィス)が家出をして2週間が経過しているので、行方を捜し出して欲しいというものだった。男関係から辿って行くと意外と簡単に行方は知れたのだが・・・という展開。

昔の探偵映画っぽいルーズな雰囲気の出だしなので好きな人は結構はまるだろうな。話があまりにも簡単に進むので、うーむと思って観ているといつのまにか意外な展開になるので、目が離せない。ただ、謎解き風には作られていないので、犯人探しは難しい。でも序盤で伏線を引いているあたりは流石って感じかな。
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