今宵は2008年制作の「慰めの報酬 (2DISC EDITION)」!
初回限定光沢ジャケット仕様。
MI6(英国諜報部)に所属している諜報員ジェームス・ボンドの活動(活躍)を描いた“007シリーズ” の第22作目! 前作のエンディングからの続きを描いた作品で、一話完結だったシリーズで初の続編として制作されている。任務と個人的復讐の間で、どちらを優先させるかといった心の葛藤を軸に物語が展開されていく。
ジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)は、将来を誓い合ったヴェスパーを死に追いやったMr.ホワイトを追う過程で、新たな悪の組織の陰謀を知ることになる。その謎の組織は、ドミニク・グリーン(マチュー・アマルリック)が「グリーン・プラネット」と言う偽りのNPO法人を設立し、裏では天然資源を手にして、世界を支配しようとしてボリビアの政府の転覆を図っていたというもので……という設定。
D・クレイブのボンド役も板に付いてきたというか、充分スパイ・アクションの娯楽作品として楽しめる。前作カジノ・ロワイヤルと続けて観た方が人物や話の流れが繋がって、理解しやすいが、間が空いていても思い出しながらが観られるので大丈夫かと。カミーユ役のオルガ・キュリレンコも体当たりのアクションを披露していて好感度増。ただ、本筋とは別の仇討ち話なので、無理にボンド・ガールにしたような気がする。
今宵は2011年制作の「ドラゴン・タトゥーの女」!
スティーグ・ラーソンの推理小説“ミレニアム3部作” のうちの第一部を原作としている。同小説は、S・ラーソンの死後に出版・映画化(2009年にスウェーデンで3部作が映画化)されたが、本作は、デヴィッド・フィンチャーを監督に据えてハリウッドで再映画化されたミステリー・サスペンス。
月刊誌「ミレニアム」の記者ミカエル(ダニエル・クレイグ)は、大物実業家の不正行為を記事にしたが、逆に名誉棄損で訴えられ敗訴してしまう。仕事も失ったミカエルの元へさる大財閥の会長から40年前に発生した兄の孫娘失踪事件を再調査して欲しいと依頼が来る。単発の事件ではなく、連続猟奇殺人事件に関連があると睨んだミカエルは、天才ハッカーであるリスベット(ルーニー・マーラ)に協力要請をして……という展開。
D・クレイグのシリアスで渋い面が、北欧ミステリーの雰囲気に上手く嵌った感がある作品で、どんどん引き込まれていく。また、リスベットの精神(性格)を描くために過激な描写もあるが、それを含めて面白く観られた。最初は同時並行的に別々に描かれていた2人が、ある時から同じ方向へ絡み合いながら進んでいく展開と2人の演技がこの作品に厚みを持たせた気がする。
今宵の友は、1991年製作の「羊たちの沈黙 SPECIAL EDITION」!
殺した女性の皮膚を剥ぐという連続猟奇殺人事件を追うFBIの訓練生が、元精神科医の殺人犯との対話からヒントを得て、猟奇殺人犯を突き止めるサスペンス・スリラーで、原作はトマス・ハリスの同名小説。第64回アカデミー賞で主要5部門を独占受賞をした。また、この作品で、ハンニバル・レクターの名前と「人食いハンニバル(Hannibal the Cannibal)」の二つ名は世界的知名度を上げた。
FBI訓練生クラリス・スターリング(ジョディ・フォスター)は、バッファロー・ビルと名付けられた猟奇殺人犯による若い女性の殺害・皮剥ぎ事件を解明するように行動科学課のクロフォード(スコット・グレン)から任務を課される。解明の手掛かりとして、元精神科医で“人肉事件” の犯人として収監されている囚人ハンニバル・レクター(アンソニー・ポプキンス)に会うように指示されて……という設定。
心理描写や音楽・映像等、全てにぐいぐい引き込まれて、最後まで一気に観てしまった。J・フォスターの女性ならではの心情・表情が上手く表現されていたし、それ以上にDr.レクター役のA・ポプキンスの演技が怖いと言うか、渋いと言うか見事にキャスティングが嵌った印象を受けた作品。凛々しいJ・フォスターの容貌に二重丸!
今宵の友は、2012年製作の「ボーン・レガシー」!
ジェイソン・ボーンを主人公とするロバート・ラドラムの小説を原作とした映画化シリーズの第4作目。ラドラムの死後、執筆を継いだエリック・ヴァン・ラストベーダーの著作に同名の小説があるが、本作は異なる内容になっていて、どちらかと言うとスピンオフ的に制作されたアクション・サスペンス。
暗殺者養成プログラムの“トレッドストーン”“ブラックブライアー” に次いで実施された“アウトカム” 計画に参加していたアーロン・クロス(ジェレミー・レナー)は、アラスカで訓練を行っていた。しかし、この極秘プログラムが白日の下に晒されそうになったことで、CIAは計画の中止、被検体の暗殺に舵をきる方針を打ち出して……という設定。
ジェイソン・ボーンを軸に描いた前3作とほぼ同じ世界と時系列を舞台にしながら、別の暗殺者アーロン・クロスを題材に描いた作品。冒頭の水の中に浮いている場面なんかは、繋がりを感じさせる出来。スピンオフとして十分見応えはあるので、前3作と絡めて考えようとしてややっこしくするより、単体で観た方が良い感じがする。
ジェイソン・ボーンを主人公とするロバート・ラドラムの小説を原作とした映画化シリーズの第4作目。ラドラムの死後、執筆を継いだエリック・ヴァン・ラストベーダーの著作に同名の小説があるが、本作は異なる内容になっていて、どちらかと言うとスピンオフ的に制作されたアクション・サスペンス。
暗殺者養成プログラムの“トレッドストーン”“ブラックブライアー” に次いで実施された“アウトカム” 計画に参加していたアーロン・クロス(ジェレミー・レナー)は、アラスカで訓練を行っていた。しかし、この極秘プログラムが白日の下に晒されそうになったことで、CIAは計画の中止、被検体の暗殺に舵をきる方針を打ち出して……という設定。
ジェイソン・ボーンを軸に描いた前3作とほぼ同じ世界と時系列を舞台にしながら、別の暗殺者アーロン・クロスを題材に描いた作品。冒頭の水の中に浮いている場面なんかは、繋がりを感じさせる出来。スピンオフとして十分見応えはあるので、前3作と絡めて考えようとしてややっこしくするより、単体で観た方が良い感じがする。
今宵の友は、2000年製作の「グラディエーター」!
帝政ローマの中期を舞台にして、将軍から奴隷、奴隷から剣闘士へと人生を翻弄された男の物語をリドリー・スコット監督が描いた、大スペクタクル活劇。同作は興行収入でも成功し、批評家からも高い評価を受けたので、直ぐに続編の話が持ち上がったが、現時点で実現されていない。2018年に約30年後を描いた続編を執筆中との情報が流れたが、どうなのだろうか。
ローマ軍の将軍マキシマス(ラッセル・クロウ)は、皇帝アウレリウスと共にゲルマニア遠征に赴き、蛮族との戦いを繰り広げていた。そして、老齢の皇帝は帝位をマキシマスに譲ろうと考えて伝えるが、マキシマスは固辞をする。それでも考えて欲しいと猶予を与えた夜、皇子コモドゥス(ホアキン・フェニックス)は、自らが帝位に就く野望を皇帝暗殺という手段で実行し……という設定。
史実とは異なる内容だが、脚本の素晴らしさ、スケールの大きさ、内容の深さから歴史を垣間見た感覚にも陥ってしまうほどの作品。一見、勧善(マキシマス)懲悪(コモドゥス)に見えるけれども、視点を変えて、それぞれの立場や皇女ルシッラ(コニー・ニールセン)の心情を考察しながらだと何度も観られる。それに、CGで描かれたコロッセオは、臨場感が溢れていて凄い。
帝政ローマの中期を舞台にして、将軍から奴隷、奴隷から剣闘士へと人生を翻弄された男の物語をリドリー・スコット監督が描いた、大スペクタクル活劇。同作は興行収入でも成功し、批評家からも高い評価を受けたので、直ぐに続編の話が持ち上がったが、現時点で実現されていない。2018年に約30年後を描いた続編を執筆中との情報が流れたが、どうなのだろうか。
ローマ軍の将軍マキシマス(ラッセル・クロウ)は、皇帝アウレリウスと共にゲルマニア遠征に赴き、蛮族との戦いを繰り広げていた。そして、老齢の皇帝は帝位をマキシマスに譲ろうと考えて伝えるが、マキシマスは固辞をする。それでも考えて欲しいと猶予を与えた夜、皇子コモドゥス(ホアキン・フェニックス)は、自らが帝位に就く野望を皇帝暗殺という手段で実行し……という設定。
史実とは異なる内容だが、脚本の素晴らしさ、スケールの大きさ、内容の深さから歴史を垣間見た感覚にも陥ってしまうほどの作品。一見、勧善(マキシマス)懲悪(コモドゥス)に見えるけれども、視点を変えて、それぞれの立場や皇女ルシッラ(コニー・ニールセン)の心情を考察しながらだと何度も観られる。それに、CGで描かれたコロッセオは、臨場感が溢れていて凄い。
今宵の友は、2011年製作の「ハンナ」!
フィンランドの山奥で、幼い頃より父親に格闘術、複数の語学力、偽のプロフィールを叩き込まれた16歳の少女ハンナ(シアーシャ・ローナン)が、銃弾3発を撃ち込まれ殺害された母の敵討ちのためCIA捜査官マリッサ(ケイト・ブランシェット)を狙うというクライム・サスペンス・アクション。
電気も通っていない山奥で、ハンナ(S・ローナン)は、父エリック(エリック・バナ)と暮らしながら、相手を殺すための手段と出自を偽るプロフィールを叩き込まれながら、人の痛みや感情を持たないまま16歳になっていた。そして、既に父親の能力を超えたと思ったハンナは、外界へ行くことを決断し……と言う導入。
映像の美しさやS・ローナンの演技は見るべき価値があるのだが、脚本というか設定というか、そちらが拙くてB級作品になってしまっている感が強い作品。叩き込まれた能力を使うと言うより、走りに走るという場面が多すぎるし、追うものが追われるってどうなのかな。でも所々、緊迫する場面もあり、一気に見ることが出来たのでそれなりに楽しめた。
フィンランドの山奥で、幼い頃より父親に格闘術、複数の語学力、偽のプロフィールを叩き込まれた16歳の少女ハンナ(シアーシャ・ローナン)が、銃弾3発を撃ち込まれ殺害された母の敵討ちのためCIA捜査官マリッサ(ケイト・ブランシェット)を狙うというクライム・サスペンス・アクション。
電気も通っていない山奥で、ハンナ(S・ローナン)は、父エリック(エリック・バナ)と暮らしながら、相手を殺すための手段と出自を偽るプロフィールを叩き込まれながら、人の痛みや感情を持たないまま16歳になっていた。そして、既に父親の能力を超えたと思ったハンナは、外界へ行くことを決断し……と言う導入。
映像の美しさやS・ローナンの演技は見るべき価値があるのだが、脚本というか設定というか、そちらが拙くてB級作品になってしまっている感が強い作品。叩き込まれた能力を使うと言うより、走りに走るという場面が多すぎるし、追うものが追われるってどうなのかな。でも所々、緊迫する場面もあり、一気に見ることが出来たのでそれなりに楽しめた。
今宵は2017年制作の「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」!
ジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)が活躍する海洋アクション・アドベンチャーの第5作目で、全ての海賊を滅ぼそうとする“海の死神” サラザールとの間で繰り広げられる闘いを描いた大作。またもや監督交代となったが、久々にオーランド・ブルームとキーラ・ナイトレイが出演。
ヘンリー(ブレントン・スウェイツ)は、父ウィル(オーランド・ブルーム)の呪いを解くための鍵が“ポセイドンの槍” にあることを突き止める。そして、槍を見つけるために、かつて父と旅をした伝説の海賊:ジャック・スパロウ(J・デップ)を探し求めていた。その頃、ジャックはツキに見放されて一文無しになり、自らの懸賞金も大暴落し、落ちぶれた生活を送っていて……という設定。
元々3部作の予定を人気が出たのでという理由で続編制作しているため、シリーズを通すとだんだん迫力というか、キレが落ちているけど、単発で見る分には充分楽しめる作品。エンドロール後の映像で、第6弾を匂わせるっていうマーベル方式を入れてたけど、どうなるのかな。それはさて置き、ヒロイン:カリーナ役のカヤ・スコデラリオは、なかなか魅力的だったので、眼福、眼福。
ジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)が活躍する海洋アクション・アドベンチャーの第5作目で、全ての海賊を滅ぼそうとする“海の死神” サラザールとの間で繰り広げられる闘いを描いた大作。またもや監督交代となったが、久々にオーランド・ブルームとキーラ・ナイトレイが出演。
ヘンリー(ブレントン・スウェイツ)は、父ウィル(オーランド・ブルーム)の呪いを解くための鍵が“ポセイドンの槍” にあることを突き止める。そして、槍を見つけるために、かつて父と旅をした伝説の海賊:ジャック・スパロウ(J・デップ)を探し求めていた。その頃、ジャックはツキに見放されて一文無しになり、自らの懸賞金も大暴落し、落ちぶれた生活を送っていて……という設定。
元々3部作の予定を人気が出たのでという理由で続編制作しているため、シリーズを通すとだんだん迫力というか、キレが落ちているけど、単発で見る分には充分楽しめる作品。エンドロール後の映像で、第6弾を匂わせるっていうマーベル方式を入れてたけど、どうなるのかな。それはさて置き、ヒロイン:カリーナ役のカヤ・スコデラリオは、なかなか魅力的だったので、眼福、眼福。
今宵の友は、2013年製作の「REDリターンズ」!
現役を引退したスパイの中でもCIAが最も恐れた超一流の一団“RED” のメンバーが、世界中の諜報機関から抹殺対象にされていることを知ったことから起こるスパイ・アクション+コメディの第2弾! 第1作同様に原作は、DCコミックスの同名のグラフィックノベル。
サラ(メアリー=ルイーズ・パーカー)と平穏な日々を過ごしていた元CIAのフランク・モーゼス(ブルース・ウィリス)の元へ、元仲間のマーヴィン(ジョン・マルコヴィッチ)が、互いの身に危険が迫っていることを知らせに来るが、モーゼスは追い返してしまう。走り去ろうとしたマーヴィンの車が突然爆発していまい、本気で身の危険を感じたモーゼスは……という前振り。
前作のキャストがそのまま続投しているので安心して観られるし、充分楽しめた作品。サラが過激化していたが、それもアクセントになっていて違和感なし。キャサリン・ゼタ=ジョーンズやイ・ビョンホンといった有名どころを新キャストに加え、なかなかお金掛けてるという感じ。しかし、今回もヘレン姐さんがスピンする車内からの華麗な射撃、魅せてくれます!
現役を引退したスパイの中でもCIAが最も恐れた超一流の一団“RED” のメンバーが、世界中の諜報機関から抹殺対象にされていることを知ったことから起こるスパイ・アクション+コメディの第2弾! 第1作同様に原作は、DCコミックスの同名のグラフィックノベル。
サラ(メアリー=ルイーズ・パーカー)と平穏な日々を過ごしていた元CIAのフランク・モーゼス(ブルース・ウィリス)の元へ、元仲間のマーヴィン(ジョン・マルコヴィッチ)が、互いの身に危険が迫っていることを知らせに来るが、モーゼスは追い返してしまう。走り去ろうとしたマーヴィンの車が突然爆発していまい、本気で身の危険を感じたモーゼスは……という前振り。
前作のキャストがそのまま続投しているので安心して観られるし、充分楽しめた作品。サラが過激化していたが、それもアクセントになっていて違和感なし。キャサリン・ゼタ=ジョーンズやイ・ビョンホンといった有名どころを新キャストに加え、なかなかお金掛けてるという感じ。しかし、今回もヘレン姐さんがスピンする車内からの華麗な射撃、魅せてくれます!
今宵の友は、2010年製作の「RED/レッド」!
今は現役を引退し、年金で静かに余生を送っていた元CIAのエージェントが、突然、何者かに襲撃を受ける事件が発生したことから起こるスパイ・アクション。原作は、DCコミックスのインプリントから出版された同名のグラフィックノベル。原題REDとは、“Retired Extremely Dangerous = 引退した超危険人物” の意味。
静かで規則正しい余生を送りながら、年金事務所のサラ(メアリー=ルイーズ・パーカー)と電話で会話することを楽しみにしていた元CIAのフランク・モーゼス(ブルース・ウィリス)は、ある晩、正体不明の武装集団によって自宅を急襲されてしまう。全員を返り討ちにしたものの、電話が盗聴されていたことから、サラの身にも危険が及ぶと思ったモーゼスは、サラの元へ向かい……という導入。
主役級が全て現役引退している設定なので、アクションはそれほど派手では無いけど、随所にコメディ色を入れながらの展開で、楽しんで観られた作品。共演者もモーガン・フリーマン、ジョン・マルコヴィッチ、ヘレン・ミレンと豪華で個性的な人が多いのも見どころ。見終わって何かが心に残る訳ではないが、ハリウッド的娯楽作品と思って気楽に見るのが一番。で、ドレス姿で重機関銃をぶっ放すヘレン姐さん、超かっこいい!
今は現役を引退し、年金で静かに余生を送っていた元CIAのエージェントが、突然、何者かに襲撃を受ける事件が発生したことから起こるスパイ・アクション。原作は、DCコミックスのインプリントから出版された同名のグラフィックノベル。原題REDとは、“Retired Extremely Dangerous = 引退した超危険人物” の意味。
静かで規則正しい余生を送りながら、年金事務所のサラ(メアリー=ルイーズ・パーカー)と電話で会話することを楽しみにしていた元CIAのフランク・モーゼス(ブルース・ウィリス)は、ある晩、正体不明の武装集団によって自宅を急襲されてしまう。全員を返り討ちにしたものの、電話が盗聴されていたことから、サラの身にも危険が及ぶと思ったモーゼスは、サラの元へ向かい……という導入。
主役級が全て現役引退している設定なので、アクションはそれほど派手では無いけど、随所にコメディ色を入れながらの展開で、楽しんで観られた作品。共演者もモーガン・フリーマン、ジョン・マルコヴィッチ、ヘレン・ミレンと豪華で個性的な人が多いのも見どころ。見終わって何かが心に残る訳ではないが、ハリウッド的娯楽作品と思って気楽に見るのが一番。で、ドレス姿で重機関銃をぶっ放すヘレン姐さん、超かっこいい!
今宵の友は、2000年製作の「プルーフ・オブ・ライフ」!
頻発する国際的K(Kidnapped:誘拐)&R(Ransom:身代金)事件を専門に扱うプロの交渉人による人質奪還作戦を南米の架空の都市を舞台にして描いたサスペンス・アクションにほんのりロマンスの味付けした作品。原題の“PROOF OF LIFE=生存証明” とは、「人質がまだ生きているかの証」という意味。
石油会社のダム建設技師ピーター・ボーマン(デビット・モース)は、赴任先の南米テカラで、反政府組織ELTに誘拐されてしまう。保険会社をから反政府ゲリラと人質解放交渉のため、元英国陸軍特殊部隊SASのテリー・ソーン(ラッセル・クロウ)が現地入りするが、経費節約のため会社間の契約が切れていたことが判明し、テリーは人質の妻アリス(メグ・ライアン)の慰留を断り帰国をするのだが……という設定。
前半の無線による交渉のやり取り、後半の強行手段となかなか緊迫感もあり、面白く楽しめた作品。交渉決裂の後、強行手段にでるのは、やはりテリーが軍人上がりだからなんだろうな。あと、テリーとアリスに恋心が芽生えるのも、吊り橋理論と言うか、なんというか、まぁ、メグを起用した時点でロマンスの香りが漂うのは自明の理ということかな。
頻発する国際的K(Kidnapped:誘拐)&R(Ransom:身代金)事件を専門に扱うプロの交渉人による人質奪還作戦を南米の架空の都市を舞台にして描いたサスペンス・アクションにほんのりロマンスの味付けした作品。原題の“PROOF OF LIFE=生存証明” とは、「人質がまだ生きているかの証」という意味。
石油会社のダム建設技師ピーター・ボーマン(デビット・モース)は、赴任先の南米テカラで、反政府組織ELTに誘拐されてしまう。保険会社をから反政府ゲリラと人質解放交渉のため、元英国陸軍特殊部隊SASのテリー・ソーン(ラッセル・クロウ)が現地入りするが、経費節約のため会社間の契約が切れていたことが判明し、テリーは人質の妻アリス(メグ・ライアン)の慰留を断り帰国をするのだが……という設定。
前半の無線による交渉のやり取り、後半の強行手段となかなか緊迫感もあり、面白く楽しめた作品。交渉決裂の後、強行手段にでるのは、やはりテリーが軍人上がりだからなんだろうな。あと、テリーとアリスに恋心が芽生えるのも、吊り橋理論と言うか、なんというか、まぁ、メグを起用した時点でロマンスの香りが漂うのは自明の理ということかな。