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2019年度(平成31年度)入試 合格体験記 その12

2018-12-30 20:55:35 | 2019年度(令和元年度)小学校受験

私たちが小学校受験を考え始めたのは、娘が年中の3月でした。
私たちは受験の知識が皆無だったので、大急ぎで情報を集め、それと同時に市販のテキストを買って自己流に自宅学習を始めました。
でも開智小学校の問題傾向が全く分からないので、「これで良いのだろうか?」という不安が常にありました。


また自宅の近くの塾にも3か所ほど、体験レッスンに行ってみたのですが、どこも開智小学校専門のクラスは試験直前にならないと開設されないようでした。

どこの小学校もそうなのかもしれませんが、開智小学校は特に独特な問題の対策が必要な気がしていたので、一般受験クラスに入るのは不安がありました。

また、私たちは開智小学校以外を受験する気はなかったので、開智小学校に強い塾やクラスを探していたのです。


そして年長の4月。
幼稚園の先輩ママにお話を伺い、アヤアカデミーをご紹介いただいたのです。
田村先生と電話でお話しさせていただいたのが、すでに4月中頃。
体験希望者が殺到しているとのことで、体験予約が取れたのは5月の初めでした。

そして、アヤアカデミーの体験レッスンの日。
田村先生はどんな質問にもハキハキと答えてくださり、とてもサッパリとしていて言葉は飾らず、でも笑うと可愛らしくユーモアのある方でした。
受験のスタートが遅くなってしまったことに対しても…
「もちろん年少から始めている子たちに比べたら大きく差はついているけど、私を信じてついてきてくれれば、最大限のサポートをします!」
はっきり言ってくださり、受験に対する不安や悩みは一気に吹き飛びました。
娘も、先生はもちろん、シールや面白消しゴムにも惹かれ、いつから行けるの?と目を輝かせていました。

アヤアカデミーに入ってからは、ペーパーは先生がくださるプリントを中心に、市販の問題集も取り入れながら毎日取り組んでいました。
ご褒美方式もアヤアカデミーにならって取り入れ、プリント10枚ごとにクジを1枚引いてオモチャが当たるようにしました。

これでかなりプリントは進んだ気がします(笑)

1日の勉強時間には特にこだわらず、本人のその日の集中力によって判断していました。

でも、不得意な分野の問題になると、ほんの少しやっただけでグズグズし始めます。

そういう時はスパッと勉強をやめて、オヤツやお買い物やお散歩に誘って気分転換させました。
その後は、意外とすんなり再挑戦していた気がします。
あとは、いつも同じ場所で勉強していると飽きるかなと思い、リビングや寝室、屋上や廊下、階段などあらゆる場所でやったのも、気分を変えるのに効果がありました。


ペーパー以外にも、先生が勧めてくださったパズルや積み木も日替わりで取り組みました。

また折り紙や迷路、間違い探しなどは大好きだったので、自分から進んで毎日やっていました。
また、苦手な季節問題に関しては、ひとつ年上の受験を終えたお友だちのママが手作りしたカード(表にイラスト、裏に文字)をフラッシュカードのように毎日見せていました。
その他にも、電車や車の中では、逆さ言葉やアナグラムの問題を出し合ったり、ポスターなどを10秒間見て覚えさせ、そのあと目をつぶって記憶の問題を出したりしていました。
そのあたりのヒントも、アヤアカデミーのフィードバックの時に教えていただいたことです。


作業(巧緻性)については、もともと娘はお絵かきや工作が大好きだったので、特に道具の使い方などの練習はしていませんでした。

開智小学校では手先の器用さ以上に発想力が大切だと感じたので、家族でテーマを決めて、人が思いつかないであろう物を各自制作して発表するという練習を何度もしました。
アヤアカデミーでも毎回フィードバック前に、親たちの前で子どもたちが1人ずつ自分の制作物の発表をする時間がありました。

娘は、普段は大きな声で活発なくせに、大勢の前で自分1人だけが話す、という場面になると、途端に声が小さくなりモジモジしていました。

でも、このアヤアカデミーでの経験によって、かなりしっかりと人前で話すことができるようになりました。

発表後に先生が必ず一人一人に感想を言ってくださるのですが、それが娘に自信を与えてくださったのだと思います。


運動に関しては、夫が担当しました。

自己発信も運動系でしたので、2人で公園や区の体育館などで練習をしていました。

この受験を通して父娘の関係もかなり変わり、距離がとても近くなったように感じます。

面接の対策はほとんどしていないのですが、これもアヤアカデミーに入ってから、自然と敬語やオンオフのスイッチの切り替えを覚えました。


受験までの4ヶ月間、毎日「やることリスト」をホワイトボードに書き上げ、ひとつ終わったら消す、を繰り返してコツコツと進めてきました。
決して楽な道ではなかったけれど、田村先生に出会って先生を素直に信じることができたからこそ、真っ直ぐ歩くことができたし、この短期間で合格できたのだと思います。
周りのお友だちからも娘のことを「受験をしてすごく変わったね!しっかりした!」と言っていただくことがたくさんありました。


娘は、初めて開智小学校の「体験楽習」に行った時の帰りの電車で、「この学校に行きたい!」と自分から言いました。

そして受験直前にも「私、どうしてもこの学校に行きたいの!」と言っていました。
そんな自分の願いを自分の力で叶えたという自信が、娘を強くさせたのだと思います。

最初のお言葉通り、田村先生は最大限のサポートをしてくださいました。
アヤアカデミーに通うことができて本当よかったです。
合格発表の時の「君が開智です」という言葉は、きっと忘れません。
受験をして本当に良かったと思っています。


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