ところが、どうしても「お受験」があきらめきれない私…
娘と過ごす時間が多くなればなるほど、娘の可能性を生かせる道筋を作ってやりたい、とどうしても思ってしまうのでした。
気が付くと、もう、秋
「学校説明会」の日程を見てみようと久々にホームページを開けたところ…
開智については、「学校説明会」は3回とも終了。
「入試説明会」は辛うじてあと2回残っていました。
さとえは、「学校説明会」も「入試説明会」も終了していました
早実にいたっては、「学校・入試説明会」が1回しかなく、とっくの昔に終了です。
そうか!中学入試と違って、「お受験」は「秋」だったんだ
「お受験」はもういいや…と思っていた私は、そういうことさえすっかり忘れていたのでした
とりあえず開智はまだ間に合う…
もともと開智は受けるとしたら第一志望として考えていた学校だったので、「入試説明会」に出てみることにしました。
「入試説明会」で、初めて那須野校長先生にお会いしました。
先生は、次のようなことを熱く語られていました
・開智は、子どもの自主性を尊重し、自ら考え創ることのできる、「創造型・自己発信型」のリーダーを育成する
・そのために「4/4/4制」「異学年齢学級」「パーソナルの時間」などを設けている
(「4/4/4制」は玉川学園や立命館くらいしか採用していない)
・こうして、12年間を通して「人間としての生き方の基礎」を身に付けさせたい
・最近の大学生は論文が書けないそうだ。開智の「探究」は自分でテーマを決め、情報を集め加工しまとめ、自分なりの新しい疑問を発していくものである
・また、自分の伝えたいことを他人に伝えられない人が多い。これは、言葉が見つからない、タイミングがわからない、自分自身が伝えたいことを理解していない、ということが原因だ。そこで開智は「発信」ということにもこだわっている
また、このようにも付け加えていました。
「開智の12年間一貫教育は始まったばかり。まだまだ不十分だと思っている」
以前、那須野先生の著書「こんな小学校を作ります。」に共感を覚えていた私。
ご本人の説明とその正直な言葉は、さらに私の心を決定付けました。
「やっぱり娘を開智に行かせたい」
入試についての説明では…
・「受験生面接」「自己発信」「行動観察」「作業」「ペーパーA」「ペーパーB」「運動」の7科目があり、全科目の得点を平均して約7割で足切をする
・入試回数は2回あり、昨年は約250名の応募者から1回目で約100名の合格者を出した
娘は、運動に関しては誰にも負けないし、手先も器用なほうだ…
倍率も2~3倍程度だし…
あとはペーパー対策さえすれば、今からでも何とかなるかもしれない…
淡い期待が、私の中でどんどん膨らんでいきます
開智の「入試説明会」で18年度の過去問をゲットした私は、早速、娘に解かせてみることに。
第1回目入試
常識…全問正解
思考…最後の円や球の問題以外で、6問中3問正解
第2回目入試
常識…全問正解
思考…最後の三角すいの問題以外で、6問中3問正解
いわゆる「常識」問題は、先生の話をちゃんと聞いていれば、全然難しくない。
でも、思いっきり、これでもか!とほめちぎる私。
「スゴーいまだ年中さんなのに、年長さんがテストで解く問題がぜーんぶできちゃったんだよすっごいじゃんー」
「思考」問題。
これは、大人でも「うーん…」と考え込んでしまうほど、チョー難問でびっくり
開智の思考問題は全国でも1、2を争うほど難しい、というのは、あとで知った話です。
でも、それを、何も勉強していない娘が半分も正解するなんて!
ここでも、死ぬほどほめる私。
「この問題、お母さんでもわかんなかったよスゴいねーお母さん、感動しちゃったよ」
…すっかりその気になった娘。
「開智、受けたい、おかあさん」
ここぞとばかり…
「じゃあ、これから一年間、この難しい問題が全問正解できるように、がんばってみるー」
「うん」
負けず嫌いの娘でした。
その勢いで、以前考えていた「塾」(大手ではないほう)の体験授業を娘に打診したところ、すんなり了承
11月から始まる「新年度 年長クラス」の授業に何とか入れ込みたい、という思惑がありました。
しかーし…
「体験」を受けているときはとても楽しそうで、積極的に授業に参加。
他の子どもたちと何ら遜色ないカンジなのに…
「塾には行かない」
最後の砦と、「プレ年長講座」を受けさせてみたものの…
「お母さんと勉強したいの」
頑固な娘でした…
仕方ない、もう、こうなったら、私が教えるしかない…
…というわけで、ここから1年間。
娘と私の「闘い」が始まるのでした。
娘と過ごす時間が多くなればなるほど、娘の可能性を生かせる道筋を作ってやりたい、とどうしても思ってしまうのでした。
気が付くと、もう、秋
「学校説明会」の日程を見てみようと久々にホームページを開けたところ…
開智については、「学校説明会」は3回とも終了。
「入試説明会」は辛うじてあと2回残っていました。
さとえは、「学校説明会」も「入試説明会」も終了していました
早実にいたっては、「学校・入試説明会」が1回しかなく、とっくの昔に終了です。
そうか!中学入試と違って、「お受験」は「秋」だったんだ
「お受験」はもういいや…と思っていた私は、そういうことさえすっかり忘れていたのでした
とりあえず開智はまだ間に合う…
もともと開智は受けるとしたら第一志望として考えていた学校だったので、「入試説明会」に出てみることにしました。
「入試説明会」で、初めて那須野校長先生にお会いしました。
先生は、次のようなことを熱く語られていました
・開智は、子どもの自主性を尊重し、自ら考え創ることのできる、「創造型・自己発信型」のリーダーを育成する
・そのために「4/4/4制」「異学年齢学級」「パーソナルの時間」などを設けている
(「4/4/4制」は玉川学園や立命館くらいしか採用していない)
・こうして、12年間を通して「人間としての生き方の基礎」を身に付けさせたい
・最近の大学生は論文が書けないそうだ。開智の「探究」は自分でテーマを決め、情報を集め加工しまとめ、自分なりの新しい疑問を発していくものである
・また、自分の伝えたいことを他人に伝えられない人が多い。これは、言葉が見つからない、タイミングがわからない、自分自身が伝えたいことを理解していない、ということが原因だ。そこで開智は「発信」ということにもこだわっている
また、このようにも付け加えていました。
「開智の12年間一貫教育は始まったばかり。まだまだ不十分だと思っている」
以前、那須野先生の著書「こんな小学校を作ります。」に共感を覚えていた私。
ご本人の説明とその正直な言葉は、さらに私の心を決定付けました。
「やっぱり娘を開智に行かせたい」
入試についての説明では…
・「受験生面接」「自己発信」「行動観察」「作業」「ペーパーA」「ペーパーB」「運動」の7科目があり、全科目の得点を平均して約7割で足切をする
・入試回数は2回あり、昨年は約250名の応募者から1回目で約100名の合格者を出した
娘は、運動に関しては誰にも負けないし、手先も器用なほうだ…
倍率も2~3倍程度だし…
あとはペーパー対策さえすれば、今からでも何とかなるかもしれない…
淡い期待が、私の中でどんどん膨らんでいきます
開智の「入試説明会」で18年度の過去問をゲットした私は、早速、娘に解かせてみることに。
第1回目入試
常識…全問正解
思考…最後の円や球の問題以外で、6問中3問正解
第2回目入試
常識…全問正解
思考…最後の三角すいの問題以外で、6問中3問正解
いわゆる「常識」問題は、先生の話をちゃんと聞いていれば、全然難しくない。
でも、思いっきり、これでもか!とほめちぎる私。
「スゴーいまだ年中さんなのに、年長さんがテストで解く問題がぜーんぶできちゃったんだよすっごいじゃんー」
「思考」問題。
これは、大人でも「うーん…」と考え込んでしまうほど、チョー難問でびっくり
開智の思考問題は全国でも1、2を争うほど難しい、というのは、あとで知った話です。
でも、それを、何も勉強していない娘が半分も正解するなんて!
ここでも、死ぬほどほめる私。
「この問題、お母さんでもわかんなかったよスゴいねーお母さん、感動しちゃったよ」
…すっかりその気になった娘。
「開智、受けたい、おかあさん」
ここぞとばかり…
「じゃあ、これから一年間、この難しい問題が全問正解できるように、がんばってみるー」
「うん」
負けず嫌いの娘でした。
その勢いで、以前考えていた「塾」(大手ではないほう)の体験授業を娘に打診したところ、すんなり了承
11月から始まる「新年度 年長クラス」の授業に何とか入れ込みたい、という思惑がありました。
しかーし…
「体験」を受けているときはとても楽しそうで、積極的に授業に参加。
他の子どもたちと何ら遜色ないカンジなのに…
「塾には行かない」
最後の砦と、「プレ年長講座」を受けさせてみたものの…
「お母さんと勉強したいの」
頑固な娘でした…
仕方ない、もう、こうなったら、私が教えるしかない…
…というわけで、ここから1年間。
娘と私の「闘い」が始まるのでした。