昨日の「放射線科からご挨拶。」に引き続き、
本日は「検査科からご挨拶。」をお届けします。
皆さま、こんにちは。あわら病院検査科です。
検査科では昨年から、バーコードラベルを用いた血液検査・尿検査容器の管理を、本格的に開始しました。
これにより、血液検体・尿検体の採取忘れを減らすことに成功しました。
また、めまい・平衡障害の精査に役立てるため、重心動揺計を取り入れました。めまい・平衡障害の奥には、メニエル病、良性頭位性めまい等の耳疾患、脳こうそく等の脳疾患、血圧異常、頸性めまい、心因性めまい、自律神経失調等の様々な病態が隠れています。症状のある方は、一度、医師にご相談ください。
ここで改めて当院で取り扱っている検査について述べますと、血液学的検査、尿検査、細菌培養等の微生物学的検査、病理学的検査といった検体検査、超音波検査、心電図検査、脳波検査、呼吸機能検査、サーモグラフィー、重心動揺検査等の生理学的検査があります。
とくに超音波検査においては、血管診療技師を中心に、ASOやDVTの精査に力を入れ、研修医のエコー実習にも協力しています。
その他、検査科からも微生物学的検査結果を携えてICTに参加し、院内の感染管理の一端を担っています。これからの季節は、インフルエンザ抗原の迅速検査の件数が増えると思われます。
明るく楽しい検査科を、これからもよろしくお願いします。