日々の出来事

当院の出来事を紹介します

二十歳のお祝い

2011-01-09 18:05:00 | Weblog
先ほど、20歳になった長生き猫ちゃんの飼い主さんから、お祝いの赤飯をいただきました!20年も一緒に暮らしてきたのですから、すごい年月ですね…!

ちなみに、明日は成人式だそうです。まだまだ頑張っていただきたいものであります。

御守り

2011-01-09 17:51:56 | Weblog
糖尿病で年末から入院している猫ちゃんがいます。糖尿病性ケトアシドーシスと言われる状態でしたが、かなり回復してきました。

今日、飼い主さんがお見舞いにいらして、御守りを置いていってくれました。点滴にぶらさげて、早い回復を期待したいと思います。

ウェブメールは便利なのか?

2011-01-09 17:22:57 | Weblog
ホームページをリニューアルした際、プロバイダを変更しました。
ついでに、無線でメールがとれるようにWeb メールの仕組みを取り入れました。
メールをやりとりするには、いずれにしてもインターネットに接続する必要があります。

自分のコンピュータ内にメールが存在せず、外部のサーバー内に預けている格好ですね。
確かに自分のコンピュータの負担は少ないのですが・・・、
いざ見ようと思った際にネットに接続できないとメールが見れません。
勉強会の会場や時刻を確認しようとか、地図を見ようと思ったら、見れないことがおきました。
電波の悪い場所では、そういうことがおきるのです。

自分のPC内にメールがあった時は、電源だけがリスクでした。
(外にいる場合です)
今はどちらかというと、電波状況が一番のリスクですね。

天気にも多少左右されるようです。
今日の雪ででしょうか?いつもは通じる場所でも、今日に限って通じない・・・。
アンテナを置く位置を変更して、対応しています。
やはり早さと安定感では有線で光ファイバーでしょう。
専門誌への連載に関する資料のやりとりの場合、特に重要なことは安定性です。
写真等の重い資料を確実に送ったり受け取ったりするには、有線が安心です。

行き違いは、非常に面倒くさいこととなります。
内容によって、通信方法も選ぶようなことを行っています。

待合室に…

2011-01-08 19:45:14 | Weblog
当院の待合室に、ついに薄型テレビが設置されました。待合室にいる飼い主さんに、タイムリーな情報がご提供するようにしていきます。

シャープの液晶テレビ AQUOS です。世界の亀山ブランド…と言われるタイプですね。エコ・ポイント最終日に、イオンに並んで購入しました!ただし工事は昨日でしたけど…。

新しい手帳になりました

2011-01-05 16:23:36 | Weblog
毎年、年末になると2冊の手帳を持ち歩く日が続きます。
無駄なこととも言えますが、必要悪であると割り切っています。
ようやく新年から、今年の手帳1冊に落ち着きました。

以前には、蛇腹式のはめ込み式で、一覧性の高いタイプを使ったこともありました。
しかし私には使いにくかった・・・。
紙が破れたりしましたし・・・。

携帯電話のメモや、パソコンでの管理もよい方法ですね。
でもやはり手書きの手帳ほどの機動性がない。
ここ数年は、自分の好みなパターンになっている「ほぼ日手帳」を使っています。

手帳は人生の記録です。
最近は、仕事もプライベートも色分けして活用しています。
もう少し若い時期に、こういう方式を知っていたら・・・、
人生が違っていたかも知れないと思うことすらあります。
時間の使い方=生き方ですから。
古い手帳を見返すと、一年って早いなあ、と実感してしまいます。

ちなみに今日のミーティングでは、4月や12月の話をしているくらいです。
手帳を見ると、まだ予定は埋まっていませんが、リアルな将来を手帳は示しているわけですね。
年齢を重ねるごとに、一年がどんどん早くなります。

年末年始の診療

2011-01-03 22:46:07 | Weblog
1998年の開業以来、正月に診療しなかったことはありません。
今年もスタッフと交代で、ホテルや入院の世話を行い、
午後からは診療していました。
例年バタバタすることも多いのですが、比較的穏やかな年始でした。

とはいえ初診で来る患者さんの中には、重症なものがいくつかありました。
元旦の夜、散歩中に動けなくなった15歳の犬は、たいへんでした。
脳の異常が疑われましたが、基本に忠実に診ていけば、あちこち異常が確認されました。

特に、甲状腺機能低下症が重症と思われました。
寒い新潟で外で飼われている場合、重症化して運ばれてくることがあるのです。
寒さに対抗するために必要なホルモンが足りず、ダウンしてしまうわけですね。
肝臓の検査値が極度に悪く、腎不全や不整脈も併発しており、
体のあちこちに異常が出ていて、夜中の3時頃に私が看取りました。

実は連れていらしたのは預かっていた方で、飼い主さんは県外へ旅行中だったようです。
飼い主ご家族とは、最後まで直接お話できませんでした・・・。
年末年始ということも関係していたでしょうが、携帯電話が通じなかったようです。
仕方ないことでありしょう。

昨日血便でいらした、やはり初診のワンちゃんも、検査したらエラい事になっていました。
歯茎に内出血があり、血便、ぐったり、犬種的に血小板減少症が疑われました。
うちに来る前には、心臓が悪いと指摘されていたようです。
実際、心臓も良くなかったのですが、総合判断としてはプレ・DICという状態でした。
多臓器不全で、危ない状況でした。
輸血やら投薬やら、緊急な治療が必要でした。

スタッフの協力で、早めの治療が実施されました。
夜中はかなり状態が良くなってきていましたが、今朝急変してしまい、
柳田先生がレスキューを試みましたが、残念ながら旅立ってしまいました。
DIC になるには、それ相当な病気(感染や炎症・腫瘍など)が隠れていたと思われます。
今回は時間的に、なにが生じていたのかに関しては究明できませんでした。
飼い主さんはかなりつらい思いをされたようです。

年末・年始という特殊な時期ではありますが、何とか救える命はきちんとしてあげたいですね。
このワンちゃんは、なにか重大な病気が隠れていたはずです。
自然に治るケースももちろんあるのですが、やはり急激に落ち込んでいる場合は、
それ相応な状態の把握(検査)が必要なんですね。
当院に初診でいらしたのが、少々遅かったことが、悔やまれてなりません。

診た瞬間に、これはヤバい・・・、ってわかってしまう自分が嫌ですね。
キャリアを積んだせいのか、マズいケースはだいたいわかります。
この子は厳しいな・・・ということを検査で確認している印象です。
今晩が峠ですよ・・・という時は、だいたいその通りになってしまいます。
入院している子たちの状態を、何となく感じるのです。
「気」を感じているのかもしれませんね。