日々の出来事

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飼い主不明の負傷動物に関するシンポジウム

2011-01-23 20:26:30 | Weblog
今日は、勤務医の先生が休みだったため、一人で午前中と午後の診療を行いました。
難しい病気での入院もけっこういるので、一人だと、けっこうキツいですね。
普段、分担して仕事を進めているので、一気に効率が下がります。

獣医師一人でもできるけど、効率が悪い!、そういうことです。

昼間に、黒埼市民会館での「飼い主不明の負傷動物」に関するシンポジウムを聞いてきました。
新潟小動物臨床研究会の本間会長もお話なさいました。
こういう場合は、やはり猫が多いと思います。

飼い主さんがいるのかいないのか、はっきりしない猫ですね。
通りがかりの方が保護して来られるケースが多いのです。
治療したあとどうするのか、費用はどうするのか、明確なルールがありません。
ボランティア的に治療するケースが大半です。

飼い主さんがいそうで、見つからない場合が本当に困ります。
首輪をしているが、飼い主さんが出て来ない、そういうケースですね。
個体識別のための「マイクロ・チップ」を装着してくれていると一発で飼い主判明なんですが・・・。
まだまだ、そういうことは理想のようです。