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獣医大学の病院での肝臓腫瘍摘出手術

2012-07-01 00:42:33 | Weblog

先日、神奈川県の藤沢市にある日本大学の動物病院で、
当院の患者さんの犬にできた肝臓の腫瘍を摘出手術してもらってきました。
手術の前日に入院・検査のために看護師が連れていき、私は手術の当日に行って見学してきました。
術後に経過は良好との報告をいただいています。

新潟でエコーやCT検査を行い、どういう状態かの大半は判明していました。
私がやっても手術できなくはない部位ではありましたが、

 お金はかかっても専門家にやってもらいたい・・・

との飼い主さんのご意向で、肝臓の外科に定評がある先生に依頼しました。

18時からの手術でしたが、昼前に大学病院に着けたため、病院内の見学をして、
顔見知りの先生方にご挨拶して、夜の手術時間まで他に手術を見学させていただきました。

獣医師になる学生や若い研修医を教育する病院ですから、やたら人が多いです。
自分も駆け出しの頃、そういう現場にいたことを思い出します。
「レジデント」という名札をかけているスタッフは、ある程度任されている経験者みたいです。
獣医師なんだけどまだまだ実力・経験が・・・という方は修行中の身なんでしょう。
そういう先生も、先輩の仕事を見て、一緒にやって、経験を積んで行くわけですね。

自分がやる気ばかりの駆け出しだった時代を、懐かしく思い出しました。

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