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お葬式に出て来ました

2010-04-01 12:39:08 | Weblog
昨日は、東京で親戚の葬式に出てきました。
場所は目黒のカトリック教会。
おごそかな雰囲気で、淡々とお別れが行われました。

ご遺体は、私の過去の印象とかなり違っており、
すっかり小さくなってしまわれた、と感じました。
喪主さんのお話では、孫がたまたま医師になっておられて、
看取るに至った経過を聞かせていただきました。

私の母が、大変お世話になった方でしたので、
葬儀と火葬に同席しましたが、さすがにつらそうでした。
1月に、愛猫ミーヤが亡くなりましたが、その事を思い出します。
動物の場合でも、おごそかに大切にお別れの儀式をすることは、
残される家族にとっては極めて重要なことだと思います。
お別れは辛いけど、いつか自分たちにも間違いなく来る事実であり、
火葬することで、もう行ってしまった・帰ってくる事はないんだ・・・、
と確信するわけですね。
家族にとっては穴があいたような感覚が、しばらく続くのでありましょう。

手元にあるその方のお写真(結婚式に来ていただいたので)を見ると、
その際のお元気だった姿を思いだせます。
声もリアルに記憶に残っています。
小さい頃に良くしていただいたこと、心の奥に深い記憶として残っているのですね。

この年齢になると、親類が徐々に亡くなっていきます。
誰しも体験することなのでしょうが、時代の移り変わりを痛感します。
この人は、こういう人でこういう人生を歩んだ・・・、
それは評価ということではなく、人生の歩み方の軌跡です。
どれがいいとか悪いとかではなく、その人にしかありえない、
唯一無二のそういう人生であり、多くの方々に影響を与えて行った、
そういう事実だけが、残るんですね。

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