最近、若い猫で腎臓病のある子が流れてきます。
確かに腎臓病の範疇なんですが、確定診断がされていなかったり、
不適切な治療がされていたりもします・・・。
「若い猫」なのに、老猫に多い慢性腎不全として管理されていたりする。
血液検査で腎臓が悪い・・・確かにそうだけどそれ以上考えていない。
尿路感染症や腎・尿管結石、水腎症の見逃しが多いですね。
先日入院していた猫ちゃんは、時間がたってしまっていたため、
尿管結石による水腎症で腎機能がひどく低下していました。
血液検査→腎不全→点滴や薬・・・
ではダメだったんですね。
膀胱へ結石が流れないようなら、本来外科の適応となるでしょう。
尿路感染があるなら、原因は球菌か桿菌か、どの抗生物質が効くのか、
調べてもいない。だからこじれてしまう。
エコーを診ていないため、水腎症を起こしているのに無視している。
そういうケースが後を絶ちません。
生まれつきの腎低形成や多発性嚢胞腎も時々見つけますが、
尿路感染がこじれた腎盂腎炎は見逃してはなりませんね。
腎臓病は、勉強すればするほど奥が深い分野です。
人間なら専門家がするべき仕事を、我々は日々の診療でやらねばなりません。
わからない時やうまくいかない時は、詳しい仲間に相談しながら、
仕事を進めるようにしています。
確かに腎臓病の範疇なんですが、確定診断がされていなかったり、
不適切な治療がされていたりもします・・・。
「若い猫」なのに、老猫に多い慢性腎不全として管理されていたりする。
血液検査で腎臓が悪い・・・確かにそうだけどそれ以上考えていない。
尿路感染症や腎・尿管結石、水腎症の見逃しが多いですね。
先日入院していた猫ちゃんは、時間がたってしまっていたため、
尿管結石による水腎症で腎機能がひどく低下していました。
血液検査→腎不全→点滴や薬・・・
ではダメだったんですね。
膀胱へ結石が流れないようなら、本来外科の適応となるでしょう。
尿路感染があるなら、原因は球菌か桿菌か、どの抗生物質が効くのか、
調べてもいない。だからこじれてしまう。
エコーを診ていないため、水腎症を起こしているのに無視している。
そういうケースが後を絶ちません。
生まれつきの腎低形成や多発性嚢胞腎も時々見つけますが、
尿路感染がこじれた腎盂腎炎は見逃してはなりませんね。
腎臓病は、勉強すればするほど奥が深い分野です。
人間なら専門家がするべき仕事を、我々は日々の診療でやらねばなりません。
わからない時やうまくいかない時は、詳しい仲間に相談しながら、
仕事を進めるようにしています。
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