今朝の初診で、子宮蓄膿症のワンちゃんがまたやってきました。
食欲と元気の低下、多飲多尿、嘔吐、よく見ると、陰唇腫大、腹囲膨満でした。
これで子宮蓄膿症を疑わない獣医さんはいないでしょう。
学生か初心者の獣医さんなら、わかりやすくて良かった・・・、そんな感じになるでしょう。
診断は難しくない・・・でも心配なのは体力の有無、合併症の有無です。
子宮の細菌感染によるエンドトキシン血症、腎不全、凝固異常、
よくある合併症に膵炎、甲状腺機能低下、クッシング症候群、DIC・播種性血管内凝固症候群など、
「あなどれない」疾患の代表ですから。
手術はそれほど難しくはない。
心配なのは、麻酔と術後管理ですかね・・・。
急変もありえますしね。
今回は、飼い主さんがお医者さんなので、リスクの説明をご理解いただけていると感じています。
十分な術前検査をさせていただけているので、明日の検査結果を見てから手術ですね。
現時点ではミニチュア・シュナウザー特有の、高脂血症(脂質異常症)が顕著です。
中性脂肪は500 over でした・・・。
胆石もあります。
急性炎症の指標・CRP値はふっとんでいます。
腎不全なし、膵炎あり、DICではないがAPTT値が延長、軽度の僧帽弁閉鎖不全あり、
クッシング症候群と甲状腺機能低下症を除外したら、念のための輸血準備で手術にいくぞ!
と看護師たちに気合い入れまくりしてました。
あ、ちなみに冷静に手術に臨みますからご心配なく。
心配なのは麻酔だけ、東京から麻酔の専門家・長濱正太郎先生を呼び出そうかな・・・。
食欲と元気の低下、多飲多尿、嘔吐、よく見ると、陰唇腫大、腹囲膨満でした。
これで子宮蓄膿症を疑わない獣医さんはいないでしょう。
学生か初心者の獣医さんなら、わかりやすくて良かった・・・、そんな感じになるでしょう。
診断は難しくない・・・でも心配なのは体力の有無、合併症の有無です。
子宮の細菌感染によるエンドトキシン血症、腎不全、凝固異常、
よくある合併症に膵炎、甲状腺機能低下、クッシング症候群、DIC・播種性血管内凝固症候群など、
「あなどれない」疾患の代表ですから。
手術はそれほど難しくはない。
心配なのは、麻酔と術後管理ですかね・・・。
急変もありえますしね。
今回は、飼い主さんがお医者さんなので、リスクの説明をご理解いただけていると感じています。
十分な術前検査をさせていただけているので、明日の検査結果を見てから手術ですね。
現時点ではミニチュア・シュナウザー特有の、高脂血症(脂質異常症)が顕著です。
中性脂肪は500 over でした・・・。
胆石もあります。
急性炎症の指標・CRP値はふっとんでいます。
腎不全なし、膵炎あり、DICではないがAPTT値が延長、軽度の僧帽弁閉鎖不全あり、
クッシング症候群と甲状腺機能低下症を除外したら、念のための輸血準備で手術にいくぞ!
と看護師たちに気合い入れまくりしてました。
あ、ちなみに冷静に手術に臨みますからご心配なく。
心配なのは麻酔だけ、東京から麻酔の専門家・長濱正太郎先生を呼び出そうかな・・・。