日々の診療をしていると、様々な価値観の飼い主さんに出逢います。
人はそれぞれ異なった価値観を持っているので、
それに見合った診療を組み立てるのには、けっこう頭を使います。
こちらが良いことと思っている医療行為が、
必ずしも良いとは感じていただけない場合だってあるのです。
自費診療(自由診療)を動物に行う動物病院でありますから、
考え方だけでなく、費用(予算)との兼ね合いやリスクとのバランスも考慮します。
最近、「嫌だったけどしてよかった・・・」と言っていただけたのは経鼻カテーテルですね。
何らかの理由で食事が十分にとれない、栄養が足りない場合に、
鼻孔からチューブを入れて固定し、流動食を投与します。
すぐにつけたり外したりできる点がメリットです。
人では、同じようなことをすると夜眠れないなど、問題も多いようです。
犬猫では不思議とつけていてもよく寝ているし、
普通の食事も並行して摂取可能です。
21歳と高齢の猫で、甲状腺機能亢進症を患っている子は、
しばらく食べなくて心配しましたが、経鼻カテーテルの設置をしたら、
ずいぶん復活してきてくれました。
飼い主さんはチューブを着けることに相当な抵抗感があったと言っていました。
ますます食べなくなるのではないか・・・そういうことが心配になる訳です。
実際には、経過が良いので、着けてよかったね、という話になるわけですが。
良かれと思ってやってみて、うまくいくとやはりお互いにうれしいものですね。
人はそれぞれ異なった価値観を持っているので、
それに見合った診療を組み立てるのには、けっこう頭を使います。
こちらが良いことと思っている医療行為が、
必ずしも良いとは感じていただけない場合だってあるのです。
自費診療(自由診療)を動物に行う動物病院でありますから、
考え方だけでなく、費用(予算)との兼ね合いやリスクとのバランスも考慮します。
最近、「嫌だったけどしてよかった・・・」と言っていただけたのは経鼻カテーテルですね。
何らかの理由で食事が十分にとれない、栄養が足りない場合に、
鼻孔からチューブを入れて固定し、流動食を投与します。
すぐにつけたり外したりできる点がメリットです。
人では、同じようなことをすると夜眠れないなど、問題も多いようです。
犬猫では不思議とつけていてもよく寝ているし、
普通の食事も並行して摂取可能です。
21歳と高齢の猫で、甲状腺機能亢進症を患っている子は、
しばらく食べなくて心配しましたが、経鼻カテーテルの設置をしたら、
ずいぶん復活してきてくれました。
飼い主さんはチューブを着けることに相当な抵抗感があったと言っていました。
ますます食べなくなるのではないか・・・そういうことが心配になる訳です。
実際には、経過が良いので、着けてよかったね、という話になるわけですが。
良かれと思ってやってみて、うまくいくとやはりお互いにうれしいものですね。