外科医 アンチエイジングに目覚める!?

目指そう サクセスフル・エイジング !

抗糖化 で 減らせAGEs 

炭水化物も要注意    

あなたの健康 誰が守っていますか?

2015-05-16 00:34:46 | 【 転ばぬ先の杖 】
あまり言いたくない話ですが

ちょこっと 書いておきます。


誰の入れ知恵か 世間では

悪玉コレステロールだの 善玉コレステロールだの

あれこれ話題になっていますよねぇ。


当然のことながら 過ぎたるは及ばざる如し であって

コレステロールの低すぎるのは長生きできないとのデータも

いくつか 発表されている通りでございます。



で、

今夜の夜診で

なんともアカラサマニ

コレステロール値の低い女性が受診されました。

内服薬を求めての受診でした。


一つは漢方薬、もう一つは「コレバイン」という薬。


わたくし、女性のコレステロールに関しては

更年期以降は上昇するのが生理的な状態であって 

薬などを服用せねばならないのは 極めて一部の病態だけと愚考しており

自分の外来では 可能な限り持論を説明しておるのですが

今夜の夜診の場合は

以前 自分の考えを開陳したところ

後日 院長から

『薬を希望して来院する患者には それまでの処方をせよ!

 自分の考えを実行するのは 自分の処でやれ!』

と 言われたので

今回は 余りにも数値が低かったにもかかわらず

一応、「低すぎるのも善し悪しやしね~」

とだけコメントして そのままに薬剤を処方したのでした。


意気地のない行動をしてしまったものだ・・・ と

今になって反省しているのですが

どうですか ?


コレステロールの話について 皆さんは何を知っておいでですか?



たとえば

米国の治療基準では

「男性」「LDL190以上」が治療対象であって

女性にはエビデンスがないことは ご存じですか?


別の話題では

変形性膝関節症の痛みに対して

米国整形外科学会は

ヒアルロン酸の膝関節内注入を推奨しない

というような話は ご存じでしょうか?



てか、


みなさんの健康に関しては

誰が主役でしょうか?



なんかねぇ

この国の人々って

ほんまに 大丈夫ですか?


この国だって

これまで マガリナリニモ

「戦死者」出さずに済んできたのは

『憲法第9条』が機能していたからこそなんだけど

さて この先 いったいどうなることでしょうか?


医者だろうが 為政者だろうが

自分の考え持たずに 誰かの言いなりになって

それで あなたは自分の命が守れると

お考えでしょうか?


もし そうなら 

いやいや おめでたい話ですなぁ~~!!!


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