ベートーヴェンの交響曲は第1番から第9番までありますが、その中で別の曲名が付いているものが4曲あります。そのうち本人が名付けた曲は、第3番「英雄」と第6番「田園」で、残りの2曲第5番「運命」と第9番「第九」=「合唱」は、誰かがそう呼んだ、つまり「あだ名」なんだそうです。驚きました。
下の図が、数学者の第6番目の作品です。
解き易くします。
進めて、
上段ユニットで、1は☐で2と6と各々一回同居で、2と6は同種です。また、☐で1は6と同居しないので、1と6は同種です。しかしこれはどちらかは誤りです。どちらが誤りとしても1と2は異種になります。
1と2は異種ですので一回同居します。1が入ると1が入り、2が入ると2が入ります。従って、3と4は削除されます。
進めて、
中側ユニットで、3は☐で6と5と各々一回同居で、6と5は同種です。また、☐で3は6と同居しないので、3と6は同種です。しかしこれはどちらかは誤りです。どちらが誤りとしても5と3は異種になります。
3と5は異種ですので一回同居します。3が入ると3が入り、5が入ると5が入ります。従って、4は削除されます。
右側ユニットで、6は☐で4と2と各々一回同居で、4と2は同種です。また、☐で6は2と同居しないので、6と2は同種です。しかしこれはどちらかは誤りです。どちらが誤りとしても4と6は異種になります。異種は一回同居しますので、6が入ります。
進めて、
1は☐で4と一回同居しますので、1と4は異種です。また、☐で1は7と同居しないので、1と7は同種です。しかしこれはどちらかは誤りです。どちらが誤りとしても4と7は同種になります。同種は同居しませんので、7は削除されます。
進めて、
上段ユニットで、☐には1と2が決まっています。9は☐☐で7と同居しないので、9と7は同種です。また、☐で9は6と三回同居で9-6の磁石候補です。しかしこれはどちらかは誤りです。どちらが誤りとしても7と6は異種になります。異種は一回同居するので、7が確定します。
進めて、
左側ユニットで、8は☐で6と7と各々一回同居するので、6と7は同種です。また、☐で8は6と同居しないので、8と6は同種です。しかしこれはどちらかは誤りです。どちらが誤りとしても7と8は異種になります。異種は一回同居するので、8が入ります。
進めて、
8から右下へ8の奇数個連鎖 強・弱・強・弱・弱で、8は削除されます。
進めて、
さらに進めて、
5から上へ5の奇数個連鎖 強・弱・強・弱・弱で、5は削除されます。
進めて、
さらに進めて、
5から上へ5の奇数個連鎖 強・強・強・強・弱で、☐の5が確定します。
進めて、
さらに進めて、
あと少しです。
正解です。
この作品は連チャン系ではなく、細かな手順の積み重ねでした。どちらが良いと云うものでは有りませんが、私には連チャンの方が爽快感が有ります。
次回はネットで見つけた作品です。作者本人の投稿文を参考にして、作品名を「超難問のつもり」とさせて頂きました。下の図がその問題で、二日間かけて作成したそうです。
ヒント数字17個の難問で、超は付きませんが傑作です。上手に解けるとこの作品の良さが分かります。挑戦してみてください。
ご覧頂きまして有り難うございました。