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ナンプレふぁんのひとりごと

ナンプレは初級から上級に行くにつれて解きにくいですね。

簡単な新しい原則を見つけましたので、是非ご覧ください。

✕への質問ー2

2024-11-28 08:14:08 | X(ツイッター)より

以前、行・列の領域に空きマスが5個あるときは、三国同盟と二国同盟 に分割されると記しましたが、この順番が大切で 二国同盟と三国同盟 ではありませんのでご注意ください。ですので、二国同盟を先に造ってはいけないのです。

 

今回の題材は、✕ への質問で、次の一手は?と云う質問図です。

        

候補数字の一部が抜けていましたので、修正図を解説します。

        

第1列に空きマスが5個有ります。

        

が消えると1・3の二国同盟が出来ますので、

        

2を残してで1・2・3の三国同盟を造りますとが削除されます。

        

すると、に6がに7が確定します。単独領域だけの作業で確定数字を造ってはいけないと云う鉄則が有りますので、これは不可です。そして、偶然の矛盾です。この図をA図とします。

        

次にの7が消えても1・3の二国同盟が出来ます。

        

ですので、の1・3・7の三国同盟を造りますとが削除されます。

        

今度はに2がに6が確定します。これも不可です。従って、三国同盟を造った後に二国同盟が出来なければ使用しないでください。なんだ失敗手順じゃないかと思われた方もいらっしゃると思いますが、そうでもないのです。この図をB図とします。これもまた偶然の矛盾です。

        

A図とB図は造る三国同盟が違います。どちらかは必ず誤りです。

A図はの2が活きるとの6が削除されます。

B図はの7が活きるとの6が削除されます。

どちらが誤りでも、2と7は同舟です。つまり、2と7が同時に確定するか削除されるかの二択になります。同時に削除されれば1・3の二択マスが3個出来ます。ですので、2と7は同時に確定します。これは必然の矛盾です。

2個の偶然の矛盾から必然の矛盾が発生したのではないでしょうか。

しかし、これも単独領域だけの作業で確定数字を造っていますので、表立っては使用不可です。裏の定跡なので、「仕事人定跡」と名付けました。確定マスが分かっていれば他のロジックを探すのに役に立つと思います。

ここまでが、おまけ です。

 

修正質問図に戻ります。

        

実は、上の図は一手詰めナンプレなのです。

        

突破口はの1・2・3の三択マスです。そして、急所は2です。理由は、おまけ に記して有ります。二国同盟から分割してはいけない。の2が消えると1・3の二国同盟になります。

ですが、の2を確定させる手順は見当たりません。ですので、他のマスの数字を確定させます。

        

三択型の Nishio です。に1が決まると3が決まり7が決まり、

        

続いて6が決まりの1が決まります。

        

に3が決まると1が決まり7が決まり、

        

6が決まりの1が決まります。

        

に2が決まると3が決まり2が決まり、

        

3個のは1・4・5の三国同盟が出来ます。

        

は2・4・5が削除されるので7が決まり、

        

は1・7が削除されるので6が決まり、

        

は6が削除されるので1が決まり、

        

の1は一心同体なので、に1が決まります。

        

結果、に1・2・3のどれがが決まってもに1が確定します。

        

1で進めて、

        

7で進めて、

        

6で進めて、

        

ここでの2が確定します。2進めて、

        

3で進めて、

        

4で進めて、

        

5で進めて、

        

6で進めて、

        

第8行の3で進めて、

        

第7行の2で進めて、

        

8で進めて、

        

1で進めて、

        

5で進めて、

        

1で進めて、

        

正解です。

 

久し振りに一手詰めナンプレを見付けました。これは必然的な矛盾でないと出会えません。一手詰めナンプレの最高傑作は「紫電一閃」です。是非一度ご覧になってください。

 

次回も✕ への質問です。

        

この質問図は一手詰めナンプレではありません。でも、既存のロジック命の上等兵さんには難しいかもしれません。ですので、役に立たないヒントを「急所は三択マスです。2個の数字の色分けを決められれば残りの数字は削除されます。」

 

ご覧頂きまして有難うございました。


「うらおもて」

2024-11-18 08:13:18 | ひとりごと

前回の記事で、矛盾には必然的と偶然的の2種類存在すると記しました。今回はその続きで滅多に出現しない矛盾の形を見付けましたので、記事にしました。

その前に「ナンプレ 眺めて解こう」さんの Yahoo!知恵袋 への回答手順の一部を勝手に引用してイジリましたので、お詫びを申し上げます。申し訳ございませんでした。

 

今回の題材は、Yahoo!知恵袋 への投稿で次の一手を教えてください。と云う質問で、

        

上の図がその質問図です。私の手順だと回答にならないので、この記事にしました。

        

この図が作品図です。私は「うらおもて」と名付けました。

        

候補数字を入力したこの図から解き始めます。

        

第5行の2で進めて、

        

第5列の5で進めて、

        

第5列の7で進めて、

        

第5行の9で進めて、

        

第8列の8で進めて、

        

右下ブロックの3で進めて、

        

右中ブロックの6で進めて、

        

中上ブロックの1で進めて、

        

中央ブロックの8で進めて、

        

左上ブロックの9で進めて、

        

右下ブロックの4で進めて、

        

この図が質問図に候補数字を入力した図です。

        

7の Loop が出来ています。

        

は3・7の二択マスで、は3と7の唯一の接触マスです。

        

共倒れ では削除されます。

ここで注意して頂く事が有ります。第1行1・2・3列に ふきのとう定跡 らしきもの有ります。ふきのとう定跡 は3個型弱リンクの中に2個型強リンクが在る場合のみです。この図では8の弱リンクの中の7は Loop ですので、ふきのとう定跡 は使えません。

        

7で進めて、

        

第4行の3で進めて、

        

第4行の9で進めて、

        

三国同盟で、

        

は1・5・6の三択マスです。

        

が決まるとが決まりが決まります。

        

そして、が決まるとが決まりが決まります。

        

従って、にはも入れないので削除されます。

        

第9行の5で進めて、

        

4で進めて、

        

1で進めて、

        

8で進めて、

        

9で進めて、

        

4で進めて、

        

6で進めて、

        

1で進めて、

        

8で進めて、

        

正解図のここまでが おまけ です。

 

これからが「うらおもて」の本題です。

        

説明し易いように、候補数字を入力した質問図です。

        

急所はの1・4の二択マスです。

        

「ナンプレ 眺めて解こう」さんは Nishio Logic の大家です。そして、その Nishio の道の一つが上の図です。

内容は、に4が決まるとに4が入り、▢に5が入りに1が入ると云う手順です。これはの4が消えると云う Nishio の必然的な矛盾です。詳しい回答は Yahoo!知恵袋 をご覧ください。11月3日付けの質問です。

        

でも、の4にはもう一つの道が有るのです。に4が決まるとに1が入り、に4が入ると云う手順です。これもの1が消えると云う必然的な矛盾です。

        

二つの図を重ねますと、に4が決まるとには1と4の両方がが入ると云う事になります。言い換えるとでは1と4の両方が削除されると云う事になります。つまり、これもまた必然的な矛盾です。私は初めて見る形です。

        

従って、には4は入れないので削除されます。この二つの道のどちらが表街道で、どちらが裏街道だか不明なので、作品名を「うらおもて」と名付けました。

 

最初の記事は此処まででしたが、あることに気が付きました。

前回の記事のコメント欄に numpl_npm さんから「偶然の矛盾から必然の矛盾を発見する」と云うお題を頂きまして、私は難しいですと返答しましたが、その逆の「必然の矛盾から偶然の矛盾を発見する」を見付けましたので、どうでしょうか?

        

冒頭に記しました「ナンプレ 眺めて解こう」さんの Yahoo!知恵袋 への回答手順の一部を勝手に引用してイジリました。に4が決まるとに4が入り、に5が入りに1が入ると云う Nishio を成立させる必然的な矛盾です。

        

でも、この手順には続きが有りました。に1が入るとに8が入りに4が入るのです。

        

は第1列と云う同じ領域に有ります。つまり、に4を決め打ちすると、で矛盾が生じます。これは仮定法です。必然の矛盾から偶然の矛盾を発見しました。

 

もう一つ

        

に4を決め打ちしても、同じ道を進みに4が入ります。この道は必然の矛盾を持たない最初から 偶然の矛盾 です。

        

二つの図を重ねるとこの図になります。一目左上ブロックでは第1列には4が入らない事が分かります。ドラマでは「偶然の出会いが2度有ると必然の出会いです」と云う台詞が有りますが、これを 必然の矛盾 とするには無理が有るでしょうね。

 

次回は、次の一手は?と云う ✕ への質問で、次の図です。

        

候補数字が抜けているマスが有りましたので、修正しました。

        

どのマスが最初に確定するかは、解く方の力量によって違うでしょうが、挑戦してみてください。

 

ご覧頂きまして有難うございました。


「矛盾」

2024-11-08 08:15:59 | ひとりごと

現在知れ渡っているナンプレの解法は、奇数個連鎖の一部と Nishio を除くと、あるマスには数字Aは入れないと云うロジックです。この現象を「矛盾」と表現しています。これは根拠が有る 必然的な矛盾 です。私がよく使う「このマスにはも入れないので削除されます。」もその一例です。対して、マスに適当な数字を決め打ちしてしらみ潰しに進めたら、あるマスには数字Aは入れない。この現象も「矛盾」と表現しています。これは 偶然の矛盾 です。

ナンプレは矛盾を利用しないと解けません。必然的な矛盾のみを使うように努力しています。

 

今回の題材は、Yahoo! 知恵袋へ投稿された質問図です。

        

私はこの作品を「矛盾」と名付けました。質問者さんは「矛盾を使わずに進めることは不可能でしょうか。」とコメントされています。答えは「不可能」ですが、必然的な矛盾のみを使って解いてみました。

        

いつもよりマスが大きくなりました。初めから候補数字が入力されています。

        

は1・2の二択マスです。

        

に2が決まるとが削除されます。

        

のどちらかに2が入るのが普通ですが、入れません

        

理由はが削除されるからです。

        

従って、にはは入れませんので、削除されます。これが必然的な矛盾です。仮定法ではありません。

なぜ仮定法ではないのか知りたいですか?

ナンプレにおける仮定法とは、あるマスに2を決め打ちして、その先全ての道に矛盾が生じるのでそのマスに2は入れないと云うものです。それに対して2は最初から道が無いので、2の存在こそが矛盾なのです。

        

1で進めて、

        

2で進めて、

        

2個のの合計は9です。

        

片方に1が決まっていますので、8が確定します。これもまた4と5では1との合計が9にならないと云う必然的な矛盾の結果です。

8で進めて、

        

三国同盟で、

        

二国同盟で、

        

3で進めて、

        

7個のの合計は30です。領域の合計は45ですので、2個のの合計は15になります。

        

2個のの合計は20です。

        

は5が確定します。5で進めて、

        

2で進めて、

        

3個のの合計は16です。

        

が決まると17以上になりますので、削除されます。これも 必然的な矛盾 です。

        

右下ブロックの9で進めて、

        

3個のの合計は13です。

        

が決まると13以上になりますので削除され、その時1が入ると13未満ですので、も削除されます。

        

7で進めて、

        

二国同盟で、

        

3個のの合計は16です。1と8は決まっていますので、は削除されます。

        

7で進めて、

        

二国同盟で、

        

右下ブロックの6で進めて、

        

3個のの合計は12です。

        

が入ると12を超えてしまうので、削除されます。9で進めて、

        

3個のの合計は12です。奇数数字は2個無いといけませんが、入っても1個なので、削除されます。

        

二国同盟で、

        

二国同盟で、

        

5個のの合計は21です。3マスの合計は8ですので、残り2マスの合計は13です。

        

2マスの合計が13になる組み合わせは4・9のみです。従って、は削除されます。

        

二国同盟で、

        

に入る数字は一心同体なので同じ数字です。

        

従って、は削除されます。

        

に入る数字は同じ数字です。ブロックの凸と凹です。

        

従って、は削除されます。

        

3個のをご覧ください。

        

三国同盟で、は削除されます。

        

第1列と中左ブロックの二つの領域の、二国同盟で、

        

2で進めて、

        

9で進めて、

        

2個のの合計は13です。

        

は相手が居ないので、削除されます。

        

は4・9の二択マスですので、2個のにはは入れません。従って、削除されます。

        

6で進めて、

        

7で進めて、

        

8で進めて、

        

1で進めて、

        

9で進めて、

        

2個のの合計は18です。

        

が決まると、残りの2マスの合計が14です。が入ります。

        

が決まると、残りの2マスの合計が11です。が入ります。他の数字は入れないので削除されます。

        

6で進めて、

        

3個のの合計は11です

        

1は確定していますので、残りの2マスの合計は10です。2・8と3・7が候補ですので、は削除されます。

        

は4の強リンクで、は2の強リンクです。強リンク優先ですので、は削除されます。

        

三国同盟で、

        

二国同盟で、

        

6で進めて、

        

の数字との数字は同じです。

        

の数字が3でも6でも3個ののどれかに6か3が入ります。

        

従って、にはは入れませんので、削除されます。

        

9で進めて、

        

5で進めて、

        

6で進めて、

        

6個のの数字の合計は33です。

        

6個のの数字の合計は28です。従って、は5が確定します。5で進めて、

        

1で進めて、

        

8で進めて、

        

3個のと2個のの合計は25です。

        

3個のの合計は15ですので、2個のの合計は10になります。足して10にならないは削除されます。

        

二国同盟で、

        

4で進めて、

        

5で進めて、

        

6で進めて、

        

8で進めて、

        

3で進めて、

        

2で進めて、

        

6で進めて、

        

9で進めて、

        

4で進めて、

        

2で進めて、

        

7で進めて、

        

正解です。

 

最初の一手が急所でしたね。ご覧の通りサムナンプレは合計数字を追っていけば、偶然の矛盾 を使わなくても必ず解けます。

 

次回もYahoo! 知恵袋 への質問の図で、次の図です。

        

私はこの質問図の元の作品を「うらおもて」と名付けました。超難問ではありませんので、挑戦してみてください。

 

ご覧頂きまして有難うございました。