昨日の続きです。
春を告げる花たち、
次は
「菊咲き一華(キクザキイチゲ)」
[学名:Anemone pseudo-altaica Hara]
キンポウゲ科の多年草で、イチリンソウ属の早春植物。
地下茎は横にはう。茎は高さ約15センチメートル。茎葉は1回3出複葉。
同属のアズマイチゲに似るが、キクザキイチゲは葉の小葉が羽毛状に切れ込み、
先端が長くとがっており、葉柄の基部が広がるので区別される。
花は直径約3センチメートル、白色または淡紫色で、
4~6月、茎の先に上向きに1個ずつ開く。
萼片(がくへん)はイチリンソウよりも細長く、8~13枚。痩果(そうか)は卵形で、毛が密生する。
近畿地方以北の本州、北海道に分布し、温帯上部の落葉広葉樹林内に生える。