猫好きエンジニアの呟き

車好き、猫好きのエンジニア『シン・レオ(元あうでぃ猫)』の日記です
食べ歩記、ドライブ写真、神社仏閣、植物写真など

V6坂本クンの舞台、「NO MAN'S LAND」

2007年06月05日 12時27分42秒 | 演劇・舞台・ミュージカル

昨日、V6の坂本クン主演の舞台(演劇)、

「NO MAN'S LAND」観てきました。

場所は新大久保の「グローブ座」です。

舞台は1993年の旧ユーゴスラビア、ボスニア紛争の戦場。

坂本クンの役は家族全員をセルビア軍に虐殺され、

自らも志願して兵になったボスニアの農村の青年。

戦場の最前線の塹壕の中、負傷した味方と、敵のセルビア人兵士。

途中から国連軍兵士役の浅野温子さんも加わり、

生きるか死ぬか、殺すか殺されるか、一触即発のギリギリの駆け引き。

とても迫力があり、昨日までの友人隣人が殺し合う戦争の恐ろしさが、ビリビリ伝わってきました。

憲法九条の改正、集団的自衛権の問題など、きな臭い今の日本で、

多くの人、特に若い人に観て知って欲しい話でした。

戦争と云うものはどんなことがあっても、やってはいけないことだと思いました。

戦場の最前線で、血を流し、殺し合い、死んでいくのは名も無い兵士、一般のそこらの農民やパン屋など普通の人間。

戦争を始めた奴らは、弾の飛んでこない所で、国の為に戦え、と煽っているだけなんだ。

戦争は誰でもが嫌な物というが、その戦争で武器を売り、儲けている奴は戦争を待ち望んでいる。

しかし、死んでいくのは罪の無い子供たちや老人や女たち。

「傍観しているのは加勢しているのと同じ」

傍観者でいてはいけない!

 

この舞台の元になった映画がビデオかDVDになっているようなので、そっちもぜひ観てみたいと思います。

 

The Globe Tokyo

坂本昌行主演
「NO MAN’S LAND」

http://www.tglobe.net/CGI/new/detail.cgi?seq=000000381

「戦争」の無意味さに痛烈な批判を込めて、
人間の争いの愚かさを問う問題作!


死者20万人、難民・避難民200万人という犠牲者を生んだ
ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争。
1992年から95年まで続いたこの内戦の悲劇を、
鋭いユーモアと苦い現実味で描いた
『NO MAN’S LAND』がいよいよ上演されます。

主人公の兵士を演じる坂本昌行は言う。
「戦っている敵同士が同じ言語でしゃべって、共通の知り合いもいる。
そんな中での戦い。それが意味するものは、いったい何なのか?」

脚本と演出を手掛ける鈴木勝秀は、
「この作品は野外の密室劇であり会話劇。
その演劇的な構造の中で、本当にあったことの重さを出していきたい。」
と語ります。


 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

映画、「NO MAN'S LAND」

http://www.bitters.co.jp/noman/


 2001年のカンヌ国際映画祭において、圧倒的なストーリーテリングの巧みさで
世界中のマスコミを興奮の渦に巻き込み、脚本賞を受賞した『ノー・マンズ・ランド』。
その後も、サン・セバスティアン、サンパウロ、サラエヴォなどの映画祭で次々と観客賞を受賞。
半年間に12カ国で17の賞を受賞するなど、上映される国々で、観客の熱狂的な支持を受けている。

 


『ノー・マンズ・ランド』が意図するのは、責任追及ではない。
悪いことをしたのが誰なのかを指摘する映画じゃないんだ。
僕が言いたいのは、あらゆる戦争に対して、異議を唱えるということだ。
あらゆる暴力に対する僕の意志表示なんだよ。

ダニス・タノヴィッチ

 

 

「殺戮に直面したら、傍観も加勢と同じだ」
というセリフが心に焼き付いて離れません
地雷の上に寝っ転がされて
そこから見える青空はどんなんだろう?
「もう傍観者はごめんだ」
「もう傍観者はごめんだ」

もりばやしみほさん
(hi-posi/ミュージシャン)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。