昨日、V6の坂本クン主演の舞台(演劇)、
「NO MAN'S LAND」観てきました。
場所は新大久保の「グローブ座」です。
舞台は1993年の旧ユーゴスラビア、ボスニア紛争の戦場。
坂本クンの役は家族全員をセルビア軍に虐殺され、
自らも志願して兵になったボスニアの農村の青年。
戦場の最前線の塹壕の中、負傷した味方と、敵のセルビア人兵士。
途中から国連軍兵士役の浅野温子さんも加わり、
生きるか死ぬか、殺すか殺されるか、一触即発のギリギリの駆け引き。
とても迫力があり、昨日までの友人隣人が殺し合う戦争の恐ろしさが、ビリビリ伝わってきました。
憲法九条の改正、集団的自衛権の問題など、きな臭い今の日本で、
多くの人、特に若い人に観て知って欲しい話でした。
戦争と云うものはどんなことがあっても、やってはいけないことだと思いました。
戦場の最前線で、血を流し、殺し合い、死んでいくのは名も無い兵士、一般のそこらの農民やパン屋など普通の人間。
戦争を始めた奴らは、弾の飛んでこない所で、国の為に戦え、と煽っているだけなんだ。
戦争は誰でもが嫌な物というが、その戦争で武器を売り、儲けている奴は戦争を待ち望んでいる。
しかし、死んでいくのは罪の無い子供たちや老人や女たち。
「傍観しているのは加勢しているのと同じ」
傍観者でいてはいけない!
この舞台の元になった映画がビデオかDVDになっているようなので、そっちもぜひ観てみたいと思います。
坂本昌行主演 http://www.tglobe.net/CGI/new/detail.cgi?seq=000000381
「戦争」の無意味さに痛烈な批判を込めて、 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 映画、「NO MAN'S LAND」 http://www.bitters.co.jp/noman/ ダニス・タノヴィッチ
「殺戮に直面したら、傍観も加勢と同じだ」 もりばやしみほさん |