俺もお前も人生の敗北者

とりあえず否定から入るネガティブ思考で常にB級嗜好なATOPのブログ

アンチまじめ

2008-09-16 20:52:34 | 今日この頃
先日は久しぶりに部室に行きました。すっかりOB扱いです…当たり前ですね。だめだなぁ…あの空間、やっぱり居心地良いわ。あれで新聞作ってなかったらもっと良い部活だと思うんだけどなぁ(何。

それはそうと私もOBになって、後輩がせっせと働いているのを見ると色々と思うものがある。考えてみれば後輩のことをあまりブログで書いたことがない私です。時々あったと思いますが、そんなに書いたことありません…なんでですかね。そんだけ重要な問題じゃなかったということですかね(笑。

今回ようやく純度100%の57代、最初の編集期間です(多少この状況に不満はありますが)。彼らが立てた目標は「1人1人がメジャーになる」。これは分かる気がします。別に今回の企画を意識してとかではなくて、うちの部活に必要な感覚だと思います。それに加えて今この状況で彼らが立てたと言うことが意味深いんではないかと思います。

私が言うのも何ですが、この部の人間はちっちゃいです。ハオ様もびっくりなぐらい「ちっちぇーな」です。大きく構えることができなくて、目先の利益・不利益にこだわっていて、まじめ一辺倒で、つまらない。ここまでいうとろくでもない人の集まりにしか思えないのだけど、実際そこに飛び込んでしまうと怖いことにそれに慣れてしまう。普通になるんですね。でも一歩外から見てみればやっぱり普通じゃない空間なんです。結局は井の中の蛙の世界で、社会から距離を置いた閉鎖空間なんですね。応援団と何も変わりません。

私自身、疑問に思うことですが、いつからこんなまじめ一辺倒になったんですかね。例の事件があったせいなのか…そうだとしたら侵略戦争で反省し続ける日本の姿勢と同じだよなぁ。だいたいOBとか大学関係者、取材対象に対して固すぎるんですよ。粗相内容になんだろうけど、粗相があった方が面白いという発想もあるわけじゃない。まじめな人は愛されません。失敗しても憎めない人が一番愛されると思うんですけどね。

ただまじめ人間が代々量産されていると組織は安定性は増し、保守的になります。しかし、悪いことではありませんが今の情勢から言うとそれは悪いことだと思います。変化が欲しい時期、それにもともと新聞というものは変化を好む代物であるから、まじめほど停滞するものはないと私は思ってました。

ともかくとしてこの部に在籍したことで、立派に私もまじめ人間だったわけです…異論は認めません。そして自分たちの代はまじめです。はっきり良いっておもしろくもなんともなく、平凡というか、無難な思想・言動であったため、そこから生み出される新聞や部活動はありきたりだったと思います。これは幹部になる前から感じていたことですけど、私自身どこか自分に期待してなかったし、自分たちにも期待できる要素がありませんでした。というよりも幹部人事で私を企画にした時点で、当時の私が部に必要だと思った変化は生み出せないと思っていましたし。今でもなんで私なのか疑問に思うわけですが、そこが先輩と私が考えていたことの差なんでしょうね。

自分に期待できないとなれば、あとは次に期待する…そう私は考えました。補佐の有無にもこだわったのもそうだし、1つ下の後輩に力を注いだつもり。入部当初からくそ野郎だった1つしたの後輩は、新歓隊長していたときの私からすれば本当にくそ野郎だったものの(何、新歓隊長を終えて幹部になってみると愛すべきくそ野郎に思えました。良いんですよ、くそ野郎で。まじめになんかなる必要はなくて、矯正なんかするよりも自由にやらした方が生き生きとしている。「私達とは違う」から私達に合わせる必要なんてなくて、くそ野郎でいて欲しいと思ったんです。

ただこの部を舐めてはいけないのは、得てしてくそ野郎は生き残れません。まじめな人が幅を利かせているこの部では、くそ野郎は淘汰され部を去ります。そして、絞りかすみたいに残ったまじめな人達が必死こいて、ちっちゃいことを考えているお寒い状況が生まれます。1つ下もそれは例外ではないと思います…今まさにその瀬戸際を走っているんじゃないだろうか。そう皆、責任者という立場になって大胆にやれるか、ちっちゃくまとまってしまうか。

でもまー、みんな年取って責任ある立場になるとちっさくまとまっちゃうから、まじめに成らざるを得ないのかな。そこを裏切って欲しいんだよなぁ。そうじゃなきゃ、私の最後の1年間返して欲しいよ(汗。ここ3、4年間流れた一定の雰囲気を打破して欲しい。58代でも59代もなく、57代が。2年生と1年生なんて目くそ鼻くそでしかなくて、3年生は高濃度くそ野郎なのだから。だから「1人1人がメジャーになれ」。

※ただ一般的にはくそ野郎が良い意味で時代や歴史を変えた試しはありませんし、世間的に「やっぱりくそ野郎だね」と評価されてしまうことが多いです。

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