ベイエリア独身日本式サラリーマン生活

駐在で米国ベイエリアへやってきた独身日本式サラリーマンによる独身日本式サラリーマンのための日々の記録

家系ラーメンヨコハマ

2016-09-20 21:52:37 | 食事
 家系ラーメンヨコハマは、ベイエリアから橋を渡ってユニオンシティにあるラーメン屋だ。ベイにかかる4本の道路橋のうち、もっともマイナーな橋と呼んでいいDumbarton Bridgeを行く。橋のベイ側のたもとにはFace bookの本社があり、その看板で記念写真を撮る人々を見ることができる。そして湾沿いは干潟の回復を目的とした整備という名の放置がされている。橋を越えるあたりから、どぶ川の様な臭気に襲われるが、これは塩田のせいだと思う。橋を渡ってから15分程度北上したところのショッピングエリアに、家系ラーメンヨコハマはあるのだ。

この店の特長は以下のとおりだ。参考にしてもらいたい。

①内装・雰囲気
店内は黒っぽい内装だ。筆者が訪れたのは午後二時頃であったが、大変な賑わいであった。
大きな黒い布に白くデカデカと“家”と書かれた垂れ幕が下がっている。

②店員
店員も内装に合わせて黒いTシャツを着ている。
そのTシャツの左胸の部分に“家”と大きく書かれている。

③メニュー、味
複数のラーメンがあり、スパイシー系のラーメンがヒスパニックの人々に人気のようだ。筆者は、元祖家系ラーメンをいただいた。普通に美味しい、筆者の知る家系ラーメンに近い味であった。アサヒビールも売られていて、よく冷えていたので満足した。


とにかく、店内のいろいろなところに“家”と書かれていて、ずっと“家”という字を見たり、“家”という字を何度も書いたときに感じる「“家”ってなんや!」というもどかしい感覚になってしまった。人々の都市部への集中が核家族化を生み、女性の権利確立により夫婦別姓を選択する人々も増加したそうだ。親戚縁者の住む故郷から地球1/3周分も離れたベイエリアに住む独身日本式サラリーマン諸氏は、改めて“家”について考えなおしたいと思うこともあるだろう。そんなときはあのどぶ臭い橋を渡って“家系ラーメンヨコハマ”へ行ってみよう。