セイブルック・フィッシュハウスは、コネチカット州ロッキー・ヒル市内にあるシーフードレストランだ。クラムチャウダーの発祥地だけあってか、ニューイングランドの白人は魚介系の料理を好むようだ。大衆用のスーパーマーケットのStop Shopでも比較的多くの魚介類が並び、富裕層向けの Whole Foods Market の鮮魚コーナーでは鯛やサバ、マスなどの小ぶりの魚が丸ごと一尾で売られている。肉食白人が多く住むベイエリアではあまり見ない光景だ。また、シーフードレストランと銘打った食堂、バーも点在しており、ベイエリア30代独身日本式サラリーマンの心をくすぐる。今回はそのうちのひとつを紹介する。
このお店の特長は以下のとおりだ。参考にしてもらいたい。
①アクセス・外観
ロッキーヒル市は比較的新しい町であるためか、古いダウンタウンはなく、幹線道路沿いに点々と商業施設やレストランがあるばかりだ。セイブルック・フィッシュハウスは、州道99号沿いの先日紹介したコネチカット川渡し船へ向かう交差点付近にあるお店だ。白を基調とした建物に、緑色で統一した窓枠・扉やオーニングテントが可愛らしく、釣り針を模したお店の看板デザインも小洒落ている。付近のお店とは異なるややハイエンドな雰囲気は、2人以上での来店が好ましいように見え、30代独身日本式サラリーマンにとっては敷居が高く感じる。
②中の様子
そうさ100%の勇気を出して最初の扉を開くと、正面に貼り紙があり、“右がラウンジ、左がダイニング”と書かれているので30代独身日本式サラリーマンは右へ進む。そうすると意外にもカジュアルな空間があり、敷居を越えるために足を上げ過ぎていた自分に気が付く。手前には安作りのテーブル席が複数、奥には普通のスポーツバーで見られる形式のカウンターテーブルがあり、嬉しいことに一人客もおり、筆者は思わずガッツポーズをしてしまった。ただアジア人の来店は珍しいようで、テーブル席で食事を楽しむ白人老夫婦などから視線を浴びる。
③メニュー、味
何といっても生牡蠣と生ハマグリが食べられるのが嬉しい。1個から注文できるので30代独身日本式サラリーマンは、4個ずつ程度注文するといい。特にハマグリの海の香りが素晴らしく、生ビールや白ワインと一緒に楽しめる。そして前菜が終わると20~30ドル程度のやや値が張る魚介メニューからメインを選ぶことになるが、筆者は何を頼んでいいのか判らず結局毎回フィッシュ&チップスを頼んでしまう。興味のある諸氏らは、Baked Stuffed Sole やShrimp Scampiなどにも挑戦されたし。魚介とアルコールで満たされて、何ともいえない満足感を得ることができるはずだ。調理には少し時間がかかるが、ワインをおかわりしながらゆっくりと待つ時間もまた楽しい。
コネチカットの日はすっかり短くなり、夕方5時を過ぎると空は闇に包まれる。ベイエリアに比べて電柱が多く、土地が余って空き地が多い道路沿いの夕暮れは、何となく田舎の日本の冬景色に近いものがあり、冬の部活帰りの下校を思い起こさせて切ない気持ちになる。でもあったかいシチューは待っていないので、30代独身日本式サラリーマンはセイブルック・フィッシュハウスでニューイングランド・クラムチャウダーでも飲んで体を温めながら、宮沢りえさんとの結婚騒動のすったもんだ、貴アンドTOSHIの洗脳騒動、紀子を交えた貴アンド若による平成の兄弟喧嘩、そして今回のモンゴルと、いつも貝殻のように頑なに口を閉ざすのに何故かゴシップの種になってしまう貴乃花親方の不幸と、生まれてこのかた何の種も撒けていない自分の不幸を比べながらビールを飲みましょう。
このお店の特長は以下のとおりだ。参考にしてもらいたい。
①アクセス・外観
ロッキーヒル市は比較的新しい町であるためか、古いダウンタウンはなく、幹線道路沿いに点々と商業施設やレストランがあるばかりだ。セイブルック・フィッシュハウスは、州道99号沿いの先日紹介したコネチカット川渡し船へ向かう交差点付近にあるお店だ。白を基調とした建物に、緑色で統一した窓枠・扉やオーニングテントが可愛らしく、釣り針を模したお店の看板デザインも小洒落ている。付近のお店とは異なるややハイエンドな雰囲気は、2人以上での来店が好ましいように見え、30代独身日本式サラリーマンにとっては敷居が高く感じる。
②中の様子
そうさ100%の勇気を出して最初の扉を開くと、正面に貼り紙があり、“右がラウンジ、左がダイニング”と書かれているので30代独身日本式サラリーマンは右へ進む。そうすると意外にもカジュアルな空間があり、敷居を越えるために足を上げ過ぎていた自分に気が付く。手前には安作りのテーブル席が複数、奥には普通のスポーツバーで見られる形式のカウンターテーブルがあり、嬉しいことに一人客もおり、筆者は思わずガッツポーズをしてしまった。ただアジア人の来店は珍しいようで、テーブル席で食事を楽しむ白人老夫婦などから視線を浴びる。
③メニュー、味
何といっても生牡蠣と生ハマグリが食べられるのが嬉しい。1個から注文できるので30代独身日本式サラリーマンは、4個ずつ程度注文するといい。特にハマグリの海の香りが素晴らしく、生ビールや白ワインと一緒に楽しめる。そして前菜が終わると20~30ドル程度のやや値が張る魚介メニューからメインを選ぶことになるが、筆者は何を頼んでいいのか判らず結局毎回フィッシュ&チップスを頼んでしまう。興味のある諸氏らは、Baked Stuffed Sole やShrimp Scampiなどにも挑戦されたし。魚介とアルコールで満たされて、何ともいえない満足感を得ることができるはずだ。調理には少し時間がかかるが、ワインをおかわりしながらゆっくりと待つ時間もまた楽しい。
コネチカットの日はすっかり短くなり、夕方5時を過ぎると空は闇に包まれる。ベイエリアに比べて電柱が多く、土地が余って空き地が多い道路沿いの夕暮れは、何となく田舎の日本の冬景色に近いものがあり、冬の部活帰りの下校を思い起こさせて切ない気持ちになる。でもあったかいシチューは待っていないので、30代独身日本式サラリーマンはセイブルック・フィッシュハウスでニューイングランド・クラムチャウダーでも飲んで体を温めながら、宮沢りえさんとの結婚騒動のすったもんだ、貴アンドTOSHIの洗脳騒動、紀子を交えた貴アンド若による平成の兄弟喧嘩、そして今回のモンゴルと、いつも貝殻のように頑なに口を閉ざすのに何故かゴシップの種になってしまう貴乃花親方の不幸と、生まれてこのかた何の種も撒けていない自分の不幸を比べながらビールを飲みましょう。