1920年の創建当時に奉納された木々が育ち、
今は緑の杜となっている明治神宮は、
明治天皇と昭憲皇太后を祀っていますが、
北参道から参拝しようと思います。
「カナカナ…」
特に夕方の日が暮れる頃に鳴く声の美しさから
「日暮らし」と名付けられたのだというヒグラシ。
早朝と夕方、そして雨雲が広がったときなど、
周囲の明るさが急に変化するときに鳴くそうです。
「ツクツクオーシ」と連続して鳴いた後、
「ジー」と鳴いて終わるのが、ツクツクボウシ。
「ミーン、ミンミン…」ミンミンゼミ。
蝉が鳴くのは、仲間同士の交信だそうですが、
オスが鳴く一番の目的は、メスを惹ひきつけること。
力強く、よく通る鳴き声を好まれるらしく、
オスの声も自然に力が入り大きくなのでしょう。
これだけの緑の杜、蝉しぐれというより、
蝉の大大合唱なのでした。
ただ歩いているだけでも心洗われる明治神宮ですが、
参拝もせずに帰るわけにはいきません。
参拝客は少なく、一人一人の参拝時間は長いようです。
参拝することは可能なのですが、
コロナ禍で立入禁止の場所もあります。
北・西・南から参道がのびる明治神宮、
北は代々木駅、南は原宿駅、西は参宮橋駅に出ます。
東京都渋谷区代々木神園町1-1
2021.8.22
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます