まるみのあっちこっち巡り

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大分城址公園ウォーキング

2024-10-05 00:24:23 | お出かけ 九州・沖縄



大分の名君といえば、大友宗麟が思い浮かびます。
鎌倉以来400年間、豊後を治めてきた名門。
大友宗麟の時代が最盛期、九州の大半を支配、
キリシタン大名として海外とも積極的に交易しました。

息子の代になって衰退、国を去った後、
豊臣秀吉に仕えた石田三成の妹婿・福原直高が、
秀吉の命を受け、1597年に城づくりが始まります。







現在、「府内城跡」を含む周辺一帯は、
「大分城址公園」の名で、
市民の憩いの場として広く親しまれ、
桜の名所としても知られています。







1602年に四重櫓の天守閣が築かれましたが、
大火により焼失、以降再建されずに
天守台として残り、そこにのぼってみました。







天守閣のあった本丸周辺の水堀は
埋められましたが、一部内堀が残ります。
再建された廊下橋が見えています。







本丸櫓台と二階櫓の石垣の間にかかるのが
復元された廊下橋で、府内城には、
3箇所の廊下橋が架けられていました。







塀や屋根のある木製の橋で、
入口には扉までついていたそうです。
敵の一斉攻撃から身を守り、
城内から撃って出るには最適な造りです。







廊下橋を渡った先にある松栄神社。
徳川家康の生家、松平家の祭神、近正八幡宮。
1900年、現護国神社境内より、移転。
大戦の戦災も逃れた神社だとか。







日本100名城にも選定されている大分府内城。
資料などはこちらでいただけます。
100名城スタンプは大手門にあります。

大分県大分市荷揚町4-1

2023.12.14


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