日本料理の「なだ万」は、天保元年(1830年)創業の老舗。
『灘万の割烹は好し』と森鷗外の小倉日記に記され、
各時代の文人や名士に愛されてきた味です。
初めて「日本料理 東京なだ万」で食事をした時の感動は、
数十年たった今でも忘れられないのですが、
デパ地下で購入できるお弁当も美味しく、
いつかおせちも購入したいと思っていました。
おせち料理の内容、素材により3万円台~20万円台と
予算に合わせて複数種類用意されています。
「なだ万のおせち」であっても冷凍は避けたい、
冷蔵で届くことにこだわり、予算内に納まるのが、
単品パックおせち 15品目セット【舞】(3~4人前)でした。
料金は、19,440円(税込)、10月中旬に予約しました。
今までは、レストランやデパートに大晦日に
受け取りに行っていたので、
何かと慌ただしい日ですから
配送されてくれるのはありがたいことでした。
紅白小板蒲鉾セット・伊達巻・黒豆-丹波黒大豆使用-
・栗きんとん・田作り・味付け数の子・にしん昆布巻
・紅白祝いなます・人参旨煮・ごぼう旨煮・里芋旨煮(ゆず風味)
・黒豚の角煮・合鴨燻製・祝い海老・鰆西京焼
包装を開封し、そのままいただくことができますが、
黒豚の角煮は袋のまま沸騰させたお湯で温めます。
お好みで器やお重に盛り付ける必要もあり、
プラごみが出ることにもなったのは難点でした。
家族でいただくおせち、気取ることもないので、
切り分けて、器に盛り付けただけで、
恥ずかしくもあるのですが・・・
期待を裏切らない味に納得
価格が価格なので豪華な食材ではありませんが、
どれも好みの味付けで、美味しくいただきました。
2020.1.1