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まるみのあっちこっち巡り

ー33,000枚を超える写真とともに綴るお出かけブログー

あの日から2年、在りし日の道の駅高田松原

2013-03-11 16:11:52 | お出かけ 東北


東日本大震災から2年、震災の日も
陸前高田市を訪れた日も忘れることはないでしょう。
高田松原を見ておきたいと思いましたが、
目の前にあるのに歩いて行くことができませんでした。





「道の駅 高田松原」は、
岩手県陸前高田市の国道45号上にありましたが、
大津波によって甚大な被害を被り、今も休館中です。

隣りの「高田松原物産館」では、
野菜や海産物が販売されていました。





陸前高田市で毎年8月に開催されている
「気仙町けんか七夕」に使用される山車が展示されていました。

900年前から行われていた「気仙町けんか七夕」
津波での流出により11台もの山車が流され、
残された山車が1台のため、けんかはできませんが、
<伝統を途絶えさせない>という熱意と
<亡くなった人達への供養>のために
けんか七夕まつりが開催されています。





岩手県から宮城県にかけての南三陸は、入り組んだリアス式海岸。
変化に富んだ風景、港に揚がる魚介などの
旅の楽しみが点々と連なっているところです。

2009年は、新型インフルエンザの世界的流行で、
社員も家族も海外渡航自粛となり、夏休みをマイカーで、
東北の秘湯、下北半島から海岸沿いをドライブすることにしました。





途中で、耳の帯状疱疹による顔面麻痺が始まり、
耳の痛み、耳鳴り、めまい、熱もあり歩くのも困難になり、
予定を変更し、ゆっくりと海岸沿いに南下しました。

食欲はなかったのですが、
薬をのむために少しでも食べておこうと
こちらでご飯茶碗1膳ぶんほどのネギトロ丼をオーダー。





フラフラ状態であったにもかかわらず、
記念のスタンプを薄いのですが押していました。





もう限界と感じて、海岸沿いを走るのを諦め、
東北道を走り帰宅、ずっと眠り続けていたまるみでした。
その後、大学病院を受診し、即入院となりました。

南三陸の旅はまた行けばいいとその時は思っていましたが、
もう2度とあの高田松原は見ることができないのでしょう。

奇跡的に残った1本松が復興のシンボルになりました。

そして、1億5千万円をかけて元の場所に植えることに。
今なお31万5千人もの方が避難生活を送っていらっしゃるので、
複雑な思いもしますが、希望を託して前へ進んで行きましょう。

岩手県陸前高田市高田町古川

訪問日 2009.8.29
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北東北のおみやげ

2012-05-29 12:15:48 | お出かけ 東北

料理はダシにこだわって昆布から取りましょう。

本州最東端に位置する下北半島尻屋崎が望む海域は、
津軽海峡から流れる黒潮と
太平洋から流れる親潮がぶつかり合う漁場で、
良質な海藻が育つのです。

尻屋の海に自生した天然昆布です。

素材の良さで、料理の腕をカバーしないと…

ひじきのふりかけ、塩吹き昆布など
簡単に調理できるものもお買い上げ。





青森のごぼうを使用したごぼうせんべいは、
ごぼうの香り、食感までも再現しているかのような
ピリッと辛いせんべいです。

南部煎餅も酒蔵の煎餅もお買い上げ。





「さきいか」も「のしいか」も大好き!

八戸の朝市で買った花万食品の
「花こがね」が、お気に入りとなりました。
これは食べたことがない食感、最高です。

「高いけれどいいのですか?」て、聞かれたときには、
値段も見ずにこれ下さいと言ったことを後悔しましたが、納得の味、
これだけのイカを使った珍味ですからお得

青森のイカは最高

塩辛も保冷財を入れていただいてお買い上げ。

おみやげの金額はたいしたことはありませんが、
それでも普段の旅行より奮発しました。
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創業141周年の酒蔵見学とお買い物

2012-05-28 12:27:46 | お出かけ 東北

悪天候のため予定されていた
イベント滞在時間が大幅に短縮されたツアー、
帰りの新幹線の時間までは、たっぷりとありました。

安く仕入れた団体キップでは、
出発時間は変更できないでしょう。

こんな時どうするのかしらと思ったら
無料で見学できる酒蔵に行くことになりました。





「手作り行程」と「近代行程」と20分程の
見学の後は、試飲とお買い物です。

普段の国内旅行はマイカーかレンタカーのドライブなので、
酒蔵やワイナリーに寄るコースを組みませんが、
今日はバスで駅まで送られ、その後新幹線なのですから
この時とばかりに試飲させていただきました。

「にごり生酒造酒」「純米初しぼり」…
 う~ん、美味しい
まるみは、日本酒党なのでありました。

適量の日本酒はお肌にとても良いのです。

化粧水として使われるくらいなのですが、
肌につけるより体内に入れたほうが
効果も高いと言われています。

こちらの日本酒は、お肌につけても吸い込むように浸透し、
ベタベタすることがありません。

残ったら肌につけてくださいと
お店の方に説明を受けました。





ガイドさんオススメの大吟醸ソフトも美味しいです。

大吟醸の酒粕と手作りの大吟醸を混ぜたソフトは、
まろやかで濃厚、後味スッキリ!

売り切れになることも多いとか、300円です。

ここでもおみやげをたっぷりと買いました。
(クレジッカード払いもOK!)

おみやげにした煎餅などの評判も良かったです。

東日本義援金付きのナチュラルスパークリング日本酒もオススメ。

岩手県盛岡市大慈寺町10-34 
あさ開
こちらのレストランは4月28日公開の
「HOME 愛しの座敷わらし」のロケ地です。

2012.3.24
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八戸みなと朝市まつり

2012-05-26 00:20:16 | お出かけ 東北

3月24日・25日、八戸市館鼻岸壁で
日本最大の朝市「八戸みなとまつり」が開催されました。

郷土芸能、こどもたちのステージイベントなどの
盛りだくさんの企画があります。

雪が吹き付ける悪天候になり、
出演者や出店のキャンセルも多かったようですが、
とにかく2年ぶりの開催となったのです。





名物の「せんべい汁」が振舞われていました。





「ふ~、温まるなぁ~」





東北新幹線の八戸開業1周年と徐々に復興している
八戸と周辺地域のPRのため
準備されていたと思います。





約350店が出店する予定で、
買うことで復興をお手伝いしようと思ったのですが、
傘も無意味なほどの悪天候では、
思うようには買うことができません。

どんどんカラダの熱も奪われていくし、
ダウンコートも靴もびしょ濡れです。





会場からちょっと避難してしまいました。





八戸の被害は、岩手や宮城ほどには
報道されませんでしたが、
大津波の被害は大きいものでした。





かつて宿泊した八戸市内のホテルに
震災直後にお見舞いのメールをしたところ
丁寧な返信をいただきました。

「八戸の姿を見るだけでもいいからまた来てください」と。





今日のお昼は掛けそばと鮭のおにぎり、
被災した当時は、無料でこのそばが振舞われたそうです。





この春は野菜が高くて、スーパーでも
長ネギが1本売りも目立ちましたが、
炭火で焼いてたれで味付けして100円です。

ネギマが良かったのですが、
皮とネギしかありませんでした。

でも、今日はこれで大満足です。





コーヒーを買おうかな?

出発予定時間よりかなり早めにバスに戻りましたが、
それでも最後から2番目だったと思います。

首都圏の人間には、雪や寒さに耐えられません。

暖もとれずに非難していた方は、
こんなものじゃなかったはずです。

びしょ濡れになっても暖かいバスの中で、
ソックスを履き替えたり、暖かい飲み物を飲んだり、
こんなことが贅沢なことだと思えました。






会場を出るときもスタッフが手を振ってお見送り。

八戸では、毎週日曜日に朝市が開催されています。

日の出~午前10時までですが、八戸にお立ち寄りの際は、
ぜひお買い得品をゲットしてみてはいかがでしょう。

美味しい食べ物が揃っていますよ。

青森県八戸市

2012.3.24
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ウミネコの繁殖地 金運のパワースポット蕪島へ

2012-05-25 00:32:37 | お出かけ 東北


昨夜から降り続く雪が恨めしい朝を迎えました。

眺めているには綺麗な雪景色なのですが、
吹雪いている中を観光するのは…





大漁旗を振りながらお見送りをしてくださる
ホテルスタッフを見れば、甘えたことは言えません。

観光バスは、八戸のパワースポットへと向かいます。





昭和18年から埋め立て工事を行い、
現在は陸続きですが、かつては離島だった蕪島です。

大正11年にウミネコの繁殖地として、
天然記念物として指定されました。





3月には、3万羽を超えるウミネコが集まり
産卵、子育てを終え、8月には去っていくそうです。

繁殖期にはウミネコで
足の踏み場もなくなるといいます。

夏に八戸を訪れた時には、断念しました。





この日は雪ですし、傘を差していますから
空からフンが落ちてきても大丈夫。

これをテーマにした「うみねこバクダン」という
お菓子まで販売されているそうです。





何を思っているのかウミネコが並んでいます。

繁殖期にフンを付けられたら「運気向上」の
証明書を社務所でもらえるそうです。





お参りをしておかないといけません。

商売繁盛、漁業の守り神、夫婦円満、縁結び、
子授け、安産、ご利益の多い神社です。





島を3周回って参拝すると運が開けるそうなのですが、
回れないとすぐに断念しました。

せっかくの金運のパワースポットなのに、
根性が足りませんでした。





日本で唯一ウミネコの巣を
間近に観察できる所でもあります。

悪天候で、バスを降りられなかった方も
多かったのですが、まるみも寒さには弱いのでした。

青森県八戸市

2012.3.24
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2012年3月の岩手・宮古の風景

2012-05-17 00:14:04 | お出かけ 東北

日本有数の漁場、三陸沖でとれた魚が水揚げされる宮古。





あの未曾有の大災害から1年、
ここまで復興されたといえるのか、
まだまだとみるのか判断はつきかねますが、
ここで何が起きたのかは忘れてはいけません。





北三陸へと向かうこの道を
かつてマイカーで走ったこともあります。





このような瓦礫の山は、ここかしこにありました。

各地の自治体で受け入れるべきなのだと思います。





田老地区の堤防は、よく報道されましたね。

日本三大鍾乳洞の龍泉洞や北山崎、鵜ノ巣断崖、黒崎といった
リアス式海岸の荒々しさを一望できるスポットは、
この近辺にあり、かつて訪れたことがあるだけに切なく、
バスからじっと見つめた風景です。

岩手県宮古市

2012.3.24
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緊急企画!と題したツアーに参加

2012-05-15 00:30:27 | お出かけ 東北


<緊急企画!岩手の熱き誇り「三陸・浄土ヶ浜」と
2年ぶりに復活!日本最大の朝市「八戸みなとまつり」>

夕刊で見つけた旅行会社のツアーをその日のうちに
ネットで会員登録をして申し込み、
3月23日に行ってきました。

ずっと気になっていた東北の被災地の状況を
自分の目で確認したいという気持ちがあったからです。

物見遊山の観光はまだ抵抗があるけれど、
復興支援できるようなツアーなら
良いかもと考えての参加でした。





新幹線で盛岡駅まで行き、観光バスに乗り換えます。
参加者は少なくバスは、一人二席使用可能です。

車窓には、盛岡の石割桜が見えます。

内陸部の盛岡市内は、震災前に観光した時と
変わらない風景が広がっていたように感じました。





浄土ヶ浜へ向かう途中、道の駅で休憩です。





現在は宮古市となっている川井地区ですが、
盛岡市から約1時間、
宮古市の市街地との中間地点にあります。

昼食は、バスの中でお弁当を食べることになっていたのですが、
手作りの惣菜パンや焼きソバなども美味しそうで、
これも復興支援につながると買い込みました。





デザートに買った海プリンも
塩味が効いて美味しかったです。

宮古市の市街地に入ると
大災害の爪痕を目にするようになり、
目頭を押さえることになりました。

岩手県盛岡市・宮古市

2012.3.23
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