じゃ、僕の話をします。

『本気食聡咲』の記事は「居酒屋・和食」カテゴリーよりご覧下さい。/※各掲載店の閉店情報等は基本的に追記しておりません。

上士幌町の底ヂカラ。

2016-09-11 | 旅行・駅弁
先日、上士幌町に行く機会が。


初めて訪れたナイタイ高原の眺めは、十勝平野を全身で感じるような思い。

泊まったのは糠平温泉の「中村屋」さん。



色々な経緯もあって、今は部屋数を減らして、手作りのおもてなしをしているとのことでしたが、実際、宿にいる間はずっとその温もりを感じていました。

建物は年季が入ってましたが、掃除も行き届いていて快適でしたし、温泉も新鮮さを感じました。

食事も地元の素材をふんだんに使っていて、ここでしか食べられないような物ばかり。

山菜の天ぷらなどは鮮烈な風味にビックリしましたし、半生でも食べられるという無菌豚の陶板焼きは、実際レアで頂きましたが、体験した事のないような旨味が溢れていました。

夜の露天風呂からは満天の星空。照明を一時的に消せる仕掛けもあって、吸い込まれそうな星空を久しぶりに目にしました。

朝食も、地元産の食材を使った手の込んだお惣菜が並びました。心を尽くしてくださってるのを感じながら、噛み締めました。



このロビーも、自宅の居間より落ち着ける雰囲気。いつまでも居たくなる空間。

他の宿の温泉をハシゴしたり、連泊した際は夕食や朝食を他の宿などで頂ける、なんて仕組みもありました。

温泉街全体で新しい取り組みを進めているようです。

朝の散歩をしていたら、その静寂さに心のコリがほぐれていくような気分に。


ここにしかない、優しくゆったりとした時間。

それがここにはある事を、もっと多くの方に知って欲しいと思ってしまいました。

また、泊まりに来たいですね。

まだまだ北海道には僕の知らない魅力が沢山ある…とは思ってましたが、それ以上に上士幌町の底力を垣間見る事になって、何か嬉しく、誇らしく思えました。

台風の被害も受けているようです。心よりお見舞い申し上げます。
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