テントの夜

ところで庭に張られたテントだが、真夏に試しに子供たちと一夜を明かそうと寝てみたことがあったのだが、もう蒸し暑いの何のって…。そう考えると、今の季節のほうがいいのかもしれないけど、また寝苦しくて夜中に起きてきちゃったらこまるねえ…ということで、一応、おばあちゃんとともに、洋間に敷き布団をしいておいた。

テントの方には下にこたつ布団を敷き、底冷え防止に…。その上で寝袋や毛布で寝ればいいわ…ということで。

んで、キャンプだからあんまりかまわないことにする。それなりに寝床作って、眠ろうとしていたみたい…。だが、夜の11時ごろだったか、ふと洋間を見ると、うちの息子だけあがってきて寝てるじゃんですか…。そうそうにリタイアかよ。お友達ほっといていいのかな（汗）と思い、テントをのぞいてみる。まだひとりは起きていて、「寝心地どうですか。」とたずねると「いいです。」と答える。んで、こっちで寝たいらしいので、だったらいいか…と思い、わたしは二階へあがる。
深夜3時頃までは起きてたんだけど、にどまりに「明日も早朝から起こされないとは限らないぞ…。」と声をかけられたので、もう眠ることにした。

そしたら、朝の4時には、雨がざあざあふっていたらしい。わたしは寝入りばなだったので全然知らなかったんだけど、結局こどもたちはみんな洋間に上がって寝たらい。おばあちゃんが起きて、テントの中に置きっぱなしの荷物などを雨の中、回収したとのこと。そして、彼女もなんだかきゅーっとおなかがすいて寝られなかったので、子供たちもそうかなと思い、トーストなどを食べさせて、自分も食べて、そして朝まで眠ったとのことだった。

まあ、トラブルがあったほうが楽しいから…ということで。しかし、山の中や公園では、こうはいかなかったなあ。…念のためにしいていたふとんも、全部役に立ってよかったね、とおばあちゃんと話す。

朝ごはんは、みんなで近くのコンビニに肉まんを買いにいって食べたらしいです。
それから、子供部屋で少し遊んで、自転車に荷物積んで、みんな帰りました。
「いろいろあったけど、楽しかった。」と、お友達は言っていたそうです。