日々雑感

子供たちはいなくなり、夫とワン1匹暮らし。

プリペットにスズメバチ

2017年09月14日 | 
プリペット生垣の端っこの1本は大きな木になっている(している)。


この幹から樹液が出るようで、夏のあいだはカナブンやカメムシ等がはりついていた。
そして・・・今年の秋もやってきたスズメバチ!


スズメバチが来るのに気がついたのは去年。
これが去年の10月の様子。


最初は仰天して、殺虫剤で退治した。けれど、やっつけてもやっけてもやってくる。
近くに巣は無いようだし、なんで来るの?
と、調べてみたら、スズメバチはプリペットが大好きだという記事を見つけた。

以下、必要情報の抜粋

スズメバチは樹液も餌としています。適度に発酵した樹液は彼らの好物であり、重要な炭水化物源となっているのです。

特に夏の時期は、クワガタムシ、カブトムシ、カナブンなどの昆虫同様、クヌギ、コナラ、タブノキ、アベマキ、ハルニレなどの広葉樹から出る樹液にスズメバチがよく集まってきます。

また秋には、夏期とは異なる樹種の樹液に集まることがよくあります。その中には庭木や生垣として植えられるプリペット(セイヨウイボタノキ)、ネズミモチ、シマトネリコ、ベニカナメモチなどの樹種が含まれます。特にプリペット、ネズミモチ、シマトネリコの3樹種にスズメバチが来集するということはほとんど知られていないのか、情報としてあまり共有されていません。

これらのスズメバチは単独行動中ですので、人を刺すことはありません。1メートル程度の距離に近づいたとしても、スズメバチは人間に関心を示すことすらありません。

晩秋ともなるとスズメバチたちの餌は急激に不足してきます。一方、働き蜂にとっては新女王蜂をいよいよ独立させ、世に送り出す必要があります。新女王に十分な餌を与えなければ、次世代を担う彼女たちは無事に冬を乗り切ることができなくなるでしょう。

つまりスズメバチの働き蜂たちが、最後の総仕上げのため、餌集めに苦労している時期なのです。人間なんかに構っているヒマなどあるはずもありません。

ですから、周囲に巣がない状態であれば、スズメバチを見かけても怖がる必要はありません。そっとしておけば良いのです。庭作業などをする必要があるのでしたらいつも通りに、どうしても気になるようでしたら、いつもよりはゆっくりした動作で、その作業を行えば良いのです。

  上野高敏さんのウェブサイト(九州大学大学院 農学研究院 生物的防除研究施設)より

ということで、退治することは諦めた。
実際、すぐそばまで近づいてもまったく見向きもしない。


ちなみに去年、ペットボトルトラップでスズメバチを捕獲!というのもやってみたけど、1匹も捕まらなかった。
ペットボトルに入れた餌よりも樹液のほうが美味しいらしい。


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