Are Core Hire Hare ~アレコレヒレハレ~

自作のweb漫画、長編小説、音楽、随想、米ラジオ番組『Coast to Coast AM』の紹介など

ピンチはチャンスの意味

2016-01-22 21:22:22 | コラム

カツ横流し事件、約一日で自らの手で全容解明 「これぞ神対応!」と壱番屋の株が急上昇 (J-CASTの記事より)

誰しもピンチに陥ると、ハマりやすいのが自分が独りだと思い込むことです。
人に助けを求めれば解決できるのに、それを忘れてしまいます。
人に比べれば自分はマシな方なのに、自分が世界一不幸だと思い込みます。

ピンチは自分から「人」を忘れさせ、孤独にしてしまいます。
そして、もうひとつ忘れてしまいがちなのが人の目です。

意外と、自分のピンチは人から見られています。
仕事の仲間はもちろん、友だちや気になる異性、自分の親や子どもだってそうです。
そして、それをどう切り抜けるかを、彼ら自身も無意識のうちに評価しています。

ですから、ピンチなときほど人の目を気にして「誰かが見てくれている」と自分を励ますのは大事です。
自分でも思いがけない結果になって帰ってきたりします。

その効果を最大限利用した歴史上の人物がいます。
それがキリストです。

なんといっても弟子のユダに裏切られ最後の受難こそが、彼の見せ場です。
それを見事に受けきって、世界で最も影響力を持つ宗教のひとつの創始者にまでなりました。

そして、上の記事もそんな好例なんじゃないでしょうか。

コメント
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